安川が下肢用リハビリロボット来年初めに製品化予定

安川電機は、下肢(足・脚部)用のリハビリテーションロボットを開発した。医療機器の認証を取得して、2014年初めに製品化を予定している。

開発したのは、05年に九州大学と共同研究で発表したベッドサイド型下肢運動療法装置「TEM
LⅩ2
TypeD」をリニューアルし、「下肢用リハビリ装置」として製品化した。

新ロボットは、理学療法士などリハビリ専門家が使用する下肢運動パターンを内蔵し、患者の足の長さに応じて下肢3大関節(股、膝、足首)の協調動作制御を可能にしている。

また、ロボットのため、スピードや可動範囲の可変および繰り返し動作、関節可動範囲での正確な繰り返し動作と任意の稼働時間などを設定して使用できる。

さらに、全方向移動キャスタ付きのため、ベッド間や病室間の移動が自由自在で、大型タッチパネルで簡単に操作できるなど扱いが容易で、しかも、患者情報を記憶でき、次回治療時に再利用することができる。

主な用途として、脳血管患者、整体疾患患者のリハビリテーション、運動機能の回復、維持を必要とする高齢者など。

同社では、超高齢化社会の到来による医療・福祉現場での介助者不足に対応して、ロボット技術を応用した装置の活用ニーズに応えるため、下肢リハビリ装置をリニューアルし市場へ再投入したもの。この装置でリハビリの量や質の安定化、介助者の負担軽減や要介護者の自立支援に取り組む計画。

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