
【オートメーション新聞 No.218】2020年5月20日発行は、下のボタンからダウンロードできます
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1. オートメーション新聞 第218号の概要
2020年5月20日発行の第218号では、新型コロナウイルス感染症の影響により、国内外の主要な製造業関連展示会や大規模イベントが軒並み中止・延期に追い込まれている厳しい現状をトップニュースとして伝えています。また、日本工作機械工業会による2019年度の工作機械受注額が10年ぶりに1兆1000億円を下回ったニュースや、在宅勤務が広がる中での若手技術者の進捗管理手法、オリックス・レンテック等の取り組みから見る「3Dプリンタ」の産業活用の現在地など、コロナ禍における製造業の課題と打開策を多角的に提示する内容となっています。
2. 注目トピックス
【1面メイン】展示会 軒並み中止・延期へ 新型コロナの影響大 9月以降も予断許さぬ状況
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、東京ビッグサイトや幕張メッセをはじめとする主要会場の展示会・イベントが相次いで中止・延期となっています。世界的な工作機械見本市「JIMTOF2020」や「SEMICON Japan」の中止をはじめ、秋以降に予定されていた産業用ロボットや自動化関連の展示会も大幅なスケジュールの変更を余儀なくされており、製造業におけるマーケティングや情報発信のあり方に大きな影響を与えています。
【1面】19年度工作機械受注額 年度比34.9%減 10年ぶり1兆1000億円下回る(日本工作機械工業会)
日本工作機械工業会がまとめた2019年度(2019年4月〜2020年3月)の工作機械受注実績は、前年度比34.9%減の1兆815億7400万円となり、2年連続の減少かつ10年ぶりに1兆1000億円を下回る大幅な落ち込みとなりました。米中貿易摩擦の長期化に伴う設備投資の控えに加え、年度末にかけて新型コロナウイルスの影響が直撃したことが主な要因です。
【4面特集】本格活用が目前 期待集まる3Dプリンタ(オリックス・レンテック)
計測器やロボットのレンタル事業を手掛けるオリックス・レンテックへの取材を基に、3Dプリンタの最新動向を特集しています。従来の試作目的から、金属やエンプラを用いた実用品の量産・パーツ製造へと用途が拡大する中、同社が培ってきた造形受託やレンタル、導入支援サービスのノウハウを紹介。欧米に比べて導入が慎重な日本の課題を指摘しつつ、金型レス化やサプライチェーン断絶リスクへの対応手段としての可能性を解説しています。
【4面寄稿】在宅勤務の若手技術者の進捗管理の方法「可視化と短周期でのマネジメント」
FRP Consultantの吉田洲一郎氏によるコラムでは、テレワーク(在宅勤務)が増加する中での若手技術者のマネジメント手法が提示されています。経験の浅い若手技術者の進捗遅れや不安を防ぐため、口頭ではなく文字や画面共有による指示の徹底、週間計画と実績を可視化して短いサイクルで確認・フォローする重要性を説いています。
【1面製品】不二電機工業 電力量計無停電交換用コネクタ「UPC形 / TJ-CTM形」
不二電機工業は、電力量計の取り替え作業を「無停電」で安全・簡単・確実に実施できるコネクタシリーズを提案しています。プラグを取り外すだけでソケット内部のCT回路が自動的に短絡する安全構造を採用しており、60Aスマートメーター用(UPC形)と変成器付5Aメーター用(TJ-CTM形)の2種類をラインナップして作業工数削減と安全性向上に貢献します。
3. 各ページ別の見出し・記事一覧
1面:業界動向・主要ニュース
- 展示会動向: 展示会 軒並み中止・延期へ 新型コロナの影響大 9月以降も予断許さぬ状況
- 日本工作機械工業会: 19年度工作機械受注額 年度比34.9%減 10年ぶり1兆1000億円下回る
