JEMA・NECA 2020年度市場見通し、電気機器 回復基調へ 新型コロナで流動的も好予測

日本電機工業会(JEMA)と日本電気制御機器工業会(NECA)は、2020年度の市場見通しを発表した。新型コロナウイルスの影響で流動的な状況だが、19年度を上回る回復基調になると予測している。 日本電機工業会(JEMA)は、2020年度電気機器の見通しをまとめた。20年度の電気機器の国内生産額は5兆3563億円で、19年度比0.5%増の横ばいだが、重電機器に限ると3兆4260億円で2.2%増と回復を見込む。しかし新型コロナウイルスの影響はここでは考慮されておらず、感染の広がりと収束、世界経済への影響によって流動的となると見られている。   19年度の重電分野の実績見込は、前年度比6….


シーメンス VW工場デジタル化支援、EV大量生産 容易に

自動化率を向上 フォルクスワーゲンは、2025年までに年間150万台のEVの生産を予定し、2020年末までにドイツ東部のツヴィッカウ工場のデジタル化とEV工場化を計画している。シーメンスは、それに対し自動化機器とシステムなどツールを提供し、デジタル化を支援している。 フォルクスワーゲンのEVは、2018年に発表した「MEBプラットフォーム(モジュラー・エレクトリック・ドライブ・マトリックス)」をベースとして作られる。MEBはバッテリーと2つの車軸で構成され、この上に車体が乗る形となる。 MEBプラットフォームのEV工場は、フォルクスワーゲングループの統一規格VASSに基づいて構成されている。フ…


基礎から学ぶ中国工場管理〜実例で学ぶ管理のポイント〜 (40)

生産委託先・外注先の品質改善指導④ 停滞させることなく、少しずつ前へ   3.改善指導 (1)短期的視点と長期的視点を持つ 外注の改善指導をするときには、この異なる2つの視点を持つことが必要だと言えます。 短期的視点は、今まさに問題となっている不良項目への対応をすること、および不良品の流出を止めることです。長期的視点は、工程での作り込みを促すこと、および改善のサイクルを回せるような仕組みを整備することです。   (2)短期的視点 この主眼は、今まさに問題となっている不良をなくすことです。なくすこととは、不良の発生をなくすこと、または、不良の流出を止めることです。 不良の発生…


新製品ニュース

富士電機機器制御 照光リング式非常停止スイッチ、広範囲から高い視認性確保

富士電機機器制御(東京都中央区)は、「Harmonyシリーズ」の操作用スイッチとして、照光リング式非常停止押しボタンスイッチの販売を開始した。 新製品は、非常停止押しボタンスイッチにリング状の照光LEDユニットを一体化することで、広範囲から非常停止押しボタンスイッチの設置場所と状態確認ができ、視認性に優れる。 照光LEDユニットは、赤/白の切り替えが可能な2色発光タイプと、赤色の単色発光タイプの2タイプがそろっており、2色発光タイプは点灯色で非常停止押しボタンの状態を容易に識別でき、正常通電中は白、異常が発生しボタンを押した時は赤といった表示が可能になる。 さらに、押しボタン部は、角形と丸形の…

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企業ニュース

デンソーウェーブ 新型QRコードで開閉 ホームドア制御、神戸市営地下鉄で運用開始

デンソーウェーブは、新型QRコード「tQR」を使ったホームドア開閉制御システムが、神戸市営地下鉄西神・山手線三宮駅で運用開始した。 同システムは、1編成ごとに搭載される通信制御機器の代わりにQRコードと駅ホームのスキャナを使うため、設備費用の低減と工期の短縮が可能。またtQRコードを車両に貼り付けるだけなので車両本体の改修工期も削減できる。 従来のシステムでは乗務員が車両ドアとホームドアを別々に手動で開閉していたが、車両ドアに貼り付けたQRコードを駅ホームのスキャナで読み取り連動して開閉する同システムの導入により、車両側ドアの制御のみでホームドアの連動開閉が行えるようになり、乗務員の業務負荷低…

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業界動向

「JECA FAIR 2020 〜第68回電設工業展〜」開催中止に

「JECA FAIR」を主催する日本電設工業協会は、5月27日〜29日にインテックス大阪で開催予定だった「JECA FAIR 2020 〜第68回電設工業展〜」の開催中止を発表した。 新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、会場内での衛生環境に万全を尽くし、来場者、出展者、関係者の安全と健康面を最優先に考慮して開催準備を進めていたが、全国から多くの人が集まる大型イベントであり、人々の交流を制限することができないこと、国内外の現在の感染状況を考えると短期的収束は考えにくいなどの状況から、やむなく開催中止を決定した。 「JECA FAIR」は、電気設備に関する資機材、工具・計測器、ソフト、シス…

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特集

重要度増す熱対策機器、コンピュータ大容量化 高密度実装化に対応 温度管理の技術力アップ

  電子機器の安定稼働支える 電子機器から発生する熱対策の重要性が高まっている。熱が電子機器の故障や誤動作に直接影響を与えるからだ。コンピュータの高速・高容量化と電子機器の小型・高密度実装化で発熱とその温度上昇は高くなってきているだけに、温度管理はますます大切となってきている。 電子機器・装置に内蔵されたコンピュータや半導体などから発生する熱が増加傾向であることから、発熱対策が進んでいる。コンピュータの頭脳であるCPUなどの半導体は、年々高速化・大容量化をしており、これに比例してそこからの発熱量も増えている。同時に、電子機器そのものは年々小型化傾向を強めていることで、機器内部の実装密…

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