産業用コネクタ/端子台/配線接続特集

産業用コネクタ・端子台など配線接続機器は、制御盤や配電盤、生産設備や産業機械の回路間・機器間を物理的に接続し、電力・信号・情報の伝達を担うキーデバイスです。デジタル化とデータ活用の進展にともなって機器同士を「つなぐ」ことの重要性は高まっており、また人手不足による省人化・省力化、接続作業の自動化に向けても配線接続機器の利用は有効で、生産・使用される配線接続機器の数も増加の一途を辿っています。オートメーション新聞「産業用コネクタ・端子台・配線接続機器特集」では、配線接続を取り巻く市場環境と技術動向、最新製品、主要メーカーの動向などをお届けします。

配線接続機器の市場と技術動向

省力・省工数への対応進む配線接続機器 ますます拡大する需要の裾野 増産とコスト対応への自動化加速

端子台、コネクタなどの配線接続機器は、人手不足や人件費高騰などを背景に、配線作業の省人・省工数化を図れる機器のひとつとして注目が集まっている。同時に、情報通信技術を核としたデジタル化の進展で、それを裏方で支える機器として大きな役割を果たし、IoTや5G、自動車の電動化など取り巻く市場環境は非常に明るく、当分拡大基調が期待できる。JEMA・NECA等の関連団体でも配線接続機器の技術ガイドを作成し、省力効果と信頼性の高い配線接続機器の普及に取り組んでいる
その一方で、製品の素材になる金属や樹脂関係の不足や価格高騰が顕著で、納期とコスト対応に苦労しているメーカーも多い。 続きを読む

端子台、コネクタなどの配線接続機器は、人手不足や人件費高騰などを背景に省人・省工数化を図れる機器のひとつとして注目が集まっている。同時に、情報通信技術を核としたデジタル化の進展で、それを裏方で支える配線接続機器は大きな役割を果たしている。 関連団体で […]

端子台、コネクタなどの配線接続機器への注目度が高まっている。情報通信技術を核としたデジタル化の進展で、それを裏方で支える配線接続機器は大きな役割を果たしているからだ。同時に、人手不足などから配線作業をいかに省力化できるかがあらゆる分野で求められており […]

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配線接続機器 主要各社の製品・サービス

制御盤や配電盤、機械・装置の組み立て工程において、配線作業は接続箇所と使う部材の点数が多く、最も手間と工数がかかる工程と言われている。そのため近年のコネクタや端子台には配線作業の効率化・自動化に向けた工夫が施され、生産性向上や人手不足の解決に貢献している。

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不二電機工業の産業用分電盤などの省施工に貢献する電線接続表示(インジケータ)付きアース速結端子台「TPG形」は、ねじ締め作業が無いため、配線を差し込むだけでブスバーに繋がり、ドライバー無しですぐに配線作業ができる。このため、アース配線の作業時間が約4 […]

ソルトンは、独・アイコテック(icotek)社の進化し続けるケーブルエントリーシステムの販売している。 ケーブル、ホース、コルゲートチューブの配線作業効率を高める構造としてフレーム(丸・角)と配線保持のグロメットそれぞれが分割でき、動力・信号・通信系 […]

ワイドミュラーは、2022年にリリースした接続技術「SNAP IN」を搭載した製品をますます拡充している。 配線に絡む接続方式はネジ接続方式だけでなく半田付け接続や、専用圧着ピンを要求する接続が主のため、専用工具も必要となって熟練者による作業が求めら […]

オータックスは、DIPスイッチをはじめとした各種操作用スイッチ、金属加工、ヘルスケア、端子台、コネクタなどの接続機器を中心に、制御機器、空調機器、通信機器、事務機器など各種電気機器向けに40年以上の長期にわたり製造・販売をしている。 コネクタにおいて […]

フエニックス・コンタクト社は、新しい接続技術であるPush-X(プッシュ-エックス)テクノロジを搭載した新製品の端子台「XT・XTVシリーズ」をリリースした。 独自のプリテンション構造により、電線を軽く挿入するだけでロックがかかり、力を入れずに接続が […]

電磁接触器で高い実績を有するWashiON共立継器は、盤間端子台「BKT―20形」の販売に注力している。 盤間端子台は、電線を接続したままで、端子台の1次側、2次側を分離できるもので、盤間の配線作業時間を短縮でき、設置する場所で配線作業時において、誤 […]

WAGO社は、レバー操作で電線を接続できる配線接続製品のラインナップを拡充している。 製品種類は、レールマウントおよびプリント基板用端子台からコネクタまで幅広く、同社のスイッチング電源の端子にも採用されている。複数のレバーを同時に開放状態にでき、セン […]

電磁接触器で高い実績を有するWashiON共立継器は、盤間端子台「BKT―20形」の販売に注力している。 盤間端子台は、電線を接続したままで、端子台の1次側、2次側を分離できるもので、盤間の配線作業時間を短縮でき、設置する場所で配線作業時において、誤 […]

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【配線接続機器の基礎知識①】端子台とは?

端子台(たんしだい・ターミナルブロック)とは、電気回路や配線に関して、複数の導線を接続・固定するための電子部品であり、配線接続機器に分類される。JIS規格では、「端子組立品を絶縁部品に組み合わせた構造で、支持体に固定できる電気的接続のための器具」とされている。

端子台(たんしだい・ターミナルブロック)とは、電気回路や配線に関して、複数の導線を接続・固定するための電子部品であり、配線接続機器に分類される。JIS規格では、「端子組立品を絶縁部品に組み合わせた構造で、支持体に固定できる電気的接続のための器具」とされている。
端子台の構造は、一般的には金属製の台座や基板上に取り付けられた連続の接点(端子)から構成され、信号や電力の伝達や配線の接続を簡単にする役割を果たす。
端子台を使うメリットは、端子台は配線の接続や交換を簡単に行うことができ、配線を整理し、保護するための役割も果たす。配電盤や制御盤をはじめ、電気機器や制御装置などの多くのシステムで使用されている。
端子台のうち、中継端子台は複数の入力端子と出力端子を持ち、信号の高速化や制御、割り当て、結合、分岐、保護などに使われ、複数のセンサーやアクチュエータ、制御機器を接続し、信号や電力の制御や配線の整理を行い、配線の管理や保守作業を簡単にし、信号の品質や効率を向上させる役割も担っている。
端子台の接続方式は、これまでは電線に丸端子、Y端子などの圧着端子を取り付けてねじ締めで行う「ねじ式」が主流だったが、近年は圧着端子にフェルール端子を使い、接続穴に電線を挿入し、内部のばねの力で結線する「スプリング式」「プッシュイン式」が普及し、特に工具を使わずに作業できるプッシュイン式の採用が広がっている。


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