技術者育成 の検索結果

製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (28)

新入社員の技術者育成において徹底すべきこと 若手技術者の中で特にまっさらな状態ともいえる新入社員。夢と希望に満ち溢れた新入社員というのは組織の代謝に必須であり、またその後の成長を後押しする重要な要素となります。今日は入社1年目のいわゆる新入社員である技術者の育成について、徹底すべきポイントについて述べてみたいと思います。   指示事項を理解し、業務を進めることこそが大前提 若い方は確かに柔軟な観点があります。中にはなるほど、そういう考え方もあるのか、というものもあるかもしれません。しかし私の経験上、そのようなケースは極めて稀です。 実践経験がほとんどない入社1年目の新人技術者の発想や…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (27)

技術者が生き残るのに必要な普遍的スキルとは 今日の技術者人材育成コラムでは、技術者にとって永遠のテーマの一つともいえる、「普遍的スキル」について述べてみたいと思います。 国も積極的に取り組む高等教育の盲点文部科学省の中に大学分科会というものがあり、その中に「今後の高等教育の将来像の提示に向けた論点整理」というページがあります(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/houkoku/1400115.htm)。2017年の末に将来構想部会というところが、今後の高等教育はどのようになるべきか、ということをまとめたものです。 その中で社会全…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (18)

若手技術者にとって最上位の概念は 若手技術者にとって、最重要の最上位の概念とは何でしょうか。育成に労力を注ぐ故、ついつい後回しにされてしまう、またはこれは常識であり、当然わかっているであろう、ということで見逃されてしまうのが実情のようです。今回の技術者育成研究所のコラムでは若手技術者に強く認識してもらいたい最重要の「最上位の概念」についてあらためて考えてみたいと思います。   ■若手技術者にとっての仕事の最上位の概念は製造業の根幹 答えはとてもシンプルです。なぜならば若手技術者に理解してもらいたい最上位の概念は、製造業にとっての根幹だからです。 最上位の概念。それは「顧客に販売する製…


経産省 Reスキル講座 16事業者23講座認定

経済産業省は「第四次産業革命スキル習得講座認定制度(Reスキル講座)」について、16事業者23講座を認定した。Reスキル講座は、社会人向けのIT・データを中心とした専門的・実践的な教育訓練講座について経済産業大臣が認定するもので、AI、IoT、クラウド、データサイエンスなど将来成長が見込める新技術・システムの習得、高度なセキュリティなど必須スキルの習得、自動車分野のモデルベース開発などIT利活用分野の高度化対応なども対象としている。 認定されたのは、データ利活用技術者育成講座(日立インフォメーションアカデミー、44時間、25万円)、データサイエンティスト入門講座(ブレインパッド、32時間、35…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (14)

若手技術者の視野を広げるためには 若手に限らず技術者というのは自分の専門的な部分にのめり込みがちな性格の方が多いため、仕事の視野が狭くなりがちです。 例えば自分の専門についてはいくらでも話をすることができる一方で、同じ技術でも少し専門領域がずれると全く話ができなくなる、ということはざらにあると思います。 基本的にはこれが大きな仕事の支障になるということはないかもしれませんが、長い目で見た時、若手の段階からあまりにも狭い範囲で閉じこもってしまうと、ある程度年齢を重ねた時に柔軟性に欠ける人材になりかねません。 一般的に、技術者といえどもある程度年齢を重ねれば管理職に進んでほしいのが組織の本音。この…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (13)

大学教育と産業界の要望 「文章作成力」つけるべき 研究と技術とも言い換えられるかもしれませんが、ここのバランスをどう取るのかというのは比較的難しい議論です。大学というある程度閉鎖された空間に限った経験ベースの話や、または開発現場の修羅場を通らずに述べられる評論など、この辺りの議論に関し疑問を感じることが多いのが実感です。 そこで今回のコラムでは大学教育と産業界の要望という題名で、本テーマについて考えてみたいと思います。   ■大学教育の意義 若手技術者は大学の先生から一般的にはアカデミックベースの教育を受けます。既知の理論の上に新しい理論の発見を目指す、というのは技術者としても極めて…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (12)

技術不正やデータ改ざんの恐ろしさ 「顧客を大切に思う姿勢」が最大の武器 昨今の日本を代表するメーカーの不正や改ざんに関する話を耳にするたび、日本の製造業の危うさを感じます。大手自動車メーカーによる品質管理体制の不正、大手鉄鋼メーカーによる材料データ改ざん、といった耳を疑うような話が次々と出ています。このようなニュースを目にすると、「大手メーカー故の規模の問題点だ」「グローバル競争の厳しさゆえの弊害だ」といった本流とは異なる議論に陥ることも多いようです。ここは今一度、技術というものについて振り返る必要がありそうです。 ■技術は決してうそをつかない「真実」 技術者に限らず、研究者でもそうですが、基…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (11)

若手技術者に対する理想的な指導者 任せながらもフォローする 今日のコラムでは若手技術者に対する理想的な指導者について述べてみたいと思います。 ■指導者側に求められる多様な選択肢 若手技術者の指導というのはさまざまなアプローチがあるものの、最後はその人となりに影響を大きく受けるため、指導する側がいかに多くの選択肢を用意できるかが勝負となります。 もちろん根幹部分として、本コラムでも述べている陥りがちな技術者育成パターンになっていないか、そして活字を基本とした論理的思考力の鍛錬が盛り込まれているか、というところは不変です。しかし、これを具体的な実務レベルまで落とすためには個々人の性格やスキル、業界…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (10)

若手技術者への技術の伝承 効果絶大活字の「手順書」 ■技術の伝承に必要なものは何か 様々な所で語られることの多くなった技術の伝承問題。団塊世代の定年により、技術力低下が懸念されるというのが大方のロジックのようです。 一例を以下のURLで示します。(http://jma-column.com/denshou/)ここで述べられているのは教えられる側が作成する文書を教える側が確認するというStep式となっています。これはこれで機能するやり方かもしれません。 その一方で実情をお話しすると、教える側がきちんとした文書を作成できる論理性を持っていないと、段階を踏んで教えられないことはもちろん、指導内容が発…


アズビル 工学教育賞受賞

アズビルは、日本工学教育協会が主催する「第21回工学教育賞」(業績部門)を、IHIと共同で受賞した。 受賞標題は「交換講座の継続的実践による企業内教育の相互補完と活性化-技術者育成オープンイノベーションへの取り組み」で、受賞者は、IHI技術開発本部技術研修所代表の佐々裕美氏と、アズビル技術開発本部代表の畠山洋志氏。 今回の受賞対象となったのは、交換講座の継続的実践による技術者育成のオープンイノベーションの取り組みで、両社は2012年度からそれぞれの得意領域における講座を「交換講座」として相互に提供。アズビルの「電気・制御分野」をIHIで、IHIの「機械・構造解析分野」の講座をアズビルにて実施し…