2019年版ものづくり白書 デジタル化順調に推移、米中貿易戦争など新たな課題も

令和として初めての2019年版「ものづくり白書」が公開された。 コネクテッドインダストリーズ、IoTやAI、ロボットの活用が着実に進むなか、今回の白書では日本製造業の強みの再確認と、米中貿易戦争による保護主義など世界に広がる新たな変化について触れ、それらへの対策についても示唆している。   日本製造業の市況と雇用 日本の製造業の現状について、業績は12年12月以降緩やかな回復が続いているが、足下での売上高・営業利益の水準や、今後の見通しには弱さがある。人件費の上昇や海外情勢不安に伴う調達コストの増加もあり、各企業が慎重な姿勢。 雇用については、人手不足が深刻化し、人材確保に何らかの課…


コネクシオ、そのまま海外で利用可能なエッジコンピューティング・ゲートウェイ

コネクシオ(東京都新宿区)は、海外で利用ができ、耐衝撃・耐振動性を備えた「エッジコンピューティング・ゲートウェイ CONEXIOBlackBear」を6月5日から受注開始した。   IoTを用いる製造業の革新が世界中で加速しているが、電波を利用するIoTゲートウェイは各国ごとに電波法認証を取得する必要があるため、日本で検証・構築したIoTシステムを海外拠点へ展開するにはハードルがある。 新製品は、各国共通のゲートウェイ本体に、主要国の電波法に対応したLTEモジュールを組み込む設計のため、国内で活用した周辺機器やアプリケーションをそのまま海外で利用することが可能。グローバルでの機器の稼…


イグス、静音で迅速なエナジーチェーン 小型から中型サイズを追加

イグス(東京都墨田区)は、これまでマイクロサイズのみ利用可能だったエナジーチェーン「E2.1シリーズ」に、小型から中型の標準サイズをラインアップに加えた。 E2.1シリーズは、専用オープナーまたはドライバーを使用すると、エナジーチェーン1mを2秒で開くことが可能。内周側または外周側から開閉できるので素早くケーブルが収納でき、工作機械、木工機械、金属加工機械など産業機械全般での使用に適している。 また、ストップドッグの丸みを帯びたブレーキによって振動とノイズを抑制。画期的なブレーキ設計によって、エナジーチェーンの音は既存タイプと比べて最大10dB低減されている。動作音は広さ2750平方mの防音室…


新製品ニュース

東芝グループ JECA FAIRで注目浴びた新製品「つくる つなぐ つづく」

東芝グループは「つくる つなぐ つづく」をコンセプトに、電源設備や照明設備、計測機器の展示やサービスなどを紹介。 プレゼンステージでは自社開発のリチウムイオン蓄電池SCiBを応用した電源設備や長期間使用するために開発した診断技術など、ユーザーのニーズに応える新たな製品やサービスを魔法使いに扮したナレーターが紹介しており、連日注目を集めていた。   更新時の作業効率化を実現したプラグイン形UPS UPS(無停電電源装置)は、電力会社の電源が停電した時に、データセンターのサーバーなどの重要負荷設備へ途切れることなく電源を安定に供給する装置である。 このUPSを老朽化などで更新する場合は、…

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企業ニュース

安川電機 工場自動化・メカトロ拡大、25年度に営業利益1000億円目指す

安川電機は、長期経営計画「2025年ビジョン」(16年度~25年度)の見直しを行うとともに、その実現に向けた第2ステージにあたる新中期経営計画「Challenge25」(19年度~21年度)をスタートさせた。 ビジョンの見直しでは、売上高目標をなくして営業利益を最も重要な指標に据え、25年度に過去最高の1000億円(15年度367億円)と「質」の向上を目指す。   また、目指す姿を ①「Respect Life」100年の技術の蓄積を生かし、生活の質向上と持続可能な社会の実現に貢献 ②「Empower Innovation」新しい技術・領域・目標に向かい、人々の心に“わくわく”を届け…

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業界動向

「ものづくり白書」が示した、年度別 日本製造業の進むべき道

いま世界の製造業の変革が進み、日本の製造業も少子化や国内市場の縮小などで経営環境が大きく変化している。 2019年度の「ものづくり白書」では日本の製造業の行うべき取り組みとして、ニーズ特化型のサービス提供や重要部素材への注力、製造IoT・AIスキル人材の確保と組織づくり技能のデジタル化と省力化の推進による競争力の強化が示された。 ものづくり白書は、もとは「製造基盤白書」と言い、2001年の第1号以来、これまでに18年にわたって毎年、日本の製造業を調査・分析して発行されてきた。これまで日本の製造業の指針としてどのような方向性を示してきたのか。それを振り返る。   2010年度(平成21…

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特集

速報取材レポート「電子機器トータルソリューション展」JPCA Show 2019(第49回国際電子回路産業展)見どころは

6月5日(水)〜7日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催中の「電子機器トータルソリューション展」。以下の7つの専門展で構成される、電子回路・実装技術に関する展示会です。 JPCA Show2019(第49回国際電子回路産業展) 2019 マイクロエレクトロニクスショー(第33回最先端実装技術・パッケージング展) JISSO PROTEC 2019(第21回実装プロセステクノロジー展) 有機デバイス総合展 2019(IoT対応半導体・回路基板展) WIRE Japan Show 2019(電気・光伝送技術展) SmartSensing2019 JEP/TEP Show 本ページでは展示会の概要…

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