- ローム: 社長に松本功氏が昇格
- 製造業・世界と戦う担い手づくり: 在宅勤務の若手技術者の進捗管理の方法 可視化と短周期での確認
- 灯台: コロナも「収まって良かったね」で終わらせてはいけない BCPとナレッジの蓄積
2面:新製品・企業動向・海外拠点
- ミスミグループ本社: 医療機器・物資製造向けに加工部品・標準部品を無償提供
- 富士通 / デジタルプロセス: デジタル生産準備ツール「COLMINA デジタル生産準備 VPS」等を無償提供
- 日本モレックス: 2.50mmピッチ・ボードインコネクター発売 使用温度最大125℃に対応
- 太陽誘電: Bluetooth 5.2対応無線通信モジュール発売 屋内位置情報の把握に貢献
- ナブテスコ: 大型精密ギヤヘッド「VMEシリーズ」2種発売 高出力トルクで自動化設備に最適
- 図研プリサイト: 設計部門向け原価企画システム「DesignBOM」販売開始
- THK: コンパクトボールスプライン「LFK-X / LF-Xシリーズ」受注開始
- ヤマハ発動機: 中国・深圳のサービス・営業拠点を統合・拡大
- 大正電機: ケーブルアセンブリ強化に向け久保電機を子会社化
- ロックウェル・オートメーション: 制御・視覚化分野の製品拡大に向けイタリアASEM社を買収
- 立花エレテック: 子会社社名を「立花電子ソリューションズ」に変更
- コマツ産機: プラズマ切断機「ツイスター TFP510-3」発売 電源容量・切断速度向上
3面:主要企業決算・経営動向・海外工場管理
- 三菱電機: 2020年3月期連結決算は売上高1%ダウン 産業メカトロニクス苦戦も来期増収増益見込む
- 山洋電気: 2020年3月期連結決算は減収減益
- 横河電機: 2020年3月期連結決算は制御事業が堅調で売上・営業益ともアップ
- FUJI: 2020年3月期連結決算は増収減益 ロボット事業好調
- 戸上電機製作所: 2020年3月期連結決算は増収減益 電磁開閉器等手堅く推移
- 本多通信工業: 2020年3月期連結決算は売上高15%減 自動車向け不振
- サンテテクノス: 2020年3月期連結決算は売上・利益とも減益
- ダイヘン: 2020年3月期連結決算は半導体投資と自動化で利益増
- 山岸電機: 2020年3月期連結決算は減収減益で苦境 国内生産へ移管準備
- コンテック: 2020年3月期連結決算は減収減益に
- 基礎から学ぶ中国工場管理: 設備管理――中国人が苦手な予防保全(刃物摩耗は出来栄えでチェック)
4面:特別企画・3Dプリンタ特集
- オリックス・レンテック: 本格活用が目前 期待集まる3Dプリンタ 実績と経験から分かった現在地とこれから
6面:新製品・技術・工場投資情報
- ZMP: 中国製3D-LiDAR「RS-Bpearl」を販売 搬送ロボの死角を防ぐ
- 日電理化硝子: 室内換気「見える化」CO2モニター「みまもりれんら君」に新機能追加
- CKD: 画像検査を手軽に構築できる画像処理システム「Visual ラピッド」リリース
- アルプスアルパイン: スイス大手Sensirion社と提携 環境センサビジネス拡大
- FUJI: シーメンスと協業 工場のデジタル化・デジタルツイン推進
- ダイドー: アシスタントスーツ「TASK AR2.0」薄型化 上腕の負担軽減
- DMG森精機: オンラインで出荷前検査を行う「デジタル立ち会い」開始
- ロジアスジャパン: 紫外線で消毒を行う「アンチウイルスロボット」発売
- グローバルインフォメーション: 倉庫オートメーション世界市場調査 2023年に460億ドル規模へ
- 工場新設・増設情報(5月第3週): アイリスオーヤマ(宮城県角田工場のマスク生産能力増強)、三井化学(大阪工場内に環状オレフィンコポリマー新プラント建設)、エア・ウォーター(北九州地区に総合ガス事業拠点整備)、イビデン(大垣中央事業場に600億円追加投資)、高松機械工業(石川県新工場の着工・操業スケジュール変更)





