堀場製作所試薬などの使用量を大幅削減汚濁度測定装置の受注開始

堀場製作所は、試薬や電気の使用量を大幅に削減した、水中の汚濁度合いを測定する自動COD(化学的酸素要求量)測定装置「CODA―500」=写真=の受注を本格的に開始した。本体価格は395万円。標準試薬は1万5000~4万1500円(40日分)。初年度50台、15年までに累計で400台の販売を予定している。

この装置は、新設計の計量機構により、従来比90%減のスプーン1杯(10ミリリットル)のサンプル量でCODを測定できる。

同時に消費する試薬量(従来比90%)と電力量(同60%)を削減できる。また、この種の装置メーカーでは初めて小型交換式の試薬を販売し、試薬の補填はボトルの交換だけで済み、試薬の調合や注ぎ足しの作業が削減され保守作業の簡素化が図れる。

水質総量規制の対象事業所となる港湾や湖沼地域の自治体や工場施設の需要に対応して、日本をモデルに同様の規制が進む韓国や中国、台湾などを中心にアジアでも拡販を進めることにしている。

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