【オートメーション新聞 No.442】世界半導体製造装置市場、21兆円規模へ拡大 / 安川電機 26年2月期決算を発表、小笠原会長が社長復帰へ / ファナック 米・ミシガンに新たなロボット拠点を建設(2026年4月15日発行)

1. オートメーション新聞 第442号の概要

本号(2026年4月15日発行)では、爆発的な成長を続ける「半導体製造装置市場」の最新統計を1面トップで詳報しています 。2025年の世界販売高は約21兆円に達し、20年で4倍の規模にまで膨れ上がった市場の現状を分析しています 。 また、国内大手メーカーの動向も注目です。安川電機による社長交代と最新決算の発表に加え、ファナックによる北米でのロボット生産・物流拠点の新設など、グローバル市場での競争力強化に向けた動きが加速しています 。さらに、4・5面では「予知・予兆保全」を特集。AIや最新センシング技術を駆使した「止まらない工場」への挑戦を特集しています 。

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2. 注目トピックス

【1面メイン】世界半導体製造装置市場、21兆円を突破。20年で4倍の巨大市場へ

  • 記録的な販売高: 日本半導体製造装置協会(SEAJ)の統計によると、2023年の世界販売高は前年比増の1351億ドル(約21兆4318億円)を記録しました 。
  • 長期的成長トレンド: 2005年の382億ドルから20年間で約4倍に拡大しており、先端ロジック向けの投資増強などを背景に今後もさらなる成長が見込まれています 。

【決算と経営】安川電機:増収も為替・経費増で減益、小笠原会長が社長に復帰

  • 26年2月期通期決算: 売上高は前年度比0.8%増の5421億円と増収を確保しましたが、営業利益は為替影響や間接費の増加により減益となりました 。
  • 新体制の構築: 5月27日付で小笠原会長が代表取締役会長兼社長に復帰します 。ロボティクス領域での深い知見を活かし、より現場に近い立場でAI活用などの改革を推進する方針です 。

【グローバル拠点】ファナック:米・ミシガン州に約143億円を投じ新たなロボット拠点を建設

  • 北米市場への投資:ファナックのアメリカ子会社は、米国市場でのロボット生産能力拡大に向け、ミシガン州に新たな工場用地を取得しました。
  • 大規模な拠点整備:約9000万ドル(約143億円)を投じ、延床面積約84万平方フィート(約7万8000平方メートル)の生産工場と物流センターを建設します。
  • 将来展望:2027年末の完成を予定しており、40年以上にわたり塗装用ロボットなどを現地生産してきた実績をベースに、北米での供給体制をさらに強化します。

【予知・予兆保全特集】熟練の「五感」をデジタル化、AIとセンサで実現する自律型保全

  • アズビル: AIを活用し、多様なデータからリアルタイムに設備状態を判定する「自律型・設備管理」プラットフォームを展開しています 。
  • オムロン: 可変速モータの電流・電圧を高速解析し、部位ごとの故障を特定する状態監視機器「K7DD」を紹介しています 。
  • パトライト: においで異常を検知する画期的なソリューションにより、従来気づきにくかったリスクの「見える化」を提案しています 。

【画期的な新製品】オリエンタルモーター:全固体電池搭載、バッテリレスの次世代サーボ「KXRシリーズ」

  • メンテナンスフリー: エンコーダ内部に全固体電池を内蔵し、外部バッテリなしで位置情報を保持。交換の手間とコストを削減します 。
  • 高速・高精度: 最高速度7000r/minと26bitの高分解能を実現し、立ち上げ工数の短縮を支援する自動設定機能も備えています 。

3. 各ページ別の見出し・記事一覧

1面:総合ニュース

  • SEAJ: 2025年世界半導体製造装置販売高、1351億ドル(約21.4兆円)を記録
  • 安川電機: 5月27日付で小笠原会長が社長復帰。現場主義の改革を加速
  • 安川電機: 2026年2月期通期決算を発表。増収を確保するも為替影響等で減益
  • ファナック: 米・ミシガン州に新たなロボット拠点を建設。北米の自動化需要に対応
  • コラム「灯台」: 素材や部材不足は変化への大きな分岐点 技術でピンチをチャンスに変える

