オプテックス・エフエー「掛け算になるシナジーを」小國 勇 代表取締役社長

当社は継続して国内事業に注力しており、2016年度は約21%の成長を示すことができた。主力のセンサや変位計も好調で、画像検査用照明事業は約30%と高い伸びを達成した。

業界別では、印字検査用などでOCR機能搭載センサが高い評価を頂き、特に三品業界で採用が進んでいる。電子部品、自動車、物流業界でもニーズは高い。ロボット周辺機器分野でも、ビジョンシステム、画像検査用照明、変位センサが好調でこれらも引き続き注力していく。

三菱電機のシーケンサ・表示器・エンジニアリング環境の連携を強化した産業用センサ連携ソリューションiQSSの取り組みも着実に成果につながっている。当社だけではなく、販売店、システムインテグレータなどとの協業も進めた結果が成長の原動力になっている。

また、昨年はオプテックスグループの再編があり、画像検査用LED照明最大手のシーシーエスがグループに加わった。すでに購買部門など業務チームごとに分科会を開き、具体的な取り組みの検討を始めている。単なる足し算ではなく、掛け算になるような活動を行い、両社の強みを活かし、シナジー効果を最大限に発揮することでオプテックス、シーシーエス両ブランドのLED照明事業を断トツに伸ばしていきたい。

17年は、ユーザーの使い勝手を追求しながら世界最高クラスの性能を誇る、フラッグシップとなる変位計の大型新製品にも期待している。グループの再編をさらなる成長の原動力とし、文字認識、ロボットの目としてのセンサ・カメラ、iQSSなどを通じ、中国、韓国を中心とした海外にも目を向けながら、国内外問わず新しい顧客に最適な提案を行い、ブランドのさらなる定着を推進していく。

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