【オートメーション新聞 No.444】JEMA 2025年度出荷実績、3年ぶりプラスの7458億円 / 三菱電機 4期連続最高益 / FAトップインタビュー:アドバンテック 2026年エッジAI戦略 / 特集:インバータ・防爆(2026年5月13日発行)

1. オートメーション新聞 第444号の概要
本号(第443号・2026年5月13日発行)では、日本電機工業会(JEMA)による「2025年度産業用汎用電気機器出荷実績」をトップニュースとして掲載し、国内・輸出ともに回復傾向にあり、3年ぶりに前年度比プラス(7458億円)に転じた市場動向を報じています 。主要品目であるPLC、サーボ、インバータがいずれも好調で、特に半導体製造装置向けや脱炭素関連の投資が成長を牽引しています 。また、三菱電機が国内外の需要回復により4期連続の最高益を達成したニュースや、産業用PCの雄であるアドバンテックの最新エッジAI戦略に関するインタビューなど、2026年の製造業におけるデジタル変革の最前線を紹介しています 。
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2. 注目トピックス
【1面メイン】JEMA 2025年度出荷実績:3年ぶりプラスの7458億円、全主要品目が回復
日本電機工業会(JEMA)のまとめによると、2025年度の産業用汎用電気機器の出荷総額は前年度比6.9%増の7458億円となりました 。品目別では、PLCが1408億円(同8.9%増)、サーボモータが1596億円(同3.5%増)、インバータが862億円(同6.9%増)といずれも堅調に推移 。半導体不足の解消による納期正常化や、カーボンニュートラルに向けた省エネ投資の加速が、3年ぶりの成長を後押ししました 。
【インタビュー】アドバンテック 2026年エッジAI戦略:世界標準の価値実装で日本のDXを加速
産業用PC(IPC)で世界トップシェアを持つアドバンテックの横見光氏は、日本の製造現場において「ソフトPLC」と「フィジカルAI」の潮流が本格化していると語ります 。同社は2026年、現場でリアルタイムに判断を行うエッジAIプラットフォーム「WEDA」を軸に、有力販売店17社との「チャネルパートナー」制度を通じて、単なるハード販売に留まらないソリューション提供を強化する方針です 。
【製品コンクール】JECA FAIR 2026:出展52社が最新技術を競う「製品コンクール」開催
5月20日から東京ビッグサイトで開催される電設工業展にて、第65回製品コンクールが行われます 。今回はアイリスオーヤマの「LICONEX 電源ユニット」やアサヒ産業の「マルチGRID」など、初参加11社を含む52社が最新の電設技術を披露 。優秀製品には国土交通大臣賞などの各賞が授与されます 。
【トレンド分析】世界市場の拡大と日本の停滞:製造業がいま向き合うべき「現実」
新連載「日本産業の現実をデータで読み解く」では、イルメジャパンの村上将氏が、2000年以降の世界GDP拡大と対照的な日本の相対的地位の低下を分析 。高品質な「すり合わせ」に依存した垂直統合モデルから、世界標準を受け入れつつ自社の強みを実装する、新たなグローバル戦略への転換が必要であると説いています 。
【画期的な新製品】不二電機工業:CT機能を内蔵した電流計測端子台「CTS形」を発売
不二電機工業は、端子台内部に電流センサ(CT)を組み込んだ新製品を6月に投入します 。従来のクランプ式CTを設置できなかった狭小な制御盤内でも容易に電流計測が可能になり、機器の劣化診断や計画的な設備保全を省スペース・低コストで実現します 。
3. 各ページ別の見出し・記事一覧
1面:総合ニュース・トレンド
- JEMA: 2025年度産業用汎用電気機器出荷実績、6.9%増の7458億円
- 三菱電機: 2025年度連結決算、国内外の旺盛な需要で4期連続最高益を達成
- キーエンス: 創業者の滝崎武光氏が名誉会長に就任
- 新連載: 日本産業の現実 データで読み解く
- 灯台: 成功への挑戦権を獲得したチャレンジャー M&Aを意識改革・飛躍のきっかけに
2面:新製品・サービス
- 不二電機工業: 端子台にCT機能を内蔵した電流計測端子台「CTS形」
- オムロン: 最大450kgの資材搬送が可能な低床・全方向駆動モバイルロボット「OLシリーズ」
- 富士電機: 耐電圧性能を維持しつつ小型・軽量化したグローバル向けモールド変圧器
- コンテック: 1/0構成を自由に変更できるEtherNet/IP対応モジュール式リモートカブラ
