匠の技 の検索結果

匠の技とテクノロジー導入

熱戦が続くサッカーのロシアワールドカップ。選手の戦う姿や応援している国の勝敗に目を奪われがちだが、その一方で、今大会ではサッカーの歴史上とても大きな決断が下されていたことは見逃せない。それがワールドカップ初のビデオ判定となる「VAR」の導入だ。VARはビデオアシスタントレフェリーの略で、その名の通りビデオ判定で主審をアシストする。別室で複数の人が映像を見てプレーをチェックしていて、そこで得た情報を主審に伝える。ロシア大会では審判1人とアシスタントレフェリー3人、リプレイ画像を確認するオペレーター4人がチェックしているという。 ▼ビデオ判定の是非について、スピード感が失われる、人間が審判を務め、…


オムロン 設備の異常予兆監視 7月から提供スタート データ活用に匠の技

オムロンは、製造現場のデータを基に顧客と共創することでモノづくりを革新する、現場データ活用サービス「i-BELT」の第1弾として、「設備の異常予兆監視サービス」を7月から開始する。   調査から環境構築、精度向上まで 「設備の異常予兆監視サービス」は、製造設備の異常動作につながるデータを収集し独自の分析技術を用いて解析することで、早期に異常を発見し設備の安定稼働や製品の品質向上を継続的に支援し続けるサービス。 マシニングセンタなどの加工機や破損の多いベアリングを有する製造設備を対象に、保全業務の熟練技能者が持つ“匠の技”を超える“設備診断”技術により、設備の“いつもと違う”状態を検知…


匠の技能者と最先端生産ラインの良い関係性

長野県のセイコーエプソン塩尻事業所内にある「信州 時の匠工房」を見学してきた。ここではグランドセイコーをはじめとする高級腕時計を、卓越した技能者たちが一つひとつ手作りしている。ムーブメントの組み立てから文字盤・ケース製造、外装組み立て、出荷検品まで、同一敷地内ですべての工程ができるのは、世界でも塩尻事業所しかないそうだ。ムーブメントの組み立て工程では、白衣を着た技能者が顕微鏡を覗き込みながらピンセットで歯車やばねなどの極小部品をつまみ、組み上げていく。その見事な腕前と厳かな雰囲気を前に、思わず息を止めて見入ってしまった。 ▼次に、同じ事業所内にある最新の生産ラインも見せてもらった。今度は先進の…


セイコーの工作機械 時計で培った”匠の技”が支える自動車エンジンの微小部品加工

世界一の省エネ性能を誇る日本の自動車。そのキーデバイスとなるエンジンの微小部品の加工を支えているのが、セイコーインスツル精機事業部の工作機械だ。時計の精密部品の加工にルーツを持つ”匠の技”で、省エネ性能の向上に貢献している。 柿島章浩工機部長によると、同社の特徴は「匠・小・省」。高い技術力をベースに、小さな部品を小さな機械で作り、省エネや時間短縮、コスト削減を顧客に提供する。 「もともと顕微鏡を使わないと見えないような時計部品を加工・組み立ててきた技術基盤がある。大きなものを大きな設備で作る工作機械メーカーは多いが、小さな部品を小さな設備で高精度に作れるメーカーは珍しい…


産総研、OKI、日鉄ソリューションズ、三菱、「人」が主役のものづくり革新推進コンソーシアム設立

産業技術総合研究所(産総研)、沖電気工業、日鉄ソリューションズ、三菱電機は、「『人』が主役となるものづくり革新推進コンソーシアム(HCMIコンソ)」を、4月10日に設立した。今後、参加機関を募集し、産総研の情報・人間工学領域長(理事) 関口智嗣氏を会長に、参加機関によって活動を推進していく。 HCMIコンソは、近年のものづくり産業において、低コスト大量生産体制から変種変量生産体制へと変革が進む中「人」の活用が重要であるとし、生産年齢人口の低下に伴い、多様な人材を多様な働き方で活用できる方策の確立を目指し設立。「人」が主役となる新たなものづくりの手法確立と普及を目的としている。 「匠の技・熟練者…


