- 2016年12月21日
3Dプリンタ 産業用が新たな展開 DHL レポート物流-製造の距離短縮
2012年から13年にかけて起きたMAKERS(メイカーズ)ブームで、一躍脚光を浴びた3Dプリンタ。数万円から十数万円で買える一般向け機種も数多く出て民生市場は盛り上がったが、近年はその熱も落ち着いている。その一方、いま産業用が新たな展開を見せている […]
2012年から13年にかけて起きたMAKERS(メイカーズ)ブームで、一躍脚光を浴びた3Dプリンタ。数万円から十数万円で買える一般向け機種も数多く出て民生市場は盛り上がったが、近年はその熱も落ち着いている。その一方、いま産業用が新たな展開を見せている […]
高度化、2方向から 前回述べた「システムズエンジニアリング」には大きく2つの方向から高度化が進むと考えられる。 ①横のライン(CADからエッジ端末まで)の高度化 これらの最先端の開発・設計技術が、IoTによりさらに洗練されていく可能性がある。IoTで […]
さて、それではIoT時代の企業情報システム像はどのようなものになるだろうか。矢野経済研究所では、それを次のようにまとめた。 ポイントになるのは、①CADからエッジ端末までを結ぶ横のラインと、②CADから生産機器などまでを結ぶ縦のラインである。言うまで […]
最近の製品開発においては、制御系における組み込みソフトの開発が大きな比重を占めている。組み込みシステム向けのソフトウエアのステップ数は、年々増大する傾向にあり、自動車などでは、1000万ステップを超えるようなケースも出てきている。 このような状況では […]
マネジメントツールでも1970年代に大きな進展があった。MRP(Material Re quirements Planning=資材所要量計画)が登場し、生産計画や発注量計算などの業務効率化が志向されるようになってきた。在庫管理や部品表などのデータベ […]
PLMは当初、2次元CADや3次元CADのデータを管理する機能(PDM=Product Data Management)が中心であった。PDMにより、CADデータを設計段階から生産段階、および関連企業まで共用することにより、大幅なリードタイムの短縮と […]
ビッグデータ市場が発達した中長期の将来像は、「Data Driven Economy(データ駆動型経済)」と呼ばれている。米国でいえわれている「Data is the new oil(データは新しい石油)」という表現も有名だが、石油のように重要な資源 […]
クラウドコンピューティングが騒がれた際、旧来あるネットワークコンピューティングやユーティリティコンピューティングの焼き直しなどといわれることがあった。IoTも似ており、同様の概念はユビキタスというキーワードとともに過去、論じられている。その点では、I […]
■1.1. ITの潮流と製造業の革新が交差する世界 クラウドコンピューティング、ビッグデータに続いて、IoT(Internet of Things)がキーワードとなっている。そして、IoTの登場とともに、次世代の製造業IT戦略としてIndustrie […]
【製造業のサービス業化-ビジネスモデル転換の可能性-】 ■変貌する製造業 Industrie4.0とIndustrial Internet、並列に取り上げられることが多いが、中身をみると、違いが感じられる。 Industrie4.0は製造業の根幹であ […]
■新たな時代の幕開けか-次世代製造業への動き クラウドコンピューティング、ビッグデータに続いて、IoT(Internet of Things)がキーワードとなっている。そして、IoTの登場とともに、次世代の製造業IT戦略としてIndustrie4.0 […]
世界的なロジスティクス企業であるドイツポストDHLグループは、物流業界におけるロボットの動向調査報告書を発表した。そのなかで、物流業界では、すでに物流施設で協働ロボットが必要不可欠な存在になるステージに到達しつつあり、近い将来ピッキングや梱包、庫内運 […]
太陽光発電を目的とした電気業を含む2014年の工場立地件数が、13年比33・0%増と大きく増加した。電気業を除いても同22・9%増加しており、製造業の国内回帰の動きが表れている。電気業を除く地域別では関東内陸、関東臨海、山陽などが前年より増加している […]
国内産業の空洞化、新興国の技術力が向上する中で、今後の日本の産業競争力強化に向けて、関連工業会がビジョンの策定を進めている。日本電気計測器工業会(JEMIMA、海堀周三会長)は、今年度から「JEMIMA3カ年事業計画」をスタートさせ、日本電気制御機器 […]
今2013年度は、日本の製造業にとり、設備投資内容の分岐点になる。これまで設備投資を支えてきた「能力増強」が、「維持・補修」に抜かれる予測である。過去の新工場建設ブームは終わり、能力増強投資は生産拠点の海外移転で国内向けが減少しつつある一方、既工場の […]
今年の自動認識市場は、昨年に続き上昇傾向が続く見通しである。消費税率変更による需要増加、製造業の設備投資増加、UHF帯RFIDの周波数移行などの好材料が例年以上に出そろっている。とくに、UHF帯RFID周波数移行に伴う市場の拡大に期待が寄せられ、リー […]
経済産業省は18日、ロボット産業の市場動向調査結果を発表した。世界市場は5年間で約60%成長し、2011年の規模は84億9700万ドル(6628億円)となった。日本企業のシェアは50・2%と過半をかろうじて堅持した。電子部品実装機を含めると世界市場は […]
太陽光発電システムは普及速度を加速させている。2020年に05年の約10倍、30年には約40倍の導入規模が予想されており、市場の拡大は今後も続く。とくに、欧米と比べ普及の遅れている電力産業用の導入増加が見込まれている。政府の規制緩和策により導入環境が […]
世界のセンサ市場規模は、2011年の1兆8290億円から9年後の20年には5兆8661億円と約3倍強に拡大する。安心・安全な生活や社会インフラを支える用途で需要が高まり、大市場に成長する。(図1) 電子情報技術産業協会(JEITA)がまとめた20年ま […]
制御機器各社はタイに関心を寄せている。タイはこれまで生産拠点として見られていたが、洪水復旧需要が一段落した後も設備投資は旺盛であり、市場としても評価が高くなっている。多くの制御機器メーカー、FA商社が進出しているが、今年に入ってIDEC、富士電機が工 […]