岡本無線電機は今期の基本方針として「頑張れ日本、頑張ろう私達」を掲げ、東日本大震災の復興にできる限り貢献していくことを最優先に取り組み、被災地はもとより、日本経済、電子業界、取り引き先の復旧・復興に寄与していく方針である。このため国内20拠点、アジア４拠点を含め、仕入先と連携を採りながらできる限り取り引き先の要望に応えていく。また、今後も継続して取り引き先に良いサービスを提供するため、将来を見据えたフロントオフィスづくりにも取り組み、今後のビジネスモデルや営業活動を検討していく。
同社は、通信・ネットワークなどを中心に拡販を行っており、スマートグリッド用途などで市場拡大が期待される通信システム用部品の営業を強化している。ＺｉｇＢｅｅやＢｌｕｅｔｏｏｔｈ、特定小電力無線のようなパーソナルネットワーク用モジュールから、ワイヤレスＬＡＮなど広範なネットワークを構成するためのモジュールやボード及び、それらの周辺部品を幅広く提供している。
また、高信頼性で通信用に適した産業用液晶モジュールやメモリ、光ファイバーなどのケーブル類、各種通信用コネクタ類、スマートグリッド用途に最適な電流センサやＤＣ／ＤＣコンバータ、ＡＣ／ＤＣインバータなど電源関連部品も幅広く取り扱っている。
部品をより簡便に使用できるよう技術サポートの強化に取り組むほか、通信モジュールやボードを使用・検討するための技術セミナーなども開催。顧客の複雑多岐にわたる要望に応えるよう最適なソリューション提供を行っている。
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