【FA製造業界2022トップインタビュー】製造業向けRPAを拡販 アルファTKG 高木 俊郎 代表取締役社長

2021年12月期の業績は、前年度比売り上げが20%増、営業利益は150%増となり、14年の創業以来最高の実績を上げることができた。昨年3月、神奈川県厚木市に開設した「板金IoT・DX実証加工センター」の効果が大きく、すでに160社が来場し、機能に納得いただいた販売につながっている。同時に、設備投資助成金の相談などもあり、多面的に活用できている。東京・日本橋に常設するテクニカルセンターはコロナで来場者が激減したが、厚木という立地が来場しやすい要因になっているようだ。

昨年は、情報の5S化につながるRPA(ソフトロボット)やAI(人工知能)を製造業で活用できる図面管理システム「alfaDOCK」の販売が伸びて好評だった。段取りやフィードバックのムダを排除でき、DXを実践できる点が評価されている。

今年の景気は、自動車関連の冷え込みに警戒が必要で、中国の景気減速でロボット、レーザー加工機、工作機械などのメーカーも急降下する可能性がある。ただ、板金加工業界は活況で、業務用ゲームマシン、半導体製造装置、建機関連、ホームドア、宅配ロッカー、ATMなどの需要が拡大している。

22年の売り上げは前年度比30%増で計画している。今年も引き続き製造業向けのRPAの拡販に注力していく。このほど、製造業向け電子データ交換(EDI)自動取り込みシステム「RPA-studio」の販売を開始した。RPAを搭載して煩雑なEDIを自動入力できるため、生産管理システムの効率的な運用につながる。また、3月3日には新商品として「ぱっと見積りソフト」を発売する。さらに、厚木の実証加工センター内に板金加工の教育スクールを5月頃に開設を予定している。東京のテクニカルセンター、インドの開発センターと合わせ3カ所をフル活用して拡販につなげていきたい。

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