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コラム・論説

  • 2024年3月4日

儲かるメーカー 改善の急所101項【急所99】仕事の評価基準 幸せ中心、楽中心で評価する。

仕事を評価する方法はいろいろありますが、その多くは生産性や品質を基準とした結果指標なのではないでしょうか。もちろんこのような指標を見ながら改善を行って競争力を付けていく活動はとても大切です。しかしこれらの活動はとても管理的です。管理という方法は生産性 […]

  • 2024年3月1日

令和の販売員心得 黒川想介 (108)存在する多様なマーケット 見聞広く持ち攻めの営業を

機器部品販売店では主力に扱う商品によって販売マーケットが違っている。しかしそれらのマーケットは単独で存在するわけではない。各々のマーケットは他のマーケットと重なる部分がある。例えば事務機器、計測機、情報機器等々を作っている非動力系の機器メーカーに出入 […]

  • 2024年2月29日

【FA時評⑫】経験が活かされないSCM

学生時代、大阪の総合スーパーマーケットで、商品の検品と品出し作業のアルバイトをやっていたことがある。早朝に入荷した商品が納品書と一致しているかを照合し売り場まで運ぶ作業で、筆者は主に衣料品を担当していた。 1973年の秋頃、スーパーマーケットの店頭に […]

  • 2024年2月29日

【日本の製造業再起動に向けて(108)】『地獄の釜が開いた中国経済』   日本製造業は新時代の大チャンス

今日の中国経済の衰退に関し、「不動産市場の低迷」「個人消費の落ち込み」「雇用問題」など、中国経済の即時回復は難しいとの見方が報道されている。 一方では、台湾有事や尖閣への懸念もあり、日本では中国への危機感が強まっている。本稿では、中国経済衰退の真実を […]

  • 2024年2月28日

物量は何にも勝る 業界一丸で人材確保と生産強化を

物量は何にも勝る。戦いに勝利するには、まず相手よりも人や資源などの物量を多く確保し、有利な状況を作り出すことが重要だ。どれだけ優秀で訓練された兵隊でも、圧倒的な物量には敵わない。いまは生産性や効率を重視する世の中になっているが、競争社会の中では物量が […]

  • 2024年2月27日

現役生産技術シマタケの「久しぶりの展示会IIFES2024へ参加」

先日、東京ビッグサイトで開催された展示会IIFES2024に足を運びました。IIFES204はオートメーション新聞でも取り上げられている展示会であり、久しぶりの展示会への参加でした。ご存知の方が多いと思いますが、この展示会はFA機器関連のイベントです […]

  • 2024年2月24日

儲かるメーカー 改善の急所101項【急所98】投資の判断基準 社員への投資は、設備投資に勝る。

世の中がどんどんと変わっていく中で、製造業にも大きな変化の波が訪れています。そしてその変化に対応するための投資を判断する必要が出てきます。そういった局面で、新しい設備を導入すれば生産性を上げられるということで、設備投資に積極的な会社は多いです。もちろ […]

  • 2024年2月23日

令和の販売員心得 黒川想介 (107)デジタル化で営業環境変化 詳細な情報と現場に精通を

中学・高校時代に学んだ中国の王朝の歴史を殷・周・秦・漢・・と声を出して憶えた人は多いのではないかと思う。 史上最古の殷王朝を滅ぼした周は前代の王朝名を「殷」と称していたため歴史上は殷となっていたが「殷」自身は「商」と称していたことが遺跡の発掘でわかっ […]

  • 2024年2月22日

【FAトップインタビュー】シュナイダーエレクトリック スマート&サステナブルな製造業の実現を支援する企業へ

2023年は横ばいも、SIer協業によるソリューションが増加 ーー2023年の景況はいかがでしたか? 売上・利益の観点では、前年同等の推移となりました。上半期はサプライチェーン回復に伴う昨年の受注残の影響から好調でしたが、下半期は中国の景気下降や上期 […]

  • 2024年2月21日

茹でカエルの残念な進化 口だけでなく行動に移せ

幣紙で連載中の高木俊郎氏による「日本の製造業の再起動に向けて」では、当初から一貫して「日本の製造業よ、茹でガエルになるな」という警告を発してくれている。茹でガエルとは、鍋のなかのカエルは常温からゆっくりと加熱していくと温度変化に気づかずにそのまま死ん […]

  • 2024年2月14日

灯台特別編 もう一度、IIFESを考える IIFESリアル展閉幕 来場者数は4万2346人に 日本の製造業を支えるFA専門展はこのままでいいのか?

1月31日から2月2日まで、東京ビッグサイトで開催された計測制御とオートメーションの専門展示会IIFESのリアル展が閉幕した。今回は195社が出展し、3日間を通じた来場者数は4万2346人となった。来場目標はオンライン展との合計で5万人としており、目 […]

  • 2024年2月2日

日本の製造業再起動(107)【提言】猛スピードで進む『インド改革』 日本製造業の『茹でガエル』危機

筆者は昨日(1月24日)、インドから帰国した。主な目的は、インド・バンガロール国際展示センター で開催された「IMTEX Forming 2024」の視察と、当社のイベントへの参加である。 この短いビジネス出張で、インド社会の大きな変化を目の当たりに […]

  • 2024年1月31日

計測・制御は自動化を支える根幹技術 もっと広めろ、広まれ

iifes2024が開幕した。前回の2022は、コロナ禍真っ只中の対応が難しい時期だったことから、直前に出展を取りやめる企業も続出し、会場は閑古鳥が泣いていたことを思い出す。そんな苦境を乗り越え、また開催ができたことは嬉しい限りだ。リアル展の3日間、 […]

  • 2024年1月30日

ジェイテクトエレクトロニクス【IIFES主要各社の製品紹介】基板型コントローラ「JX-BASIC-EX2」

薄型・省スペース実現 ジェイテクトエレクトロニクスは、「サステナブルな未来へ」をテーマに、新製品を展示。デモ機などを使って事例を紹介する。小間№西ホール4F4-16。 2024年3月発売予定の基板型コントローラ「JX-BASIC-EX2」は、一昨年リ […]

  • 2024年1月24日

世界を知り、世界から学び、世界を伝える

2024年が始まって早くも1月が終わりに近づいているが、今年のテーマのひとつが「海外市場への挑戦」。と言っても、オートメーション新聞現地語版を作って広げるという意味ではなく、海外で何が起きているか、どんなトレンドがあるのか、日本企業は市場に入り込めて […]

  • 2023年12月30日

【製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (85)】技術者がデータの同等性を技術的に判断できない

作ったものが人によって違うか否か、原料を変えたことによって製品性能に違いがあるか、製造条件を変更したことによる品質への影響は無いか。製造業における技術者はしばしば、「変更前後で違いは無いか」ということを判断することが求められます。このような同等性判断 […]

  • 2023年12月24日

令和の販売員心得 黒川想介 (105)慣習的な営業活動を見直し 戦略的思考へと切り替える

FAとはファクトリーオートメーションである。FA店の販売員は工場設備の自動化をマーケットとして営業活動をしている。FA店の販売員はメーカー側に立って製造工場を日々訪問し営業活動をする。顧客の言い方、FA機器部品メーカーの言い分に動かされ、立ち止まって […]

  • 2023年12月21日

日本の製造業再起動(106)【提言】未来を失う日本の中小製造業『2024年になすべきこと』

筆者は12月14日、タイ・バンコクから帰国した。数日の短いビジネス出張であったが、出張期間中の気づきから2023年の総括として、日本の中小製造業の現状と課題を整理し、来年24年からの対応について考察していきたい。   最初に結論を述べると、来年度の日 […]

  • 2023年12月20日

チャレンジ・挑戦が当たり前の文化になる日を目指して

2023年のオートメーション新聞も12月20日発行号が最後。 振り返ると今年も色々なチャレンジをした。制御盤業界にスポットを当てた連載「制御盤DXと設計・製造の効率化」、FA業界のトップランナーへのインタビュー企画「FAトップインタビュー」、識者の新 […]

