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「黒川想介」の検索結果327件

  • 2016年10月5日

不連続戦線に異状なし(54) 黒川想介

■第4次革命のものづくり 欠かせないメカ技術発展 1970年代に発表されたシニック理論によると、工業化社会の後には情報化社会がくる。そして最適化社会と続き次に自立社会がくると予想されていた。 昨年来、各種雑誌、新聞紙上をにぎわしているIoTやインダス […]

  • 2016年9月14日

不連続戦線に異状なし(53) 黒川想介

■市場拡大で企画に比重 営業との共同責任体制肝要 マーケットや顧客に接触し、競合各社と競争に明け暮れるのは第一線で活動する営業である。産業界の草創期や成長期の頃に部品やコンポ商品を扱う営業は各種の販売作戦を度々実施した。 市場の規模は小さくて製造業も […]

  • 2016年9月7日

不連続戦線に異状なし(52) 黒川想介

■想像力もとに現場感覚 企画と営業 すり合わせ必要 ナポレオン語録には数々の名言がある。「予の辞書に不可能という文字はない」はあまりにも有名である。やってできないことはないという自信と、そのエネルギッシュさはまさに天才肌である。ほかにも現代流の地政学 […]

  • 2016年8月24日

不連続戦線に異状なし(51) 黒川想介

■パーキンソンの法則 油断すれば進行の恐れ フランス革命以前は軍を構成する兵は傭兵だった。お金はかかるし、待遇に気を使わなければならなかったので大軍の編成は大変なことだった。フランス革命によって国民に兵役義務を課す徴兵制度ができた。それによって無制限 […]

  • 2016年8月3日

不連続戦線に異状なし(50) 黒川想介

■伸び悩み「原点に戻る」 基本動作と自己管理の実践 人はスランプになると「原点に戻る」という言葉を見つける。 企業や事業で原点に戻るという言葉が出てきたら、なんとなく自信が持てずに迷っていることになる。人や組織が自信に満ちている時やぐんぐん成長してい […]

  • 2016年7月27日

不連続戦線に異状なし(49) 黒川想介

■営業の健全な精神とは「数字にこだわる精神」 部品や機器商品営業の草創期には、昨今ではあまり使われなくなったノルマという言葉がよく使われていた。営業マン同士の会話の中で「ノルマはあるの」とか「君のノルマは幾ら」などの表現がよく使われた。 耐久消費品や […]

  • 2016年7月6日

不連続戦線に異状なし 黒川想介 (48)

■省力化のための機械・自動化、サービス・販売業に 1960年代の日本経済は高度成長を加速させて湧き立っていた。今ではメード・イン・ジャパンと銘を打った商品は世界でも信用が厚く、ブランド価値の高い商品となっているが、当時のものつくり業は欧米に一歩も二歩 […]

  • 2016年6月22日

不連続戦線に異状なし 黒川想介 (47)

■「精神の健全性」が大事 残っていれば改革は成就 韓国経済は、1997年アジアの通貨危機をもろに受けてIMF管理となった。もがき苦しみながらもIMF管理体制を卒業して高度成長軌道に乗って隆々としていた頃、日本経済は失われた10年といわれデフレ経済から […]

  • 2016年6月8日

不連続戦線に異状なし 黒川想介 (46)

■顧客の「全方位」を知る 安定成熟から次の段階に 部品や機器商品の営業マンは昨今では多くの顧客を担当している。担当している顧客の全てに積極的な営業活動をしているわけではない。長いこと営業を経験している営業マンは本来、顧客の全方位を嗅ぎ分ける嗅覚が身に […]

  • 2016年5月25日

不連続戦線に異状なし 黒川想介 (45)

■元気の出る戦略を持つ 「みなぎる精神」で改革成長へ とにかく行動というスローガンの下に、真面目で一生懸命やっていれば売り上げが伸びていったのは日本が経済成長していた時であった。 しっかりした戦略がなくても売り上げが伸びたという、まさに至福の時代であ […]

  • 2016年5月11日

不連続戦線に異状なし 黒川想介 (44)

■成長期は外へ広がる 設計者と親しみのある関係に 日本が経済成長をしていた頃に比べると海外に行きたいと積極的に思う若者は少なくなったと言われている。一般的に言えば、元気のいい時と成長している時は外へ外へと広がっていく。一方、成長したいと強く思うそのエ […]

  • 2016年4月20日

不連続戦線に異状なし 黒川想介 (43)

■最適化社会を享受しよう 新たな概念のインフラ活用を 1970年代に物づくりの自動化は急速に進んだ。興隆期を迎えていたその頃に工業化社会の後には情報化社会がくるとささやかれていた。80年に入るとパソコンが企業にちらほら入り出したが、まだワープロ的感覚 […]

  • 2016年4月6日

不連続戦線に異状なし 黒川想介 (42)

■現場の力 海外で発揮 ものづくり大国の製造技術 部品や機器を扱う営業が売り込み活動をする相手はものづくりの技術者である。ものづくりの企業や工場にはいろいろな役割を持った技術者がいる。営業が会う技術者は主として二種類の技術に分けられる。製品開発技術と […]

  • 2016年3月30日

不連続戦線に異状なし 黒川想介 (41)

■現場に合った営業の型 将能にして君御せざる者は勝つ 業務用や産業用向けに電機部品や機構部品、機器商品を販売している営業マンは、荒っぽい言い方をすれば、90%以上の売り上げを顧客が勝手に発注してくる製品や、リピート品でまかなっている。顧客が勝手に発注 […]

  • 2016年3月16日

不連続戦線に異状なし 黒川想介

■虞をもって不虞を待つ 見込み客全体を俯瞰し準備 人は出勤の時であれ、遊びに行く時であれ、何か忘れ物はないかと一応チェックする。初めての出勤や、久しぶりの旅行などの場合は、念入りにチェックする。慣れてくると緊張感がなくなり、ついつい忘れ物をするのは人 […]

  • 2016年2月24日

不連続戦線に異状なし 黒川想介 (39)

■上下の欲を同じくする横との関係が難しい日本 孫子の兵法書に「勝と知るに五有り」とある。前回までに「もって戦うべきと、もって戦うべからざるとを知る者は勝つ」と「衆寡の用を知る者は勝つ」の2項に関して考察してきた。3項目は「上下の欲を同じくする者は勝つ […]

  • 2016年2月17日

不連続戦線に異状なし 黒川想介 (38)

■今こそ衆寡の用を知る 現状打破する弱者の戦略 孫子の兵法書に「勝と知るに五あり」というのがある。この「勝」は戦場における勝利の条件という意味で記してある。 その1は、前回述べた「もって戦うべきと、もって戦うべからざる者は勝つ」であり、しごくもっとも […]

  • 2015年12月16日

不連続戦線に異状なし 黒川想介(35)

■創業時の技術に“加える”新しい製品は先端技術だけでない 経済大国である日本には、多くの業界がある。それぞれの業界には正会員法人と賛助会員法人で構成する業界団体がある。 業界団体ができる背景の一つには、業界の市場規模がある。小さな市場規模では業界団体 […]

  • 2015年12月2日

不連続戦線に異状なし 黒川想介(34)

「近頃の営業マンは現場に行かなくなった」などという声がよく聞こえてくる。 現場という概念は人によっても違うし、立場によってもさまざまである。顧客や見込み客を指して現場という場合もあるだろうし、顧客の中のそれぞれの部署を指す場合もある。立場によっては機 […]

  • 2015年11月18日

不連続戦線に異状なし 黒川想介(33)

孫子の兵法書は現代の企業経営にとって大いに参考になるところがあり、多くのビジネスマンの人気の書になっている。この本は、紀元前中国の春秋戦国時代に書かれたと言われているので、二千数百年前のものである。それが現代でも通用するのだから単なるハウツー本ではな […]

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