オートメーション新聞最新号N0.402を発行しました!詳細はこちらから

日本モレックス コンパクトで多様性のジャンクションボックス

日本モレックス(神奈川県大和市)は、産業用オープンネットワークEtherCAT向けに、コンパクトなハウジングサイズで、ライン型、ツリー型、スター型などの多様なネットワークを構成可能な「EtherCAT ジャンクションボックス」を発表した。

新製品は、EtherCATポートにRJ45シールドコネクターを用いた8ポート製品および12ポート製品をラインアップ。EtherCATシステムにおいて最適な信号整合性を確保し、オートメーションプロセスでシャットダウンが必要な機械エラーが発生した場合でも、稼働を続けることが可能となる。

EtherCATアドレス指定用とは別に、識別用の3つの回転式ダイヤルを搭載。また、複数のLEDインジケーターをフロントパネルに装備しており、同ボックスの状態と接続状況、および各ポートの稼働状況を容易に確認できる。

ハウジングには高耐久性の金属製筐体を採用しているため、過酷な産業環境下での使用に適合。さらにM8コネクターの利用により、堅牢で信頼性の高い接続を実現する。

DINレールもしくはネジによる取り付けが可能なため、既存のシステムにも柔軟に設置可能。付属のXMLファイルを用いることで、ソフトウエアで簡単にネットワークを構成でき、インストールエラーを低減できる。