2011年わが社の経営戦略 コア的製品の開発を促進

昨年、日銀が発表した企業短期観測調査では、企業の業況判断指数が1年9カ月ぶりに悪化するなど景気が踊り場入りしていることが伺われ、今年も厳しい状況が継続することが予想される。

こうした状況下、当社では個々の社員に自己の役割分担を明確にし、自己目標(マニフェスト)をまとめた個人シートの提出を実施している。自己目標を掲げることで、自己のプライドが満たされるとともに責任感が生まれ、会社や第三者に恥ずかしくない行動が取れるからである。

会社の基本方針は、メーカー志向を鮮明に打ち出し、コア的製品の開発を最優先課題としている。具体的な製品展開では、環境面を考慮に入れた結束固定バンド「リユースシリーズ」などがあるが、今後もリユース(再使用)面に特化注力した製品の開発を促進していく。

また、開発面ではハイブリッド性能に着目し、例えばケーブルタイとクランプ、クランプとマーカーなどのような組み合わせの製品化が図れないかなどをテーマに、一連のハンディ・シリーズ製品の開発に取り組む。

事業展開では、当社は中国・上海に進出して8年目に入るが、今年は、上海ケイテックの活動をより一層具体化させる方針で、日系企業との取り引きを活発化させる。すでに、中国に進出している日系企業グループと、現地でケーブルアクセサリー事業などが進行している。

また、当社はファブレスを志向しているが、上海のOEM工場が本格稼働するとともに、ボタンチューブを量産しており、今後は販売面を強化していきたい。

品質管理面では、品質のレベルアップに努めている。品質をしっかりとチェックし、中国市場でも国内市場でも顧客の要望に応えられるよう管理体制を整えている。

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