  • 2023年12月15日

現役生産技術シマタケの 「電気エンジニアのツボ」出張版⑦「予備品管理の難しさ」

最近、設備の故障に直面し、予備品が不足した経験をしました。私は直接的にその問題に携わることはありませんでしたが、予備品の調査に一部関与しました。そこで今回は「予備品管理の難しさ」についての感じたことを共有したいと思います。 焦りの体験は、ある製造ライ […]

  • 2023年12月13日

頼られる存在であれ 生き残れるのは助ける力あってこそ

「あんなこといいな できたらいいな あんな夢こんな夢 いっぱいあるけど みんなみんなみんな叶えてくれる 不思議なポッケで叶えてくれる 空を自由に飛びたいな はいタケコプター」とはいかないのが浮世の世界。現実はそんな甘くない。誰かの助けを期待する前に自 […]

  • 2023年12月7日

令和の販売員心得 黒川想介 (104)顧客全体をターゲットにして「がんこ」な営業活動から脱出

FAの販売員に営業は大変か、おもしろいかと問えばおもしろいという人が多い。彼等は営業活動を通して多くの商品の種類を知っているしFA営業には欠かせない電気に関する知識も身につけている。彼等が活動した平成時代は国内のFAマーケットは昭和期のように大きく伸 […]

  • 2023年12月6日

リード獲得件数だけでは測れない展示会の出展メリット

先日、ドイツニュルンベルクで行われたコントロールやモーションドライブの専門展示会「SPS(Smart Production Solutions)」を見学した。ハノーバーメッセは何回か参加しているが、SPSは初めて。どんな展示会で、どんな技術が出ている […]

  • 2023年12月3日

令和の販売員心得 黒川想介 (103)現場作業者の動きをよく知り 顧客にプラスとなる営業必要

日本の製造業は弱くなったとか、まだ強い現場力があるとかをよく耳にする。その評価はどこから来るものなのか。ひとくくりにして言えるものではない。こと製造工場の強さに関して言えばその強さとは徹底したコスト管理と生産の効率化による生産性の向上である。戦後の高 […]

  • 2023年11月30日

日本の製造業再起動(105)【提言】分水嶺に立つ中小製造業 【消滅・企業閉鎖か?ロボット活用での発展か?】

今回は、極めて暗い話から始めなければならない。先日、私が30年以上にわたりお付き合いをしてきた精密板金企業の社長から、衝撃的な電話を頂いた。その内容とは、会社閉鎖の連絡である。理由は業績悪化ということではなく、後継者に恵まれず、退職者の続出で人手不足 […]

  • 2023年11月30日

【産業用ロボットを巡る 光と影(49)】古い考えの重役たちが日本をむしばむ 生産効率を上げられない責任は重い

筆者がロボット化とデジタル化で多くの中小企業の生産効率を上げていることは周知の通りであるが、今回は筆者が見た工場の中で特にひどい反面教師の話をする。 仰天する生産ラインの金のかけ方 まず、某自動車メーカーの生産ラインについてである。自動車の機種を新し […]

  • 2023年11月29日

人中心の技術開発へ インダストリー5.0こそ日本に勝機がある

日本科学未来館の常設展示が約7年ぶりにリニューアルし、さっそく見に行ってきた。「ロボット」の展示エリアは、訪問前はロボットの最新技術がこれ見よがしに展示されていると思っていたが、実際は赤ちゃんの反応程度しかできないパートナーロボット「ケパラン」がメイ […]

  • 2023年11月29日

【製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (84)】技術エキスパートにするにはどのようなスキルが最も必要か

今日のコラムでは技術エキスパートにするにはどのようなスキルが最も必要か、ということについて考えてみたいと思います。専門学校、高専、大学、大学院等で技術的専門性を学んだ技術者の卵は、企業にとっては大変貴重な宝です。若い技術者たちは当然ながら経験値は不足 […]

  • 2023年11月22日

【製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (83)】量産に向けた技術者の心構え

製造業における技術者を抱える企業にとって、ある程度の売り上げ見込みの立つ量産という仕事は大変重要です。研究開発と異なり、必要な設備投資を行った後は、投資回収というフェーズにうつることができるからです。日本における製造業の企業は、元々このような量産が得 […]

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