エキスパート待望 の検索結果

製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (31)

「若手技術者が技術の本質を理解していない」という時に 「若手技術者が技術の本質を理解していない」という時には、「古い参考図書を購入し、行き詰まった時に何度も読み返させる」ということをやらせてみてください。 AI、IoT、5Gといった技術トレンドのキーワードが飛び交う昨今。技術は日進月歩で、その賞味期限は短くなる一方。それに追いつこうと、必死にあがく。技術というとそんな印象を持つ方が多いかもしれません。 技術者にとって専門性の根幹ともいえる「技術」は極めて重要であるため、上記の展開の早さが焦燥感につながることも多いと思います。   確かに技術の展開スピードは加速する一方です。これに対し…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (30)

技術評価業務の定性的・主観的報告を改善するためには 技術者の特徴的な資質の一つに「思い込みが強い」というものがあります。国際的にも珍しい「理系」という考えのもと専門教育を施すことが、その背景にあるのかもしれません。思い込みが強いというと悪い印象を持つ方が多いかもしれませんが、一度ギアが入ると徹底的に仕事を突き詰めようとするところもあり、仕事を進めるうえでは強みになる場合もあります。ただそのような強みの裏返しとして、課題がないわけではありません。 今日のコラムでは思い込みが強いということによる課題と、その解決方法について考えてみたいと思います。   思い込みが強いことによる最大の弊害は…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (29)

技術者にとってのグローバル化とは何か マスメディアを賑わせた経団連の就活ルール廃止への言及。様々な意見があるようですが、時代の流れを受けた一つの動きといえます。 経団連会長のインタビューなどでも度々きかれた「グローバル化」ということについて技術者がどのようなことを考えなくてはいけないのかということについて考えてみたいと思います。   グローバル化というと「語学」と「文化理解」に直結するケースが多い 若手技術者の方や技術者を育成する側の方にとって「グローバル化」ということについてどのようなイメージをお持ちでしょうか。一般的にいわれるグローバル化というと、多数派意見として、「語学」と「文…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (28)

新入社員の技術者育成において徹底すべきこと 若手技術者の中で特にまっさらな状態ともいえる新入社員。夢と希望に満ち溢れた新入社員というのは組織の代謝に必須であり、またその後の成長を後押しする重要な要素となります。今日は入社1年目のいわゆる新入社員である技術者の育成について、徹底すべきポイントについて述べてみたいと思います。   指示事項を理解し、業務を進めることこそが大前提 若い方は確かに柔軟な観点があります。中にはなるほど、そういう考え方もあるのか、というものもあるかもしれません。しかし私の経験上、そのようなケースは極めて稀です。 実践経験がほとんどない入社1年目の新人技術者の発想や…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (27)

技術者が生き残るのに必要な普遍的スキルとは 今日の技術者人材育成コラムでは、技術者にとって永遠のテーマの一つともいえる、「普遍的スキル」について述べてみたいと思います。 国も積極的に取り組む高等教育の盲点文部科学省の中に大学分科会というものがあり、その中に「今後の高等教育の将来像の提示に向けた論点整理」というページがあります(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/houkoku/1400115.htm)。2017年の末に将来構想部会というところが、今後の高等教育はどのようになるべきか、ということをまとめたものです。 その中で社会全…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (26)

技術者にとって回避したい丸投げ思考 技術者は抱え込む方が多い 技術者の多くは気質として自ら業務を抱え込んで何とかやり切る、という方が全般的に多い傾向があります。過去にもコラム「人に聴くということを覚えさせる」でその対策をご紹介したことがあります。 これはこれで、変なプライドを背後においてもらい、人と協業することを覚えさせることが重要です。しかし、中には全く逆の傾向を示す技術者も存在するということを認識しなくてはいけません。   丸投げする技術者 結論から先に言うと業務を丸投げする方です。左から右に仕事を流すのです。自ら考えて何とかしよう、他の人に聴きながら進めていこう、という考えでは…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (25)

ゴールに向かう道筋は一つではない 技術者は数学という共通言語を使いながら、一見複雑な事象を明快に道筋立てて説明することを本質的に得意とします。この傾向は指導にも出る場合があります。より具体的にはあるゴールに導くために、途中経過含めて細かく指導するのです。これはどちらかというと優秀かつ面倒見のいい中堅から若手技術者に多い指導方法です。そういう意味ではこのような技術者の指導を受けられる若手技術者は恵まれていると見るべきでしょう。 とはいえ、課題もあります。今日のコラムではこのような指導方法のどこが問題で、どのようにして若手技術者を誘導すべきなのかを考えてみたいと思います。   細かく指示…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (24)

センスのある若手技術者を伸ばすために 様々な業界で様々な企業のサポートをしていますが、各企業で1、2人程度、とてもセンスのある技術者に出会うことがあります。年齢、学歴、性別は関係ありません。まさにセンスというものです。生まれ持ってのものといっても過言ではありません。 今日のコラムでは高いアウトプットを達成できるセンスのある技術者をどのように育成していくか、ということについて述べてみたいと思います。   センスのある技術者の共通項 センスのある技術者に共通しているのは、「自分で考え、基本的に提案型で業務を進める」「日々の業務の中からさまざまな気づきをする」「文章を書くよりも直感で動く」…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (23)

打ち合わせ前の準備が肝要 技術者の中には、「とりあえず話をしよう」という発言をする中堅以上の方が意外にも多いことに驚きます。この手の発言が多いことはすべてとは言いませんが、長い目で見るとあまり好ましいことではありません。今日のコラムでは「とりあえず話をしよう」ということの問題と人材育成に向けた解決方法について考えてみたいと思います。   技術者人材育成に好ましくない「とりあえず」 技術者人材育成で最も大切なのは育成に使用する時間を、指導者側と若手技術者側に捻出させること。限られた時間の中で結果を出すためには時間をいかに大切にするかを常に考えなくてはいけません。 イメージは沸くと思いま…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (22)

若手技術者の文章作成の癖の一つ「反復」 先日、ある新聞で「中高生の読解力 ピンチ」という記事が出ていました。これを読んだ時に、これは決して中高生だけの問題だけでなく、若手技術者の多くに当てはまることであることを強く感じました。今回のコラムでは若手技術者の読解力不足から派生する反復という癖と、その改善方法について考えてみたいと思います。   違和感のある技術文章の典型例 かつて自らの部下を指導している時はもちろん、現在も複数の顧問先で文章の添削を行いますが、主語と述語が食い違うことの多さに驚くことが多いです。そして主語と述語の食い違いから派生してよく発生する特徴的な事象があります。 技…