平田機工は、成長市場と捉えるEVと半導体関連の生産設備事業の生産能力増強に向け、熊本県菊池市七城町の七城(しちじょう)工場(熊本県菊池市七城町蘇崎1471番地10)を拡張し、生産能力の増強と一部機能集約による生産効率の向上を図る。
今回、七城工場の敷地の一部に生産建屋と事務所棟を増築し、 EV関連生産設備と半導体関連生産設備の生産スペース確保、複数工場に分散している熊本第二事業部の拠点を集約する。
現行建屋の延床面積は約1万1000平方メートルのところを、総延床面積約1万7000平方メートルまで増築。工事期間は2023年4月~2024年6月の予定。
また
また、関東事業部(栃木県宇都宮市)と関西事業部(滋賀県野洲市)でも生産効率向上に向けた取り組みを進めている。関東事業部では受注拡大にともなって社外に生産スペースを賃借し、生産機能を拡大。自社工場内の生産能力増強も検討中。関西事業部では、老朽化した建屋を解体し新棟を建設中。新棟では、生産設備の効率的な配置や加工機械の新規導入などでさらなる生産性向上を図る。完成は2023年8月末を予定している。