2010年わが社の経営戦略 PAとFAの両輪で積極展開

2009年12月期の売り上げは前年度比約75%と、大変厳しい実績で終わった。PA(プロセスオートメーション)関係は、シンガポール調達のプロジェクトが余り景気の影響を受けなかったことから前年度比ほぼ横ばいであったが、FA関連が自動車生産設備の投資減少からAS―iバスなどの売り上げが苦戦し、同約60%となってしまった。

10年12月期は20%増の売り上げ計画でスタートしており、早く08年度のべースにまで戻したい。

今年度から5カ年経営計画をスタートさせている。5年間全体を見通した人員や売り上げ計画を立て実行していく。

組織もPAとFAの2つの部門に明確に分けて、それぞれの部門長が、営業責任と権限を持つようにしている。特にFAについては、中国を含めたアジア市場全体でどのような営業施策を執って行くかが必要になっている。従って営業拠点も、関西地区での開設も検討していく必要がある。

製品的には、近接スイッチでアナログ位置検出が出来る製品が今年ラインアップに加わり売り上げに貢献してくる。

また、超音波2重検出センサーは、鉄板などの2重検出に最適で、金型の破壊防止などに効果がある。

一方、PAではワイヤレスの防爆型伝送器に期待している。日本の防爆検定も取得し、2つの伝送方式に対応しているため、品ぞろえを充実させながらワイヤレスニーズに応えていきたい。

昨年2月から4トントラックに防爆製品などを搭載してユーザーへの訪問展示会を行っているが、大変好評を得ている。ユーザーの担当者も世代交代で防爆のことをよく知らない人も増えており、製品展示と防爆関連の規制などを説明することで拡販に繋がる。今年も隔月ペースぐらいで訪問を計画している。

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