コラム・論説
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コラム・論説

各業界の最前線の識者によるFA・製造業を元気に盛り上げるための提言やコラムを紹介します。BtoBの営業・マーケティング手法、技術者育成、現場カイゼン、ロボット導入など、王道とトレンドを織り交ぜてお届けします。

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  • 2024年9月16日

【製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (91)】企業に勤める技術者の学術論文活用法とその読み方

企業における技術者の業務は、その多くが顧客要望に応じた製品実現に向け研究開発をする場合が多いのが実情です。当然ながら市場ニーズに応え、必要な製品を生み出すのは企業に勤める技術者の最優先命題であることに異論は多くないと考えます。 ただし、昨今の技術的な […]

  • 2024年9月11日

設備投資で顧客の信用も買う。充実した設備は優れた技術力のあかし

「百聞は一見にしかず」。目で見て得られる情報量は、耳で聞いた時の何倍、何十倍にもなる。相手に何かを伝えるためは分かりやすさが大事であり、目に見えるリアルなものや数字が効果的というのも当たり前の話だ。 先日ある電線加工メーカーに行ってきた。そこは年間売 […]

  • 2024年9月11日

【寄稿】サイバーリスクの新時代において、企業は攻撃の決定的瞬間に向けて準備を進める 著者:Cohesity グローバルサイバーレジリエンス戦略責任者 James Blake

ランサムウェアやワイパー攻撃は増加の一途をたどっており、企業は深刻な被害を受け、データを復元するために高額な身代金の支払いを支払わざるを得ない状況に追い込まれています。このような破壊的なサイバー攻撃に対して、企業はどのようにレジリエンスを構築すればよ […]

  • 2024年9月6日

令和の販売員心得 黒川想介 (120)FA営業の根底に小さな市場 成長を引き継ぐ中小の販売員

FAマーケットの黎明期にはFA営業にとって盤メーカーは大きな存在であった。当初は受配電盤、分電盤、動力盤が主であり、制御盤はわずかなものであった。その制御盤用モーターを入切するプランジャーのマグネットスイッチ型リレーで制御回路が組まれていた。プラグイ […]

  • 2024年9月4日

日本の当たり前は海外の驚き・非常識 小型・コンパクトで再び勝負を挑め

小さな容器にごはんとおかずを詰め込んだ「お弁当」。キャラクターを表現した「キャラ弁」から、かわいらしく盛り付けた「デコ弁」、はたまた茶色の食材を中心とした、手抜きだけどそれが味わいを醸し出す「地味弁」など、その進化やひろがりは凄まじい。お弁当は日本で […]

  • 2024年8月30日

令和の販売員心得 黒川想介 (119)「全自動」を夢見たFA黎明期 意気込みなくなり効率重視へ

現在、隆盛を誇っているFAマーケットではオートメーションという言葉を使った会話は皆無である。しかしFAマーケットの黎明期にはオートメーションという言葉をよく使った。その言葉には夢があった。製造現場でオートメ化が進めば将来は全ての機械設備は自動で動き、 […]

  • 2024年8月29日

【日本の製造業再起動に向けて(111)】世界視察から見える『中小製造業存続の危機』世界的景気後退と日本製造業再起動

        私は今年、世界視察と称し、ビジネス目的で世界を巡り、特に世界の機械メーカーや中小製造業を視察してきた。 これまで40年以上、世界を舞台に仕事をしてきたが、今回ほど衝撃を受けた『世界の変化』を感じたことはなかった。私の世界視察を通し、感 […]

  • 2024年8月29日

新しいモノづくりの考え方 【第5回】これからの日本式デジタル化④

―これからの日本式デジタル化―というサブタイトルで、これまでの3回はアナログの考え方も大切にしつつ、若い人の力も借りてデジタルの要素を加えたカイゼンを着実に進めていくのはどうかという話を進めて参りました。しかしそんなのんびりしたことを言っていていいの […]

  • 2024年8月28日

気持ちの良い働き方とは?業務ごとに最適な落とし所を見つけろ

「アフターコロナ」。すっかり死語となってしまったが、コロナ禍が収まった後はデジタル技術がさらに進化・浸透し、リモートワークが当たり前になり、バーチャルやメタバースが急速に普及して、デジタルメインの時代が来るなんて予測も見られた。しかし現実の世界はそう […]

