日本の工場こそ世界を照らすLighthouse・灯台となれ

ダボス会議で有名な世界経済フォーラムから、先進的な工場であるLighthouseの2022年版が発表され、日本からはP&G高崎工場が選ばれた。これで日本では日立、GEヘルスケアに続いて三カ所目となった。選ばれた企業はもちろん、そこで働く人々にとっても、世界でスゴいと認められた場所で働いていることは1つの誇り。これはとてもおめでたいことだ

世界のLighthouseの分布を見ると、最もLighthouseの数が多い国は中国。最も数多くLighthouseに選ばれているのは米系企業。ドイツ、フランスをはじめヨーロッパ中にLighthouseがあり、欧系企業のLighthouseも世界中に広がっている。日本は?といえば、日系企業は日立1社のみ。残りは米系企業の現地生産拠点だ。ことLighthouseに関しては、日本は欧米中国に大きく水を開けられている。世界中に影響力があるLighthouseに日本企業がほとんど選ばれていないというのは、寂しくも情けなくもある
世界では、中国はじめ主要な市場に先進的な工場を作り、地産地消の最適地生産で稼ぐ力を強めている。それに対し日本では、海外一部の生産が国内に帰ってくることや、半導体ファブが作られるだけで大騒ぎだ。しかもそれを見て日本の製造業の復活だと言う人までいる。

ちゃんちゃらおかしな話だ。内向きと外向き、どちらが前向きで成長可能性があるかは言うまでもない。日本が将来を見据えてやらなければいけないことは世界と同じ土俵に立って勝つこと。目の前の事象で右往左往することではない。そのためにもGDPの20%を占め、外貨を稼ぐ製造業の振興が最も重要であり、国内にまばゆい光を放つLighthouse、灯台としてマザー工場を充実させ、その光を世界に届けることから始まるのだ。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG