【オートメーション新聞 No.448】ヒューマノイドロボット世界市場予測:2035年には出荷台数718万台へ急拡大 / 安川電機:中期経営計画で2029年度売上高6500億円・営業利益1000億円目標 / 安全・セーフティ特集(2026年6月17日発行)

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1. オートメーション新聞 第448号の概要
本号(第448号・2026年6月17日発行)では、矢野経済研究所が発表した最新の「ヒューマノイドロボット世界市場調査」をトップニュースとして掲載 。労働力不足の深刻化を背景に、2035年には世界出荷台数(ホイール型・全身型)が718万台に達すると予測される驚異的な成長市場の全貌を報じています 。また、安川電機が2029年度に売上高6500億円、営業利益1000億円を目指す中期経営計画や 、アドバンテック日本法人の新社長就任といった業界の重要動向を網羅 。中面では「安全・セーフティ」を大特集し、各社が競う盤外分散設置や工具レス接続などの最新セーフティソリューションから全国の最新設備投資動向まで、情報密度極大のニュースを掲載しています 。
2. 注目トピックス
【1面メイン】ヒューマノイドロボット世界市場予測:深刻な労働力不足を背景に2035年には718万台へ急拡大
矢野経済研究所の調査によると、ホイール型と全身型を対象としたヒューマノイドロボットの世界市場は、今後10年間で年平均成長率(CAGR)83.5%という爆発的なスピードで成長する見通しです 。少子高齢化に伴う労働力不足を補う代替手段として、米国や中国を中心としたロボティクス技術の進化と企業の相次ぐ参入が市場拡大を後押ししており、2035年には出荷台数が718万台に達すると予測されています 。
【新計画】安川電機:2029年度に売上高6500億円、営業利益1000億円を掲げる新中期経営計画をスタート
安川電機は、2026年度から2035年度までの長期変革計画「2035ビジョン」を発表しました 。その第1ステップとなる中期経営計画では、2029年度に売上高6500億円、営業利益1000億円、ROE12.0%以上という高い財務目標を設定 。独自のソリューションコンセプト「i³-Mechatronics」の進化やデータ活用を通じて、工場の完全自動化やフィジカルAIの社会実装を強力に推し進める方針です 。
【新体制】アドバンテック:日本法人の新社長兼MDに横見光氏が就任
アドバンテックは、日本法人の新社長(MD)に横見光氏が就任する人事を発表しました 。これまで社長を務めていた劉克振氏はアドバンテック本社の会長(CEO)に専念し、今後は横見新社長が日本国内における産業用PCおよびエッジAI事業全体の舵取りを担います 。なお、これに伴い同社は7月1日付で東京オフィスを秋葉原アイマークビルへと移転させることも発表しています 。
3. 各ページ別の見出し・記事一覧
1面:総合ニュース・経済トレンド
- 矢野経済研究所:ヒューマノイドロボットの世界出荷台数、深刻な人手不足により2035年には718万台へ拡大予測(今後10年間のCAGRは83.5%)
- 安川電機:2029年度に売上高6500億円・営業利益1000億円、ROE12.0%以上を狙う中計を策定
- アドバンテック:日本法人の新社長・MDに横見光氏が就任、国内の事業全般を統括
- 立花エレテック:製造業のDX推進に向けてアドバンテックとチャネルパートナー契約を締結
- 連載:灯台:これからのFA業界人に必要なスキル、外に向けて優しく語る
3・4面:新製品・技術トレンド
- パトライト:PCやモバイル端末から専用送信機を介さずにコマンド制御でき、既存デバイスを生かしたワイヤレス報知システムをシンプルに構築できるBluetooth LE対応の積層信号灯「LR6-B2シリーズ」
- ターク・ジャパン:機能を厳選して高いコストパフォーマンスを実現した環境型リモートI/O「TBENシリーズ」のエフィシーラインに、スマートセンサ接続に最適なIO-Linkマスタとハブを追加
- HMS Networks:電源投入から7秒未満で起動し、障害発生時も約20msでネットワークを復旧する独自の冗長機能を備えた産業用マネージドスイッチ「N-Tron NT7000」シリーズ
