品質管理 の検索結果

ベクトリックス「テレメジャーⅡ」「QCプロ」品質管理 より高度に

製造業のデータ改ざん問題が世間を騒がせているが、「わが社も今のうちに品質管理のシステム化を!」と、企業が導入している測定機器用のIoTツールがある。通信機器やソフトウェア開発などを手がけるベクトリックス(東京都豊島区)の「テレメジャーⅡ」と品質管理ソフト「QCプロシリーズ」だ。 異メーカーの測定データ統合 「テレメジャーⅡ」は、デジタル測定機器に無線送信機を取り付けて、パソコンに接続した受信機を経由し、自動で測定データを入力できるシステム。例えばデジタルノギスで測って、一度置いて、ペンに持ち替えて測定値を記入するということをせずに、ノギスで測定値が出たら、ノギスに取り付けた送信機のボタンを押す…


製造現場業務と基幹業務をつなげることで予測品質管理を実現したモホーク・インダストリーズ(後編)〜SAPジャパンの超リアルタイムビジネスが変える常識(15)

センサーデータとクレームひも付け 指標を統合的に可視化 ■品質管理の高度化をどう実現したか? モホーク社はインメモリデータベースHANAと分析ツールを使い、業務システムや品質管理システム、センサーデータを収集したPLCなど、さまざまなデータの統合基盤と予測分析基盤を構築しました。これは製造現場業務と基幹業務のIoTによる融合です。 実験の第1ステップとして、染色工程を対象としました。染色工程はカーペットの製造プロセスの中でも特にクレームの原因となりやすいためです。分析イメージを深めるために、その一例をみてみましょう。 1.SPC(統計的工程管理)の高度化 安定した生産のためには、製品品質が仕様…


製造現場業務と基幹業務を繋げることで予測品質管理を実現した「モホーク・インダストリーズ」前編~SAPジャパンの超リアルタイムビジネスが変える常識(14)

潜在的な品質問題を分析〜複雑な生産工程に改善の余地〜 ■世界のカーペット総生産量はどのぐらいでしょうか? なんとグローバルで年間25億平方メートルを超えるそうです。すべて敷き詰めますと、東京全体の面積よりも大きくなります。その総生産量の半分以上を生産する北米で、大きくビジネスを拡大している企業がMohawk Industries(以下モホーク社)です。 モホーク社は住居用および商業用の床材メーカーで、カーペットをはじめとして木材、タイルなどを販売しています。ここ数年で約1.5倍の成長を遂げ、売上高約80億ドル、従業員数約3万5000人のリーディングカンパニーとなりました。 SAPブログではこれ…


オムロン 次世代品質管理システムQ-upAutoを開発

オムロンはプリント基板の実装ラインにおいて、検査機と実装機を連携させ検査情報と設備の稼働情報を一元管理する「次世代品質管理システムQ-upAuto」を開発、2016年12月に発売を開始する。 同システムは、これまで高度な専門知識や膨大な作業時間が必要だった基板実装ライン全体の品質管理を簡単にできる仕組みを提供し、不良発生の未然防止と生産性の向上に貢献する。 業界で高い評価を得てきたQ-upNavIシリーズを進化させ、基板実装ラインにおいて、長年の課題であった複合的な要因からなる不良原因の特定や、最終品質となる検査結果から、各設備にとって良品を作る上で最適な設定条件(パラメーター)の抽出を可能と…


速報取材レポート「日本ものづくりワールド2019」第30回 設計・製造ソリューション展(DMS)

2019年2月6日(水)〜8日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催中の「日本ものづくりワールド2019」。 製造業の「短期開発、生産性向上、品質向上、VA/VE、コストダウン」に寄与することを目的に開催される総合展示会で、合計7つの展示会で構成されます。 第30回 設計・製造ソリューション展(DMS) 第23回 機械要素技術展(M-Tech) 第27回 3D&バーチャル リアリティ展(IVR) 第1回 ものづくりAI/IoT展 第1回 次世代3Dプリンタ展 第1回 航空・宇宙機器 開発展(AeroTech) 第1回 工場設備・備品展(FacTex) 今回は国内外2,600社が出展、…


