2011年わが社の経営戦略 現場の課題解決を推進

当カンパニーは、石油、化学、社会環境を中心としたPA、電子、電気、半導体、自動車、薬品、食品などのFA、それらの生産現場に設置される各種製造装置に装備されるオートメーションであるEAの3つの市場が事業の中心である。

2008年秋のリーマンショックの後、国内需要はだいぶ回復してきたとはいえ、概ねそれ以前の80%程度で停滞している。国内産業は必然的に新興国を中心に海外の市場の中に活路を見出さざるを得ない中で、グローバル競争に勝ち抜くために、むしろリーマンショック以前よりはるかに技術上の優位性の確保に努力を重ねている。

そこでわが社は、現状が事業構造の大きな変革点であると捉え、顧客の熾烈なグローバル競争をPA、FA、EAの各市場で支援し、国内事業のオートメーション領域の拡大とグローバルな顧客への事業展開を加速している。そこでの生産性・品質で競争を勝ち抜くために、各種制御機器やプロセスデータを計装ネットワークモジュールNX等によって統合し、最適な制御と収集したデータのトレース・解析・管理を実現するソリューションを提供していく。

また、顧客と現場のパートナーとして省CO2に貢献する活動をより推進する。工場省エネルギーソリューション「ENEOPT」は、使用されているエネルギーの真の可視化により、エネルギーの最適化を図れる。例えば設備を「個別」に、需要側(生産)と供給側(原動)との計画・運用を連動させ、需要予測を行うことでエネルギー効率の最適化を実現。今まで以上に現場からソリューションを提供し続け、顧客の課題解決を推進できる。今後も、わが社の持つ計測・制御・情報管理・安全管理の知見を折り込んだ商品で、今まで以上に踏み込んだ現場の課題解決を推進する。

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