- 2023年8月31日
日本の製造業再起動(102)【提言】中国経済崩壊は日本の福音 協働ロボットが中小製造業の救世主
猛暑の中、国際経済の潮目が変わる「衝撃的なニュース」が飛び込んできた。約48兆円の負債を抱える中国の不動産大手「恒大集団」が8月17日、ニューヨークの裁判所にアメリカ連邦破産法15条適用を申請した。適用されればアメリカ国内に持つ資産はいったん保護され […]
猛暑の中、国際経済の潮目が変わる「衝撃的なニュース」が飛び込んできた。約48兆円の負債を抱える中国の不動産大手「恒大集団」が8月17日、ニューヨークの裁判所にアメリカ連邦破産法15条適用を申請した。適用されればアメリカ国内に持つ資産はいったん保護され […]
月1度の掲載である本コラムは第1回から8年以上の月日が過ぎ去った。 8年間の間に中小製造業を取り巻く環境は激変し、とくに『人手不足』問題は深刻さを増している。101回目の今回は、人材不足の特効薬とも言える『自動化テーマ』に焦点を絞り、これからの連載テ […]
今回で本コラムも100回目の連載を迎えた。月一度の掲載である本稿は、2014年11月の第1回目掲載から8年以上の月日が過ぎ去った。これまで中小製造業のデジタル化に焦点を当て、私の会社(アルファTKG)の日常業務から見た『お客様の現状課題』や『最新技術 […]
アマダは、新ファイバーレーザー溶接ロボットシステム「FLW-ENSISeシリーズ」と「FLW-3000Le」の発売を開始した。同製品は、新しいNC装置「AMNC 4ie」を搭載し、「Easy(誰でも使える)、Efficiency(どこでも使える)、E […]
世界経済変調の兆しが鮮明になっている。ウクライナの影響が世界経済に重大な影響を与えていることは様々な報道から十分理解しているつもりであるが、私は一本の衝撃的な電話に凍りついた。 電話の主は、ドイツ南部ジュセルドルフで中小製造業を経営するS氏である。S […]
筆者の事務所は東京・日本橋にある。コロナで傷ついた都心の姿も、徐々に回復している。外国人観光客も増え、ホテル満室率が上がり、宿泊代も急騰している。昼食時には、街中がサラリーマンで溢れる光景が、都心が正常に戻っていることの証明である。ある日、昼食時のレ […]
天馬の連結子会社のベトナム・TENMA VIETNAM CO.,LTD(「天馬ベトナム」) は、ベトナム国クアンニン省アマタシティハロン工業団地内にOA機器部品製造の第2工場を建設する。敷地面積は約179千平方メートル。建築面積は約63千平方メートル […]
今年の日本の製造業を総合的に見ると、円安効果やコロナ終息に伴う影響もあり、国内の生産高は増加傾向にある。しかし、鋼材価格や電気代の高騰、人材不足により日本の中小製造業は、盛り上がりに欠けている。また、中小製造業のDX化による成長エンジンが 本格点火し […]
アマダは、誰でも、どこでも使え、環境にやさしく、ユーザーとともに進化するNC装置「AMNC 4ie」を発表した。 顔認証で作業者を自動で識別し、一人ひとりの作業者に合わせた操作画面の起動、 言語表示(15カ国語に対応)、権限の切り替えなどを自動で行う […]
2極化」という言葉が流行語となった時代がある。勝ち組・負け組とよばれ、業界構造を表現した言葉であるが、今はそんな甘い時代ではない。2023年は、中小製造業にとって「消滅か?発展か?」を決める分水嶺(ぶんすいれい)の年である。分水嶺とは、山で降った雨が […]
あけましておめでとうございます。世界的にコロナ禍は終息に向かっており、昨年の年明けと比較すると、世の中のコロナに対する警戒心には雲泥の差がある。やっと活況を取り戻しつつある良い雰囲気のお正月である。久方ぶりに賀詞交歓会も勢いがついており、 筆者も多く […]
【序文・・日露戦争の教訓】 ロシアのウクライナ侵攻が世間を騒がせている。実態は、アメリカ・ロシアとの代理戦争との声も多いが、約120年前にも似たようなことが起きている。日本が当事者となった「日露戦争」である。日本はロシアとの死闘を演じたが、裏に控えて […]
2022年は、『劣化列島日本/希望と勇気』をテーマに、1月より月1回合計11回連載してきた。本稿は最終稿として、第1稿から第11稿までを振り返り、締めとしての総集編を論じていきたい。 22年は、突然の円安に襲われ、コストプッシュインフレによる諸物価高 […]
筆者は、1977年4月に東京都調布市にある電気通信大学電気通信学部を卒業し、新卒でアマダに入社。精密板金市場の販売一筋に37年間勤務し、2014年にアマダを退職した。現在、筆者が在籍するアルファTKGは、アマダ退職と同時に筆者が創業した会社 […]
3万人のための情報誌と称する「選択10月号」に興味ある記事が掲載されている。「部材メーカー生き残りの『大転換』」「『トヨタよりテスラ』という潮流」と銘打った記事である。内容の詳細は割愛するが、日本の部材メーカーがトヨタはじめ日本の自動車メーカーに見切 […]
2022年は、年初よりコロナ禍や鋼材価格の高騰に見舞われた年であるが、年初には予期しないウクライナ危機や急速な円安進行など、想像を超えた波瀾万丈の年である。コロナ禍に振り回された自粛期間に中小製造業を取り巻く外部環境は激変した。『劣化列島日本』をテー […]
工場の形は各社それぞれ。何を重視し、こだわるかは各社で異なり、そこに正解はない。だからこそ、将来どんな工場にして何を得たいか、そこに向けてどう進化させていくか、自社の理念と明確な軸を持つことが大切だ。 オイルシールやOリングの世界トップメーカーのNO […]
「劣化列島日本」をテーマとした今年度シリーズの第8回目は、虎視眈々と日本市場攻略を進めている中国の機械メーカーの実態に迫ってみたい。 8月2日付日刊工業新聞に、中国レーザー加工機のトップメーカーであるHSGレーザー社の日本市場への参入を報じている。『 […]
JIMTOF2022(第31回国際工作機械見本市 主催:一般社団法人日本工作機械工業会 / 株式会社東京ビッグサイト)が、2022 年 11 月 8 日(火)~13 日(日)の 6 日間、東京ビッグサイトで行われる。60周年を迎える今回は、出展861 […]
NOKは、自動車生産に欠かせない機能部品「O リング」の需要拡大にともない、ベトナム・ホーチミン市近郊にあるベトナムNOK工場(ドンナイ省ビエンホア市アマタ工業団地内)を1.4倍に拡張し、生産能力を増強した。 同工場は、敷地面積9万5000平方メート […]