  • 2024年8月26日

新しいモノづくりの考え方 【第4回】これからの日本式デジタル化③

先回の文章で、私がYouTubeチャネルを始めたことで、少しずつデジタルのことが分かってきたと申し上げました。しかし、デジタルのことが分かってきたといっても、自分でいろいろな技術を発揮できるようになったということではなく、デジタルのすごさが分かったと […]

  • 2024年8月21日

ノンFAへと領域広げるロボット活用。FA企業が担い手となれ

かつてのロボットは技術は成熟しておらず、アプリケーションの数は限られ、導入運用するにも専門家頼みだった。ロボット本体を中心とするハードウェアも高額であり、設備投資をしてそれを回収できるのが自動車やエレクトロニクスなど大手製造業の工場に限られていた。だ […]

  • 2024年8月12日

【製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (89)】製造現場のオペレータのリーダーに求められるスキル

製造現場の最前線でものづくりに奔走する技術者たちのことを、オペレータと呼ぶことがあります。製造現場は、「危険、無理、無駄なく、同じものを不具合なく作り続ける」ということを最上位のミッションとして日々の業務に邁進しています。自動化の波は押し寄せています […]

  • 2024年8月11日

新しいモノづくりの考え方 【第3回】これからの日本式デジタル化②

先回、私がYouTube チャンネルを立ち上げたことをお話しし、スマホさえあれば誰でもお金をかけずに始められると申し上げましたところ、早速「本当にスマホだけでやってるのですか?」というご質問を戴きました。 今現在を正確にお伝えするのであれば、始めた当 […]

  • 2024年8月10日

現役生産技術シマタケの 「電気エンジニアのツボ」出張版⑩トラブル対応の重要性とその経験

最近、私自身トラブル対応をする機会が減ってきました。しかし、久しぶりに現場でトラブル対応をしたことで、改めて感じたことを皆さんに共有したいと思います。 設備の担当をしていると、トラブル対応は避けられません。新入社員の頃はトラブルを避けるようにその場か […]

  • 2024年8月7日

いま日本の製造業に必要な「芸」と「道」とは?

⚪︎⚪︎芸、⚪︎⚪︎道が日本には多く、それがユニークな日本文化を育んできた。日本人の気質にもその影響は強く影響し、真面目さや探究心の強さ、責任感の強さなどとなって現れている。その一方で、芸や道を尊ぶ心理が、いま日本の足枷となり、限界を作っている面もあ […]

  • 2024年8月5日

令和の販売員心得 黒川想介 (118)「ITオートメ化」の夢実現に臆してしまうことを理解せよ

オートメーションという言葉や概念は製造現場の機械設備自動化だという理解から始まっている。製造現場のオートメーションによって国内経済が成長しオフィスの近代化が始まった。オフィスの生産性向上から多くの事務機器が生まれた。各種の事務機器を装備することがオフ […]

  • 2024年8月1日

【寄稿】AIと機械学習はランサムウェア防御において劇的な変革をもたらすことができるのか? 著:Cohesity Japan株式会社 技術本部 本部長 笹 岳二

サイバー脅威の状況は悪化しており、日本の規制当局はランサムウェア攻撃の大幅な増加を明らかにしています。警察庁によると、2022年に報告されたランサムウェアの件数は1,000件を超え、例年に比べて大幅に増加しています。この傾向は、テクノロジーに依存して […]

  • 2024年7月31日

新しいモノづくりの考え方 【第2回】これからの日本式デジタル化①

現在の世の中はデジタルが牽引しているような印象を受けます。しかし日本はデジタル化においては欧米と比べて周回遅れといった残念な評価を受けています。今回のワクチン接種での一部自治体システムの使いにくさによる混乱などを見ると、確かに遅れがあり挽回の必要性を […]

  • 2024年7月26日

令和の販売員心得 黒川想介 (117)現代の営業力とは何かを考え「行動目標管理」の実践が重要

一九五六年はオートメーション元年と言われている。この年に日本で初めて現在のセンサーに相当する繰り返し精度の高いマイクロスイッチの生産が開始された。その後FAマーケットは急速に広がった。  7年後にはメーカーの直販では対応ができなくなり、有数の販売店が […]

