ジック 「三位一体での強み発揮」 松下実代表取締役社長

ジック 松下 実代表取締役社長
ジック 松下 実代表取締役社長
2015年12月期の売り上げは、前期比20%増と、計画を10ポイント上回ることができた。物流センター向けのバーコード読み取りシステムやビジョン製品が約5割増加したほか、FA向けの安全コントローラや交通インフラ向けのレンジセンサも伸長した。

今年度も2桁の伸長を目指したい。売り上げの一つの柱である物流向けはさらなる拡大に向けて、15年度から24時間態勢でサポートできる体制を確立しており、今年もサポート体制をさらに強化する。

現在、西日本事業所内にある物流システムのデモセンターの拡張を進めており、今春には利用できるようにする。また、本社のあるビルをもう1フロア広げて「ビジョンソリューションセンター」を近々開設する。ラボとして、試験やセミナー開催など多目的な利用を考えている。ビジョンシステムは、自動車やタイヤなど品質管理用に導入が増加しているが、最近は食品や飲料などでの利用へ広がりつつある。C-MOSやCPUをワンチップ化し、高速スピードでの画像解析ができることから、安定した品質管理につながるとして人間の目からの置き換えにつながっている。

さらに、インダストリー4.0に対応したインテリジェントな光電センサも発売する。センサにある程度の情報処理機能を持たせることで、モノの有無だけでなく、数量や投光量の強弱、故障予知といった機能を判断させ、IOリンクを経由して上位コントローラにつなぐことが可能になる。

当社の特徴ある製品をコアのユーザーにフォーカスしながら、システムとサポートの三位一体で提供していることで成果につながっている。今年も営業人員を増やすとともに、ビジョンやセーフティ中心に社外セミナーの開催も計画していきたい。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG