キーエンス、超高精細インラインプロファイル測定器「LJ-X8000シリーズ」にセンサヘッド3種を追加

キーエンスは、超高精細インラインプロファイル測定器「LJ-X8000シリーズ」に、高精度かつ広視野に対応するセンサヘッド3モデル「LJ-X8030」「LJ-X8070」「LJ-X8100」を追加した。
従来の平面(2D)検査では、濃淡の変化が少ない凹凸の検出不安定、対象物表面の色や模様による誤検出、高さや深さの判別が困難といった課題があった。同製品は、XYZの立体(3D)で対象物を捉えるインラインプロファイル測定器。高さ情報で3D画像を生成するため、同色の凹みや模様のある対象物でも安定した検出ができ、凸凹の判別はもちろん、深さや体積といった数値での正確な検査が可能。「高速・高精度」「安定性」「簡単な設定」を追求し、高精細CMOSと新開発の形状処理アルゴリズム、1回の撮像で黒色から光沢面まで対応する「シングルショットHDR機能」により、3200 point/profileの超高精細な測定を高速で行う。
また対象物の位置ズレや傾きも、「全方向位置補正機能」が自動で補正し、安定した全数検査ができ、設定は専門的なソフト開発を不要とし、3STEPの簡単な操作で完了する。
今回の3モデルの追加により、センサヘッドは全10機種のラインナップとなり、高精度測定をより広範囲に適用できるようになった。寸法検査から外観検査、形状検査まで、工場のさまざまなインライン検査の自動化と品質向上に貢献する。

https://www.keyence.co.jp/products/measure/laser-2d/lj-x8000/pr/195185001.jsp

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