IDEC、バスカプラモジュールSX8R 形を発売 リモートI/0システムを手軽に構築

IDECは、同社製PLC「FC6A 形 I/O モジュール」と組み合わせてリモートI/Oシステムを構築できるバスカプラモジュール「SX8R 形」を発売した。
近年、制御盤は小型化、分散化したことでオープンな産業用ネットワークを活用したリモートI/O システムの導入がグローバルで進んでいるが、PLCが設置された制御盤から、離れた場所の各種入出力機器の配線作業は煩雑で、配線ミスやノイズによる誤作動などの課題があった。
それに対し同製品は、同社製PLC「FC6A 形I/Oモジュール」と組み合わせることでリモート I/O システムを実現可能。FC6A 形の48種類の豊富なI/Oモジュールを用いたリモートI/Oシステムを構築でき、ベースモジュールタイプで大幅な設置スペース削減も可能。主要な産業用ネットワーク(EtherNet/IP、ModbusTCP、CC-Link IE Basic)に対応し、各社のPLCや産業用コントローラと接続して使用できる。LAN ケーブルで配線しデータ通信することで配線の煩雑さを軽減し、ノイズ対策にも貢献する。また専用のPCコンフィグレーションツールで通信設定やモジュール設定を簡単に設定でき、各モジュールの状態をモニタリングできる。
端子仕様は、ネジ締めタイプと、Push-inタイプの 2 機種を用意している。

https://jp.idec.com/media/PR20240508.pdf

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