アジア最大級ショー「テクノフロンティア2019」「インダストリーフロンティア2019」4月17日~19日、幕張メッセ

注目の初開催も!! 約400社が最新技術・製品展示 メカトロニクス、エレクトロニクスにフォーカスしたアジア最大級の専門技術展「TECHNOFRONTIER(テクノフロンティア)2019」と、新規開催となる、日本のものづくりと新産業の創出を支援する総合展「INDUSTRYFRONTIER(インダストリーフロンティア)2019」が、4月17日~19日、幕張メッセ(4~6ホール)で開催される。 出展社数は約400社、期間中は3万2000人の来場が見込まれている。業界の最新動向がわかる特別講演会や出展社セミナーも多数実施。 開場時間は10時-17時、入場料は3000円(Webでの事前申し込み、招待券持…


オムロン、i-BELTサービス第1弾「設備の異常予兆監視サービス」開始

– データ化された“匠の技”が、品質向上と設備の安定稼働を実現 – オムロンは、製造現場のデータを基に顧客と共創することでモノづくりを革新する、現場データ活用サービス「i-BELT」の第1弾として、「設備の異常予兆監視サービス」を2018年7月より開始します。 「設備の異常予兆監視サービス」は、製造設備の異常動作につながるデータを収集しオムロン独自の分析技術を用いて解析することで、早期に異常を発見し設備の安定稼働や製品の品質向上を継続的に支援し続けるサービスです。 マシニングセンタ等の加工機や破損の多いベアリングを有する製造設備を対象に、保全業務の熟練技能者が持つ“匠の…


【2018年年頭所感】日本電気制御機器工業会 会長 舩木俊之「『過去最高額』の勢い持続へ」

皆様あけましておめでとうございます。 2018年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。 さて、昨年はアメリカ大統領の交代など、世界情勢が大きく変化し先行きが不透明な中でスタートしましたが、国内の設備投資の増加傾向やアジアを中心とした輸出増により、回復基調が順調に継続した年になったと感じております。 このような中、17年度の日本電気制御機器工業会(NECA)の出荷額は、上期は3717億円、前年同期比116.5%と過去最高額を更新し、通期でも前年比111.5%の7400億円を上回ると見込んでおります。 これはNECAとして統計開始以来初の7000億円台となる高い数値であります。本年もこの…


オムロン IoTサービス基盤立ち上げ 製造現場を「知能化」

オムロンはモノづくりの生産性と品質を飛躍的に向上させるため、制御と情報を融合し製造現場の「知能化」を加速させるIoTサービス基盤「i-BELT」を10月から立ち上げる。 製造現場を取り巻く環境は大きく変化しており、さまざまな課題を解決しながら生産ラインを短期間で立ち上げ、大量生産することが求められている。これらの解決策としてAIやIoT、ロボティクスなどの技術革新を取り入れた新たな自動化ニーズが高まっているが、製造現場ではIoTを活用した具体的な生産性の向上や高度化は進んでいない実情がある。 「i-BELT」は、業界初のAI搭載マシンオートメーションコントローラーを軸に、同社が保有する幅広い制…


藤本教授のものづくり考(1)

「良い設計の良い流れで」 私たちが言う「ものづくり」とは、テレビなどが喧伝するいわゆる「職人の匠の技」といった狭い定義によるものではありません。より日本の現場で実際に使われている用法に近いものです。すなわち、設計論、生産管理論、経済学などにもとづく広義な概念で、生産現場のみならず、開発現場や販売現場も含みます。 こうした広義のものづくりは、「良い設計の良い流れによって、顧客満足、企業利益、雇用確保の『三方良し』を実現するための企業・産業・現場活動」の全体を指します。付加価値は設計情報に宿っているので、「付加価値の良い流れ」を作るための現場主導の活動です。すなわち、「ものづくりの現場」(以下「現…