エキスパート待望 の検索結果

製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (37)

若手技術者が自分で考えて動いてくれない ゴールと時間軸を活字で示す   「若手技術者が自分で考えて動いてくれない」という時には、「必要なゴールとそれに到達する時間軸を活字で示した上で、細かいやり方は任せてみる」ということを試してみてください。 若手技術者が自主的に考えて動いてくれない。いつも受け身で仕事が進まない。技術者は特にこれらの傾向が強いようです。個人差があるのは当然ですが、全体的な傾向として、「理系学生は知識を蓄積し、それを知っているということが最重要と考える」というものがあり、これが大きな要因となっていると考えます。   技術系の仕事においてある程度の専門性は当然…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (36)

テレワーク対応時に何をやらせればいいか分からない 昨今、世間を騒がせているこの状況は、100年ほど前に大流行した「スペインかぜ」以来のパンデミックではないかともいわれています。スペインかぜは人間以外の動物間でのみ感染していたインフルエンザウイルスが、突然変異で人間にも感染するようになったため、人間が抗体を持っていなかったのが大流行の原因といわれているようです。 今回流行しているのはインフルエンザウイルスではありませんが、ウイルスの拡大が止められない状況として一部似通っているともいえます。   ウイルス感染拡大で要望の高まるテレワーク このような状況にあって、自宅待機などで業務を進める…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (35)

若手技術者には「紙媒体の専門書で調べる」ことを徹底させよ 「若手技術者に技術の本質を理解させるための具体的なアプローチがわからない」という時には、「紙媒体の専門書で調べる」という徹底をさせてください。 引き続き顧問先で本年入社の新人技術者の教育を行っています。ある顧問先の新人技術者に以下のような課題を出しました。研修の最中に用語が出てきたため、念のため意味を確認するためでした。 「熱伝導率は知ってる?」と聴きました。その新人技術者たちは一斉に「もちろん知っています」と答えました。次にその言葉の意味を説明して、といいました。すると数人が、「熱の伝わりやすさ」と答えました。表現が違えど、おおむね同…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (34)

技術者の能力本位採用に向け 具体的に何をすればいいのかわからない 先日の日経新聞で「能力本位の新卒採用に改革を」という興味深い社説が出ていました。その記事が物語っているのが、企業が時代の変化の速さを踏まえ、あるべき新卒採用の姿が見えない中で、存亡の危機感を強く感じている、ということが背景にあると思います。 弊社も弊社自身の事業経営はもちろん、顧問先の事業環境を見る限り、時代の流れが明らかに早く、そして複雑になっているのを感じます。 上記の社説で述べられているのは、「旧態依然とした採用方法、採用思考を変えなくてはいけない」「人材確保を急ぐ故、能力の把握が不十分ではないか」「思考力や分析力を重視し…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (33)

新人技術者の“知っている”ということが実務には使えない 今日のワンポイントは、「新人技術者の”知っている”ということが実務には使えない」という時には、「すべてを教えるのではなく、期限を決めて調べさせて説明させる」ということを心がけてください。 新人教育について、弊社の顧問先でも全体研修が終わり、研究開発部門での教育を開始しています。年齢や土地柄で技術者のタイプを分類するのはあまり意味が無く、個々人の性格に由来する要素の方が大きいと考えますが、ほぼ全員に共通して当てはまるのは、「新人技術者の”知っている”ということが実務には使えない」ということです。   新人技術者に対する基礎技術的な…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (32)

革新生む「創造力」と「誘導力」 技術者のイノベーションと企画力 1:企画力とその盲点 「技術者にとって求められるのは、イノベーションである」。いろいろなところで見聞きすることです。当社がさまざまな企業をサポートするにあたり、イノベーションが大切であることに疑いの余地はありません。ただ、何より大切なのは、「イノベーションのために必要となる具体的なスキルは何か」を理解することです。 そこで複数のコラムに分け、技術者にとってのイノベーション、ならびにそれと密接にかかわる企画力について考えてみたいと思います。   イノベーションを実現するためには企画力は必要条件 イノベーションという言葉は先…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (31)

「若手技術者が技術の本質を理解していない」という時に 「若手技術者が技術の本質を理解していない」という時には、「古い参考図書を購入し、行き詰まった時に何度も読み返させる」ということをやらせてみてください。 AI、IoT、5Gといった技術トレンドのキーワードが飛び交う昨今。技術は日進月歩で、その賞味期限は短くなる一方。それに追いつこうと、必死にあがく。技術というとそんな印象を持つ方が多いかもしれません。 技術者にとって専門性の根幹ともいえる「技術」は極めて重要であるため、上記の展開の早さが焦燥感につながることも多いと思います。   確かに技術の展開スピードは加速する一方です。これに対し…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (30)

技術評価業務の定性的・主観的報告を改善するためには 技術者の特徴的な資質の一つに「思い込みが強い」というものがあります。国際的にも珍しい「理系」という考えのもと専門教育を施すことが、その背景にあるのかもしれません。思い込みが強いというと悪い印象を持つ方が多いかもしれませんが、一度ギアが入ると徹底的に仕事を突き詰めようとするところもあり、仕事を進めるうえでは強みになる場合もあります。ただそのような強みの裏返しとして、課題がないわけではありません。 今日のコラムでは思い込みが強いということによる課題と、その解決方法について考えてみたいと思います。   思い込みが強いことによる最大の弊害は…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (29)

技術者にとってのグローバル化とは何か マスメディアを賑わせた経団連の就活ルール廃止への言及。様々な意見があるようですが、時代の流れを受けた一つの動きといえます。 経団連会長のインタビューなどでも度々きかれた「グローバル化」ということについて技術者がどのようなことを考えなくてはいけないのかということについて考えてみたいと思います。   グローバル化というと「語学」と「文化理解」に直結するケースが多い 若手技術者の方や技術者を育成する側の方にとって「グローバル化」ということについてどのようなイメージをお持ちでしょうか。一般的にいわれるグローバル化というと、多数派意見として、「語学」と「文…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (28)

新入社員の技術者育成において徹底すべきこと 若手技術者の中で特にまっさらな状態ともいえる新入社員。夢と希望に満ち溢れた新入社員というのは組織の代謝に必須であり、またその後の成長を後押しする重要な要素となります。今日は入社1年目のいわゆる新入社員である技術者の育成について、徹底すべきポイントについて述べてみたいと思います。   指示事項を理解し、業務を進めることこそが大前提 若い方は確かに柔軟な観点があります。中にはなるほど、そういう考え方もあるのか、というものもあるかもしれません。しかし私の経験上、そのようなケースは極めて稀です。 実践経験がほとんどない入社1年目の新人技術者の発想や…