アマダウエルドテック 従来機比2倍の出力、新ファイバーレーザ溶接機

2020年8月19日

アマダウエルドテック(神奈川県伊勢原市)は、車載用電池のアルミ溶接や、電装品の銅溶接、鉄系材料の溶接まで幅広い用途に最適な新型2kWファイバーレーザ溶接機「MF-C2000A」シリーズを発売した。

同製品は、用途に合わせて選択できるよう、シングルモードとマルチモードの両モデルをラインアップ。従来機比で出力を2倍にアップし、シングルモードモデルでは約3倍の高速溶接を実現。さらにコンパクト設計によって筐体の小型化し、工場レイアウトの改善に貢献する。

独自開発のレーザ出力制御技術「アクティブヒートコントロール」を搭載し、加工部の熱量をレーザと同軸で検出し、本体へフィードバックしながら溶接に最適な熱量にレーザ出力を可変させて加工部への入熱を精密に制御することで、溶接安定度の向上が可能。

また、発振器と専用ガルバノスキャナーの一体制御をシンプルな機器構成で実現し、操作や維持管理の負荷、複雑な配線による不具合発生のリスクを低減する。専用ガルバノスキャナーは従来機よりもコンパクト化し、最大許容パワーも1kWから2kWまで倍増。レーザ光を走査し任意のポイントへ照射できる、対象ワーク自体を移動させる必要がなくなり、より高速な溶接を実現している。

オプションの新機能「Gridwork」は、スキャンエリア全体を指定した分割数(水平・垂直方向)で撮影して合成して1枚の絵として保存することで撮影した画像を下絵として使用でき、従来必要だった画像の登録や作図工程が不要になる。