- FCLコンポーネント: メンテナンス性を向上させたソケット対応形スリムパワーリレー
- アビステ: 定期点検不要なフロン排出抑制法対象外のポンプ・タンクレスチラー
- コーセル: 三相3線式ワイド入力に対応した3500W定格AC入力電源のラインアップ拡充
- TDKラムダ: 最大効率94%・最大650Wピーク負荷対応の基板型AC-DC電源
4面:FAトップインタビュー
- アドバンテック: インダストリアルIoT事業部長 横見光氏「2026年エッジAI戦略」
5面:インバータ特集
- 安川電機: 1台で主要プロトコルに対応、産業用Ethernet標準搭載の「GA501」
- オムロン: 簡易位置決め機能やセーフティ機能を備えた多機能型小型「3G3MX2-V2」
- 三菱電機: パソコンから給電し、主回路オフでも設定可能な小形「FREQROL-D800」
- 日立産機システム: JOGダイヤルで操作性を向上、非定常診断機能を備えた「WJシリーズC1」
- 富士電機: Bluetooth通信に対応し、スマホから設定・監視ができる「FRENIC-Mini (C3)」
- シュナイダー: インバータに代わるモータ制御の選択肢「Altivarソフトスターター」
6〜7面:防爆特集
- フェニックス・コンタクト: 防爆とSIL3機能安全を20mm幅で実現した信号変換器
- 新光電子: 電池駆動で1000時間動作可能な本質安全防爆電子台はかり
- シュナイダー: 防爆Zone 2環境でのDXを推進する22型ワイドタッチパソコン
- サンコーシャ: 落雷による異常電圧から電源回路を守る耐圧防爆構造SPD
- IDEC: 応答時間0.5msの高速検知、Zone 0対応の本質防爆小形光電センサ
- エンドレスハウザー: HART通信に対応したループ電源駆動の本質安全防爆プロセス表示器
- ターク: Zone 1での銅線イーサネット通信を実現する防爆ゲートウェイ
- 日本アスコ: 低消費電力1.8Wでランニングコストを削減する耐圧防爆電磁弁
- パトライト: 消耗部品なしでメンテナンス工数を削減する海外認証品の防爆信号灯
- 中村電機製作所: 無線通信により防爆エリア内の回転機器を遠隔監視する振動センサ
- 星和電機: 513万画素の高解像度とAI画像認識に対応した防爆形ネットワークカメラ
- 島田電機: 2026年春発売予定、iPhone 17 Pro Max専用のZone 1対応防爆カバー
8面:JECA FAIR 2026 製品コンクール
- 特集: 5月29日から開催の「電設工業展」製品コンクール、参加52社の製品一覧
9面:FA業界掲示板・イベント
- 三菱電機:製品開発ストーリー「情熱ボイス」に、新規格に対応した高圧真空遮断器の開発秘話を公開
- 富士電機:東京工場と筑波工場で制御システムの国際セキュリティ規格「IEC 62443-4-1」のCB証明を取得
- 島津製作所:ドイツのPlasmion社を買収。リアルタイム高感度分析技術「SICRIT」を獲得し質量分析事業を強化
- 北陽電機:3D LiDAR「UCTシリーズ」を用い、かご台車の格子を面で捉えて安定検知する導入事例を公開
- リタール:データセンターに特化したイベントのレポート「AIデータセンター最新動向」を公開
- Eplan・Siemens:電気設計とPLC設計のデータをAIが同期・反映するAIエージェント連携を構築
- MOXA:データセンターの「止まらないネットワーク」構築を解説するWEBセミナーを5月21日に開催
- コンテック:DC同期に対応した高精度制御EtherCATカプラを解説するウェビナーを5月27日に開催
10面:工場新設・増設、設備投資情報
- 土橋製作所: 宮城県大和町に半導体製造装置部品の第二生産拠点を建設
- SEMITEC: 千葉と山口の2拠点を増強し、薄膜サーミスタの生産能力を拡大
- 横浜車輛工業: 横浜市栄区に新工場、輸送車両用カプラの架装能力を強化
- 中部フーズ: 名古屋市内に米飯商品の新工場を設立し、供給体制を強化
- 御津電子: 香川県宇多津町にリアルタイム可視化を導入したDXスマートファクトリー竣工
- 品川リフラ: 岡山・瀬戸内工場が竣工、半導体装置向けセラミックス生産を2.5倍へ
- 日本ゼオン: 山口・徳島工場に光学・医療用COP生産の新プラントを建設
- マルタイ: 佐賀工場に棒ラーメンの製造ラインを増設し、生産能力を倍増
- 富士フイルム: 英国拠点に4億ポンド投資、抗体医薬品の原薬製造棟とラボを開設
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