富士電機機器制御、無線通信採用の電力計測ユニット発売 ブレーカ単位で電力を見える化

富士電機機器制御は、ブレーカに後付けでき、無線通信によって工場の電力見える化と配線作業の効率化を両立する「電力計測ユニット」を発売した。
従来、装置の電力使用量の見える化にはブレーカの2次側配線に外付けの電流センサ(CT)を取り付ける必要があるが、取り付け点数の増加とそれにともなう図面作成や既存盤のCTの付け外しなど作業が煩雑という課題があった。
それに対し同製品は、センサ部に空芯コイルを採用し、従来比46%の小型化により、既設のブレーカの下部に直接取り付けが可能。通信方式に2.4GHzのメッシュ型無線通信を採用し、配線レスで取り付けし、電力計測データを無線通信で送信できる。ブレーカに取り付けてセンサも無線化してあることで分電盤内の配線を減らし、取り付け時の時間と工数を削減できる。
無線データ収集ユニット1台あたり最大30台の電力計測ユニットと通信が可能。独自の通信安定技術により、10台以上のブレーカが設置される盤内でも、無線データ収集ユニットを使うことで配線レスで安定したデータ収集ができるようになっている。これにより配線や配線ダクトなどの部材を従来比で90%削減し、配線工数も60%削減が可能。
計測ユニット単体のほか、ブレーカと計測ユニットを組み合わせて一体化した組合せ品でも提供が可能となっている。
https://www.fujielectric.co.jp/fcs/pdf/new/2026/2026_APR_A26001.pdf