フォトロン 空間分解能向上を実現画像計測システム発売

CAD関連ソフトウェア、高速度カメラ・画像処理システムなどの電子応用システムのフォトロンは、画像計測システム「Focuscope(フォーカスコープ)F03」=写真=を好評発売中である。

Focuscope
F03は、Z軸深度方向が最大100μメートルの範囲を誇る。全点合焦リアルタイム映像の撮影が可能な、リアルタイム・フルカラーの画像計測システム。光学顕微鏡に取り付けるだけで全焦点顕微鏡システムとして機能する。

プロセッサー部(330ミリ×216・2ミリ×42ミリ)、カメラヘッド部(35ミリ×35ミリ×34ミリ)とも、小型サイズ(同社従来製品比90%減)となっており、組み込み用途や狭いスペースへの設置が可能。

新開発の小型・高感度CMOSイメージセンサーを搭載。従来製品(Focuscope
FV―100C)ではトレードオフであった、空間分解能の向上と高感度化を同時に実現した。これにより、従来製品に比べより微細な構造の観察を実現し、さらに従来に比べ少ない光量での観察を可能にした。

また、Focuscope
F03は、機能向上を目指すとともに、省コスト化を図り、従来製品に比べ約50%のコストダウンに成功した。活用事例は、微小部品の検査工程、加熱・冷却ステージとの組み合わせや、形状が変化する観察、微小部品の即時観察など。

なお、Focuscopeのリアルタイム・フルカラーによる顕微鏡全焦点映像表示技術は、旧通商産業省工業技術院機械技術研究所とデルフトハイテック、川崎製鉄、テクノリサーチ、デンソーの共同研究を基に、産業技術総合研究所とフォトロンの共同開発により、世界で初めて実用化に成功した技術である。

特許取得済みで、発明名称は「実時間全焦点顕微鏡カメラ」。

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