エヌエー 静電容量近接スイッチ、容器の外から液面レベル検出

エヌエー(浜松市浜北区)は、液面センサの新たなラインアップとして、液体に触れずに液面レベルを検出できる静電容量近接スイッチ「CAT-101M シリーズ」を発売した。

これまで液面検知には、接液させて検出するフロートスイッチが用いられていたが、粉粒体や接液不可な液体などに対応できないという課題があった。

新製品は、検出領域内に電界を発生させ、回路の一部を導体電極とし、他の導体または誘電体が接近することによって生じる電極の静電容量の変化を電気信号に変換して物体の接近を検出する。非金属の容器やゲージ管の外部側面に取り付けるだけで、内部の液面を検出できる。

物体の透明度、光の反射状態などに関係なく検出ができるため、水やガラスなど透明な物体にも使用可能。米ぬかなどの細かい粉体からコーヒー豆などの粗い粉体、洗剤やサラダ油のような液体まで幅広く残量検出ができる。脱穀機の米量検知やインクジェットプリンタのインク残量、洗剤タンクの残量検知などのアプリケーションで使用が見込まれている。

サイズは幅50×奥行き20×高さ10ミリ。検出距離は2ミリと5ミリの2タイプを販売している。

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