- オムロン:白色LEDを光源とし、劣化監視に役立つ液体の色の変化やわずかな違いを高精度に検出してデータ出力できる色度合い算出アルゴリズム内蔵の機器内蔵用カラーセンサ「形 B5WC-VB」
- オムロン:高さ5.2mmの小型設計で機器内部の高密度実装をサポートし、最高125℃の過酷な環境下でも安定して動作するタイプを用意したプリント基板用シグナルリレー「形 G6K」
- コンテック:実行許可リスト型ウイルス対策ソフトウェア「Trellix Embedded Control」を標準搭載し、定義ファイルの更新なしで不正プログラムの侵入を防ぐ組み込み用ボックスコンピュータ「BX-T310 Trellixモデル」
- 富士電機:データセンターのサーバ排熱を再利用し、コンプレッサなしで冷却消費電力を大幅に削減する世界初のエジェクタ冷却機「FEC-200/FEC-250」を発売
- ワゴジャパン:リアルタイムLinuxを搭載しCODESYS V3に対応した小型コントローラ「WAGO CC100」のスターターキットを数量限定で発売
- CKD:多くのシリンダに搭載可能な汎用シリンダスイッチ「SW-T」に、国内防爆JPEx認証モデルとUL規格対応モデルを追加
- ミネベアミツミ:ハイブリッドステッピングモータの角度検知オプションに、電源遮断時も現在位置を読み取れるバッテリーレスアプソリュート機能搭載のKシリーズ等を追加
- アイエイアイ:電動アクチュエータ「エレシリンダー」の機能を拡張し、現在位置や過負荷レベルなど最大5つのモニタデータをPLCへ出力可能に
- B&R:最大毎分500mの生産速度に対応しリアルタイムのプロセス補正を行う印刷機械向けの高速RGBプリントマーク検出カラーカメラ
- エムジー:暑さ指数(WBGT)に応じて5色のランプとブザーで工場内の熱中症リスクを通知する熱中症指数表示灯「IT60SA1-WBGT」を発売
- サンコーシャ:WiFi 7や5Gなどの広い周波数帯で使用でき、許容電力が100Wと高い8.5GHz対応同軸用SPD「N-JP-8.5G」
5面:FA業界掲示板
- 三菱電機:安価にプラント保守を実現するモータ設備診断技術が全国発明表彰の発明賞を受賞
- 三菱電機:FA導入事例としてライオン小田原工場を公開 バファリン製造工程でのデータ活用事例
- アズビル:既存システムにソラコム通信基盤を組み合わせ、ビル施工の最終調整工程をリモート化する取り組みを紹介
- フエニックス・コンタクト:制御盤貫通やパネルマウント用の各種コネクタをまとめた特設サイトに、防水性IP67適合製品などの最新情報を追加
- Eplan:電気設計におけるエンジニアリング業務の効率化に向け、確実な正確性を確保する安全アーキテクチャを採用したAI機能「Eplan Copilot」を公開
- FCLコンポーネント:複合事業を担う長野FCLコンポーネントの全株式をメイコーに譲渡し、自社はリレー事業に経営資源を集中
- 豊電子工業:BEVやHV向けバッテリー製造工程に不可欠なヘリウムリークテスターを手掛けるマルナカ社を完全子会社化
- WashiON:利便性向上に向け、大阪市北区内において大阪営業所を移転
- 山洋電気:インド全域の営業とサービス体制の強化を目的に、チェンナイのグループ会社事務所を移転
6面:イベント・セミナー
- ライト電業:ライト電業、6月17日岡山市コンベックス岡山で「ライト電業オリジナル展示会」開催
- アマダ:アマダ、6月19、20日にAGICで厚板加工の常識を覆す「利益の出る現場へ」特別イベント開催
- Moxa Japan: 6月23日WEBセミナー「IACS UR E26対応におけるネットワーク設計の課題と未来」開催
- 愛電:6月26日にWEBセミナー「CRA時代に求められる工場DX基礎とデータ活用」開催
- リタール:6月30日WEBセミナー「制御盤の熱対策セミナー 〜失敗しない機器選定とコスト削減のノウハウ〜」
- 東京エレクトロンデバイス:6月30日WEBセミナー「製造業DXの新潮流:エッジ生成AI実装の最前線」
- サンセイテクノス:7月15日に大阪市北区でプライベート展「サンセイテクノスサマーフェア2026」開催
- ICS研究所:ICS研究所、7月17日東京・有明で日米欧の最新セキュリティ規制を網羅した実務セミナーを開催
8〜9面:安全・セーフティ特集(主要各社の製品紹介)
