混沌時代の販売情報力 黒川想介(98)

2014年1月29日

需要の拡大に応じて供給は増える。それが経済の原則的流れである。需要には日本国内で発生する内需と、海外への貿易という形で生まれる外需がある。日本は化石や鉱物資源の少ない国である。だからエネルギー源である化石や原材料となる資源を輸入して付加価値を高め、海外へ販売することで国力をつけてきた。だから外需への期待感は誰もが持っているし、これからもその路線は大きく変わることはない。これまでオイルショックやドルショックなどの障害はあったものの、外需拡大はうまく軌道に乗っていた。 21世紀に入ろうとした頃から、それまでの世界経済活動のパワーバランスは変化し出した。ベルリンの壁崩壊から冷戦経済構造が崩れ出してグ…