安川電機、世界最小クラスの高機能インバータ販売開始

2019年3月26日

安川電機は、世界最小クラス(*)で高機能なインバータGA500を商品化し、2019年4月1日(月)から発売いたします。
(*)安川電機調べ

1.製品化のねらい

当社は、長期経営計画「2025年ビジョン」に掲げている「新たな産業自動化革命の実現」に向け、新たなソリューションコンセプト「i3-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)」を2017年10月に発表しました。お客様の機械・設備を充実させるためのコンポーネントを中心とした既存のハード面でのソリューション提供に加え、その機械・設備を実際に稼働させた後のデータ活用による生産性の向上、高い品質の確保・維持、そして止まらないラインの実現といったソフト面での製品力を拡充し、お客様の生産現場において新しいトータルソリューションの提供を目指しています。

産業界をとりまく環境は、モータのトップランナー規制に代表される地球規模でのエネルギー効率規制の強化、インダストリ4.0を始めとするIoTを利用した生産性の向上への関心の高まりなど大きく変化しています。またお客様が抱える課題やニーズは、アプリケーションごとで多岐にわたっています。

当社はこれらのニーズにお応えすべく「多才」「使いやすさ」「安心」を製品シリーズのコンセプトに、一般産業用機械や設備といった幅広い用途に最適な製品、そして、様々な用途に特化したアプリケーション別の製品をラインアップし、お客様に付加価値を提供いたします。そのシリーズ第一弾として一般産業用途向け“GA700”を、第二弾としてクレーン用途向け専用インバータ“CR700”を、そしてこのたび、シリーズ第三弾として汎用小型高機能インバータ“GA500”を製品化しました。

 

2.製品の位置づけ

GA500は汎用の小型高機能インバータとして幅広いアプリケーションに適用でき、革新的なPMモータ制御によりお客様の機械を画期的に進化させることができます。また、止まらない機械・設備を実現する“故障予兆診断”でIoTへの対応、生産管理の効率化が図れます。

GA700との主な違いは、①容量帯(ラインアップ)と②PG付き制御の有無です。

 

3.主な特長

(1)革新的なPMモータ制御
当社独自のPMモータ用アドバンストベクトル制御技術によりセンサレスでPMモータの磁極位置を検出、運転することで、ゼロ速度100%トルクを出力可能。従来よりもインパクト負荷に対しての応答性を向上しました。また、この革新的なPMモータ制御技術により最小限の電流で運転することができ、さらなる省エネも実現します。

 

(2)止まらない機械・設備を実現
当社のインバータはモータを駆動するだけでなく、機械の状態(データ)をリアルタイムで監視しています。機械・設備の劣化を検知する“故障予兆診断”や長寿命化を実現できる新機能で稼働率の維持向上を実現します。

 

(3)IoT対応で生産管理の効率化
当社のインバータはモータを駆動するだけでなく、機械・設備の状態や情報の可視化、故障予兆診断を実現し、IoT の導入に貢献します。

 

4.得意とするアプリケーション

コンプレッサ・真空ポンプ・ファン・ポンプ・コンベヤなど

 

5.販売計画

・製品容量ラインアップ
200V級三相0.1kW~22kW:計14機種
200V級単相0.1kW~3.7kW:計7機種
400V級三相0.2kW~30kW:計13機種  
合計34機種

・受注開始:2019年4月1日(月)
・販売価格:オープン価格

 

出典:安川電機「インバータ新シリーズ第三弾! 世界最小クラスの高機能インバータGA500を販売開始」