エキスパート待望 の検索結果

製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望(4)

若手技術者育成の盲点 〜見本となる指導者めざせ 基本姿勢は論理的思考力〜 若手技術者の育成の盲点とは何でしょうか。実は、若手技術者を現場で指導する指導者の育成です。よく指導者となる技術者の方と話をしていると、「最近の若手は根性が無い」「自分が若手の頃はもっと大変だった」という話をよくききます。しかし残念ながら指導者側のこのような発言のほとんどは何らかの脚色をされたものです。つまり、当の本人が思っているほど厳しい現実にさらされているわけではなく、若手の実力も当の本人の若いころと大差ないということです。 そのような昔話よりも若手技術者育成においての重要なのは、見本となる指導者の存在です。指導者側に…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望(3)

陥りがちな人材育成方法 技術者には4つのパターン 技術者がどうしても陥りがちな人材育成方法があります。技術者の間で行われる育成方法というのは、意識しているにしても、無意識であるにしても、大きく4つのパターンに分けられます。 ◇ ◆ ◇ ・俺の背中を見て育てという「職人系」 ・スポ根フル活用で育てようとする「体育会系」 ・一挙手一投足まで細かく指示した指示書でがんじがらめにする「軍隊系」 ・育成には一切我関与せずの「放置系」 ◇ ◆ ◇ 人材育成に延々と時間をかけてもいいのであれば職人系は機能するでしょう。いくら人を叱責したとしても、相手が納得するくらいの実績に伴う圧倒的なカリスマが指導者側にあ…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望(2)

【本質に絞れば3点に集約 若手技術者育成のポイント】 若手技術者育成のポイントは何でしょうか。もちろん色々ありますが、本質的なものに絞っていくと以下3点に集約されます。(1)仕事が好きなことや興味のあることである(2)仕事を任せてもらえる(3)信頼できる上司・先輩の存在-。これら3つの要素が重なり合ったところに、技術者育成の本質が現れます。それぞれについて一つ一つ説明していきます。 ◇◆◇ 1.仕事が好きなことや興味のあること 人というのは自分の好きなことや興味のあることであれば、長い期間にわたってモチベーションを維持することができます。このモチベーションというのは育成という観点から極めて重要…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望(1)

【若手技術者の人材育成急務 自身に「成長している」実感を】 製造業にあるものづくり企業存続にもかかわる利益の根幹は何でしょうか? 当然ながら付加価値のある製品を販売することです。では、その付加価値のある製品を具現化する、つまり開発するのは誰かとなれば、それは「技術者」ということになります。製造業の製品の最も大切な部分の一部を担っているのが技術者なのです。 その技術者たちも例外ではありませんが、年功序列に基づいた収入体系が一般的な日本の製造業では、年齢が高くなるほど収入は上がってきます。裏を返せば、収入があまり高くない若い段階から、付加価値の高い製品を世に送り出し、会社に利益をもたらすことができ…