分岐点

先週、「実践営業塾」が開講した。20代から30代の若い塾生が大久保塾長と向き合い、一語も聞き漏らすまいと耳を傾ける光景に、次代を背負う姿が見て取れた。褒めすぎかもしれないが、同年代の人たちが遊ぶ時間帯に、「現状に満足せず自分の課題を明確に意識して、塾でその糧を得ようとする」塾生それぞれの意欲を買いたい。

月1回、2時間なので、1日換算でわずか4分であるが、恐らく5年、10年後には本人にとって大きな財産になるのではなかろうか。大久保塾長によると、現在の業界は成熟期を過ぎ「揺籃期」に差し掛かっているという。新しい市場が創出する時代を迎え、現状を打破する力を備え切り拓く人が求められている。

堺屋太一氏は、21世紀は知価社会が到来するといい、その方向に進んでいる気がする。知価社会は産業を含めた変動が激しく、一方で選択幅が広がると予測している。前産総研理事長吉川弘之氏は2050年まで人も変わる、マーケットも変わる、変化の時代と指摘する。変化とはひとつずつ取り替える作業が続く時だそうだ。

何かを変えなければならないということは誰もが意識し始めている。「ねばならない」には行動が伴うものである。社会を構成する人、企業、業界が動き出した。「実践営業塾」はそのような志を持つ人たちの原動力となる役割が担えることを願いたい。

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