- オムロン:セーフティリレーを内蔵し、スマートクリックコネクタによる工具レス配線が可能な制御盤外設置型のIP67対応DC遮断BOX「SBR-BB」
- パナソニック インダストリー:大きく明るい表示灯のフラッシング機能により、複数接続された扉の開閉状態を一目で全方位から判別できる非接触式ドアスイッチ「SG-P」
- 北陽電機:エリアセンサUAMと通信連携し、AGVやAMRの走行停止・徐行・速度超過をマスタとしてワンストップ制御するセーフティコントローラ「HSC-A100-ENC」
- IDEC:非常停止ボタン等の安全機能を搭載し、ドッキング構造により市販タブレットを安全な操作パネル化する安全ユニット「セーフティコマンダHT3P/HT4P形」
- 安川電機:安全PLC機能を搭載し、FSoEを介して非安全部のロジックとモーション制御を1つのツールで統合プログラミングできる機能安全対応マシンコントローラ「IC9226M-FSoE」
- キーエンス:汚れや光軸ズレなどの状態変化を本体の高輝度LEDパターン変化で周囲に知らせ、誤遮光を防ぐ22mm角の小型堅牢ライトカーテン「GL-Vシリーズ」
- フェニックス・コンタクト:DIPスイッチのみで許容速度を設定でき、計測速度をPLCへアナログ出力できる17.5mm幅の近接センサ接続型回転監視セーフティリレー「PSR-MM20」
- SICK:CPUやモジュールを最大12個まで拡張でき、Safe Motion機能ブロックを介して移動型ロボットの要件にもシームレスに適応する高性能セーフティコントローラ「Flexi Net」
- ターク・ジャパン:モジュール単体でセーフティロジックを実行可能で、PLCなしでの柔軟な分散設置を実現するセーフティブロック型I/Oモジュール「TBEN-LL-4FDI-4FDX」
- ビルツ:OSSD出力の従来型センサも現場レベルで接続でき、IP67/IP69の堅牢性で盤内のスペース削減に直結するIO-Link Safetyマスタ「PDP67」
- ロックウェル・オートメーション:ベースプロセス制御システムと同じインフラ上に統合され、計画的ダウンタイムなしでアップグレードできる統合安全ソリューション「Logix SIS」
- Pepperl+Fuchs:最高レベルの安全信号と2つの標準IO-Linkポートを1台に集約し、OPC UA経由でエッジからクラウドへデータを直接送信できるI/Oモジュール
10面:工場新設・増設、設備投資情報
- パワーエックス:北海道苫小牧市の既存工場を改修し、主に北東エリアの系統用コンテナ型大型蓄電システムを年間800台製造する新工場を建設
- 櫻護謨:栃木県の大田原製作所敷地内に約10億円を投資して新事務棟を建設、研究・品質保証体制を強化
- 鈴茂器工:埼玉県鶴ヶ島市に土地・建物計約52億円を投じた新工場「鶴ヶ島テックプラント」が稼働、ご飯盛付けロボット等の主要機種の生産能力を拡大
- 守谷輸送機工業:宇都宮工場に近接する栃木県芳賀町に新工場が竣工、主力製品である荷物用エレベーターの受注増に対応しパネルの焼付塗装工程を内製化
- 帝人リジェネット:山口県岩国市に再生医療CDMO事業の中核となる岩国ファクトリーが本格稼働、複数製品の同時製造に対応する柔軟な自動培養体制を確立
- グンゼ:岡山県津山市の津山工場において伝統を継承しつつ高度な開発ニーズに対応する新事務所棟が竣工、開発・技術部門をワンフロアに集約
- 日本クライメイトシステムズ:山口県山口市の山口工場でカーエアコン製造設備を約26億円かけて増設、2030年に同工場単体で年間売上高255億円を目指す
- ゼンショーHD:グループ店舗への食材供給を担う新たな食品製造拠点「山口工場」を山口市内に建設、約264億円を投資し2028年11月の操業開始を予定
- パワーエックス:岡山県玉野市の本社工場に20億円を投資して大型蓄電システムの製造ラインを増設、複数拠点化によるマザー工場のレジリエンスを強化
- 日揮触媒化成:福岡県北九州市の「北九州事業所」隣接地を追加取得して敷地を従来の2倍(約10万㎡)に拡張、半導体用機能性研磨材料等の生産基盤を強化
- 加賀電子:シンガポールに自社開発の基板実装設備「HATTEN」を導入した新工場を開設、多品種小ロット生産の需要に対応するとともにEMS業界初のトレーニング施設も兼備
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