わが社の’13経営戦略 カスタム対応品にも注力

2013年1月9日

2012年10月期の売り上げは計画に対し90%の達成率であった。中国市場向けの販売比率は10%ぐらいまで下がっているので、以前よりは影響が少なくなっているが、むしろ日本の顧客の中国向けの販売が低迷している影響のほうが大きい。これから半年間ぐらいは日本の顧客全般が、購買を絞ることが予想され、さらに落ち込む恐れもある。

こうした状況下で今期の売り上げは、昨年と同レベルを維持できれば良いと、厳しい計画で臨んでいる。見通しが良くないのでコストや経費の削減を進めざるを得ない。

一方、新製品開発は継続して意欲的に取り組んでいく。ロータリーエンコーダーメーカーとして、既存の市場に加え、新技術・新機能で新しい市場開拓をしていくためで、まず今月から、FA市場向けのφ50ミリタイプの出荷を開始する。IP65の耐環境性を有し、5000パルスの高分解能を実現した価格競争力の高い製品である。主として海外市場をターゲットに考えている。標準シリーズはこれでφ7ミリから50ミリまで標準品でそろったが、エンコーダー基板、円板等の主要部品を共通化して、1つの部品が色々な出力仕様品で共用できる設計にすることで効率化している。

また今年は、モーター・アクチュエーターおよび、ロボット等産業機械市場向けの組み込み用途を狙いに、カスタムモジュールタイプの専用エンコーダーにも注力する。まず、φ7ミリと18ミリをベースに、アブソリュートタイプと磁気式タイプを補強して、これらの市場で需要の高い小型、10~20ミリ角のカスタム開発対応を推進していきたい。

さらに、高機能タイプとして、予防保全・故障予知向けに冗長化したセーフティ機能タイプ、高精度タイプなどの追加も計画している。

半年前から海外よりネット販売の注文が増加しており、今後の動向に注目している。