2面:新製品・サービス

  • オリエンタルモーター: 全固体電池搭載のバッテリレス・サーボモータ「KXRシリーズ」
  • 安川電機: 最大640軸の同期制御が可能なマシンコントローラ「MPX1010」追加
  • オムロン: 制御盤外に設置可能なIP67対応耐環境パワーサプライ「S8NR-S」
  • オムロン: ワンタッチ接続機構を採用したM12丸型防水コネクタ(スマートクリック)
  • 壬生電機製作所: 工具不要・秒速施工を実現するメンブレインエントリ「CLIXX」
  • コンテック: ソフトウェアRAIDモデルを追加したファンレス産業用PC「BX-M4600」
  • SMC: 最高ピストン速度を2倍に向上させたマグネット式ロッドレスシリンダ「CY3Sシリーズ」
  • SICK: 高精度な長距離測定が可能なレーザ距離センサ「Dx80」。最大80mに対応

4面:予知・予兆保全特集(主要各社の製品紹介 1)

  • アズビル: 自律型設備管理を実現するAIベースCBMプラットフォーム「BIG EYES MM」
  • IMV: AnyWireASLINK対応の振動診断ユニット「VD-unit」で高度な設備監視
  • オムロン: 可変速モータのリアルタイム状態監視を実現する「アドバンスド・モータ状態監視機器 K7DD」
  • パトライト: においの変化で現場のトラブルを未然に防ぐ「におい測定ソリューション」
  • ターク・ジャパン: センサとAIで設備の異常を判断する予兆保全ソフトウェア「LOSSO」
  • シュナイダーエレクトリック: MCSA(電流解析)とAIによりモータの故障を正確に把握する「EcoStruxure Asset Advisor」

5面:予知・予兆保全特集(主要各社の製品紹介 2)

  • 横河電機: AIで挙動の「違和感」を通知するデータロギングソフトウエア「GA10」
  • 富士電機: インフラ構築不要・低コストで導入可能な現場型診断装置「SignAiEdge」
  • IDEC: 防爆エリア内の長期間モニタリングに最適な無線振動センサ「ES3M形」
  • Festo: 高剛性・省スペースで可用性を高める予知保全対応の直動軸「ELGDシリーズ」
  • 東陽テクニカ: レーザ光遮断法で液中の摩耗粉をミクロンレベルで計測する「PI-1000」
  • 村田製作所: 20kHzの高周波まで検知可能なSMDタイプの予知保全向け振動センサ

6面:FA業界掲示板・人事・移転

  • 三菱電機: 世界各国のFA事業担当者インタビュー「The Road to Automating the World」公開
  • 三菱電機: ヨコオ富岡工場での超小型プローブ生産におけるロボット自動化事例を公開
  • 日立工業専修学校: フェスト社の先進教育システム「CP-Lab」を全面導入。デジタル匠を育成
  • 東芝産業機器システム: 企業の安全管理を支援する「現場の熱中症対策ガイド2026」を公開
  • エプソン販売: 2026年10月1日付で「エプソンジャパン」に社名変更。ソリューション力を強化
  • 鍋屋バイテック: 岐阜県美濃市に中核拠点「イノベーションセンター」を竣工

7面:展示会・イベント情報

  • INTERMOLD 2026: 金型・プレス加工技術展がインテックス大阪で開幕。394社が出展
  • OPIE’26: 光・レーザー関連展示会。特別企画として「量子イノベーションフェア」を開催
  • CEATEC 2026: 「Japan Mobility Show」との併催が決定。産業を超えた共創を推進
  • 日本ロボットSIer協会: 宮崎市および京都市にて交流・セミナーイベント「SIer’s Day」を開催

8面:工場新設・設備投資情報

  • JX金属: 生成AI需要対応。茨城・磯原工場でインジウムリン基板の増産設備を強化
  • ヤンマーパワーソリューション: 舶用水素エンジンなどの次世代パワートレイン生産拠点を新設
  • 堀場製作所: 投資額約370億円。京都市南区に延床面積約11倍のグローバル新本社を建設
  • サンエー: 沖縄県宜野湾市に約540億円を投じ、最新自動化設備を備えた食品加工センターを建設
  • エスビー食品: 海外戦略拠点。タイにハラル認証対応の日本式カレー製品新工場を建設
  • アイシン: インド市場の需要増に対応。AT・CVTの現地生産体制を強化

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