  • 2024年7月25日

【FA時評⑭】再発していないか大企業病

2024年4月から社名に「SUNX(サンクス)」と付いた会社が消えた。ブランドとしての「SUNX」は2010年に無くなって「パナソニック」になり、「パナソニックデバイスSUNX」として社名にSUNXが残っていたのも、4月からパナソニックインダストリー […]

  • 2024年7月24日

温故知新 歴史の中にこそ現状の打開策はある

困った時は原点に戻って当時に思いを馳せることで解決策が見つかる。いわゆる「原点回帰」を勧められることがあるが、その有益さは理解しつつも、原点は戻り過ぎであり、極端だと思ったりもする。困った時は「温故知新」。古きを訪ねて新しきを知るくらいがちょうど良い […]

  • 2024年7月18日

新しいモノづくりの考え方 【第1回】時代によって変わる常識

カイゼンの基本をカバーした『儲かるメーカー 改善の急所101項』の101回に渡る連載を終えました。長期間に渡りお読みくださり本当にありがとうございました。これからは、これまでとは少し視点を変えて、改めてカイゼンについてお役に立つお話をして参りたいと思 […]

  • 2024年7月17日

CEATECとモビリティショー同時開催の大英断 DXはかくあるべし

10月15日から4日間、幕張メッセでCEATECが行われる。今回はジャパンモビリティーショーとの併催、同会場で同時開催だという。いくらエレクトロニクス業界と自動車業界が昔から関係が深く、電気自動車や自動運転などで親和性が高くなっているとは言え、数ある […]

  • 2024年7月4日

【FAトップインタビュー】ワゴジャパン、最も早く手軽に電力消費・CO2排出量を減らす方法とは?ポイントは電源の変換効率 カーボンニュートラル用スイッチング電源 WAGO Pro2シリーズ

カーボンニュートラルを実現するには、再生可能エネルギーの導入など電気をつくる側と、ファシリティや生産設備など電気を使う側の両方を取り組む必要があります。電気を使う側は、古くから省エネに取り組んでおり、改善余地は少ないように思えますが、近年の盤用機器の […]

  • 2024年7月4日

令和の販売員心得 黒川想介 (116)ロボット化し高額になる設備 決定権持つ管理者の見極めを

デバイスとは回路、システムの構成単位である。ITでよく見かける構成単位に情報端末デバイスがある。これはパソコン、スマホのように単体で動作し、インターネットにつないで使う。もう一つは周辺デバイスがある。これはキーボード、USBメモリーやマイクのように情 […]

  • 2024年7月3日

原理主義、二元論に惑わされない 踊らされるのではなく踊るのだ

料理動画を投稿するYoutuberのリュウジ氏のチャンネルが好きで登録して見ているのだが、時折、彼のまわりが騒がしくなることがある。化学調味料やめんつゆを使うことに対して否定的な人たちが彼をバッシングをし、彼も反論し、便乗した周りが煽り立てて燃え上が […]

  • 2024年6月26日

各方面からのデータ提供要求にどう答える?コンフィギュレーションツールを充実させよ

海外のFA機器メーカーのWEBサイトを見ると「コンフィギュレーションツール」が実装されていて、目立つところに配置されていることが多い。WEB上で製品選定やちょっとしたカスタムの図面が作れ、その3Dデータをダウンロードできたり、一部の企業ではそのまま購 […]

  • 2024年6月20日

令和の販売員心得 黒川想介 (115)ユーザーから直接情報を得て利に貢献し販売店も成長する

販売店営業が言う課題解決やお困りごと解決のなかで多いのは「商品探し」である。「だいぶ前に製造中止になっていた」「仕様変更のため寸法や性能が合わなくなった」「納期問題が発生した」等々の理由でその要求にあった製品の探索依頼が顧客から飛び込んでくると懸命に […]

  • 2024年6月19日

まもなく到来!PLC・制御の新時代。PC化・ソフト化の波にどう対応する?

そろそろ限界を超えて表出してくる頃だ。すでに至るところで染み出している。水は高いところから低いところへ流れる。人はよりラクで便利な方に流れる。いったん始まってしまえばその勢いを止めるのは難しい。はじめはごく一部の小さな動きかもしれないが、10年もしな […]

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