基礎から学ぶ中国工場管理〜実例で学ぶ管理のポイント〜 (16)

品質管理-中国工場の品質がよくないのはなぜか-(その2) 中国工場の問題点を生産の3要素で捉える① 育成なしには人材育たない 生産の3要素のMan(人)について考えています。 前回までは、作業者について見ていきました。今回からは、管理者と経営層について詳しく見ていくことにします。 管理者 中国工場でいう管理者とは、現場の班長さんや科長さんのことです。まず班長(組長)さんから見ていきます。 班長(組長) 班長・組長は現場を指揮管理しているという観点から、工場の品質を左右するキーパーソンといえます。自社製品のQCDレベルは、班長・組長のレベルによって決まると言ってもよいでしょう。 多くの工場では、…


基礎から学ぶ中国工場管理〜実例で学ぶ管理のポイント〜 (15)

品質管理-中国工場の品質がよくないのはなぜか-(その1) 中国工場の問題点を生産の3要素で捉える③ 作業者の定着は誇りと満足度   前回は、定着率が悪化したために従来型作業からの転換ができなかった日系工場の事例を紹介しました。 今回は、作業者を定着させるために何が必要かを考えます。   定着させる-そのために何が必要か 中国の人は会社への帰属意識が薄いと言われています。これはその通りでしょう。そんな中国の人に、少しでも自分の会社、自分の工場と思ってもらいたいものです。それが定着につながり品質にもよい影響を与えることになります。ここでは、作業者の定着に有効な二つの方法を紹介し…


【流通各社トップが語る2019】岡本無線電機、計画を全力でやり切る

取締役社長 岡本 弘 2018年度上期は、産業界全体の活況の中で、当社も堅調に推移した。下期は半導体関連を中心に減速感が見え始めているが、自動車関連は商談も増えており、好調な状況だ。 中期経営計画に基づき、自動車・医療・エネルギー市場に注力して、各分野に専任者を就けて活動している。 19年度上期は、減速感を引きずる可能性もあるが、徐々に半導体製造装置向けも回復し始め、自動車関連向けは陰りが出たとしても、堅調に推移すると見ている。 18年度は「Society5.0社会に貢献できる企業基盤を作る」ことをヴィジョンとして、IoT、AIに対応する5G時代に向けての技術力強化も行ってきた。LPWA「Si…


【各社トップが語る2019】ヤマハ発動機、トータル提案の強み活用

執行役員 ソリューション事業本部長 太田 裕之 2018年は良い年だった。上期は部材供給不足等で苦しんだが、引き合い自体は強い状態だったので大きな心配はしていなかった。足元を見ると、米中貿易摩擦の影響は少し出て、様子見が広がっている感はある。中国は就労可能人口が減り、工場で働きたい人も少なくなっている。世界的に自動化ニーズが高まっているのは好材料だ。 ロボティクス事業の売上高は、18年度は730億円を見込んでいる。19年は自動車関連は強く推移し、5Gが追い風になるだろう。新機種の投入とプラットフォーム化を進めながら展開する。21年度には1015億円を目指す。 SMT(表面実装機)は、スマホの比…


基礎から学ぶ中国工場管理~実例で学ぶ管理のポイント~(14)

品質管理-中国工場の品質がよくないのはなぜか-(その1) 中国工場の問題点を生産の3要素で捉える② 激しい作業者の入れ替わり 今回は、ある日系中国工場で取り組んだ事例を紹介します。この日系工場では、従来型の作業からの転換を目指しました。 従来型の作業と目指した形の違いを表に示します。 従来型作業というのは、前回書いたような「単純化・標準化、マニュアル通り、熟練不要」のことです。目指した形というのは、作業を「複数化・組合せ」するセル生産型の作業になります。そのためには作業者のスキルアップと熟練が必要になり、熟練が達成できれば、そこにはノウハウが蓄積され会社の財産になると考えた訳です。 一方で次の…