2011年わが社の経営戦略 協業効果を実践に移す

当社は、昨年3月末に三菱電機が資本参加し、4月から新しいスタートを切った。三菱電機と当社は事業の考え方、方向性などのベクトルがピッタリと合い、相乗効果が鮮明に現れてきた。昨年は創業から10年目で「今年度を第2の創業」と位置づけてきたが、三菱との協業については各方面から高い評価を頂いており、非常に良い形で10年目を迎えている。

このような相乗効果と市場の回復で、今期は売上高も10億円を突破する見込みで、収益とも過去最高の成果を目指している。今後は、中長期的な事業構築の観点から、開発面での優秀な人材の確保と育成、さらに成長が見込める商材の育成などに努めていきたい。

ここ数年、営業面での人材育成を図ってきたので、開発面での優秀な人材によるものづくり技術との相乗効果で、成長が見込める商材の積極的な事業展開を行っていく。

三菱電機との協業では模索期間が終了し、今後は協業の効果を実践に移していく。三菱電機は「MELSEC」や「CC―Link」など上位ネットワーク技術に優れ、当社はセンサ、アクチュエータなどI/Oレベルに優れた技術を持っている。

これまで、三菱電機のトータルネットワーク技術に当社のセンサレベルネットワーク技術を組み合わせ、リードタイム縮小やダウンタイムの短縮、配線コストの低減などを図ってきた。今後は、CC―Linkと、当社のネットワークとの親和性をさらに向上させ、省エネや使いやすさなど、顧客に対しワンランク上のソリューションを提供していきたい。

もちろん、創業からのテーマであるベンチャー精神を活かし、中立的スタンスで三菱以外のメーカーとも協力関係を深化させていく。数年後に売上高30億円達成を目標に頑張っていきたい。

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