ADEKAは、次世代半導体向け新規材料の量産体制構築に伴う生産スペースの確保を目的に、連結子会社である 韓国のADEKA KOREA CORPORATION 全州第三工場内に、製造棟を新設する。
ADEKA KOREA CORPORATIONは、先端半導体メモリ向け高誘電材料「アデカオルセラ」シリーズの増産と製品ラインナップ拡充のための積極的な設備投資を進めている。今後も微細化に欠かせない製品群として、次世代半導体デバイス量産化の際に新規材料をいち早く安定供給するために短い工期で量産体制を整える必要があることから、製造棟を新設する。
これまで先端半導体材料は主に全州第二工場で製造してきたが、今回新たに全州第三工場に製造棟を建設。次世代以降DRAM向けと次世代ロジックおよびNAND向け材料を量産予定。2024年9月完工予定。