- 2024年12月4日
【製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (97)】補足的な役割であることを理解させる
CAEによるシミュレーションを行う際の技術業務の本質 今やものづくり企業においてもCAE( computer-aided engineering )はごく当たり前になってきています。工場レイアウトを考える際、仮想空間に設備を置き、人や物の導線が適切か […]
CAEによるシミュレーションを行う際の技術業務の本質 今やものづくり企業においてもCAE( computer-aided engineering )はごく当たり前になってきています。工場レイアウトを考える際、仮想空間に設備を置き、人や物の導線が適切か […]
技術者を抱える企業にとって、自社技術というのはノウハウの固まりであり最上位に位置する機密情報の一つでもあります。 市場ニーズに応える応用技術の開発や、新しい価値を生み出す基礎技術研究等を行うため、社内での継続的な技術議論はもちろん、学会への参加や技術 […]
シュナイダーエレクトリック、デルタロボット発売 ピックアンドプレース作業を自働化 シュナイダーエレクトリックは、産業用ロボットを含むモーション系ソリューション「Lexium(レクシウム)」について、2軸動作のTシリーズ、3−5軸動作のPシリーズの2種 […]
製造業における技術者にとって、最も重要な業務の一つが「技術評価」です。機械系であれば強度/弾性率や動的応答、光学的性質、化学や薬学系であれば元素組成や化学構造といったものに対する評価がその一例です。技術評価というと研究開発業務をイメージされる方も多い […]
連載の初回記事「中小製造業こそマスカスタマイゼーションに取り組むべき理由」(リンク埋め込み)で示したように、大量生産(マスプロダクション)を手掛けながら各顧客の嗜好の違いに応える受注生産(カスタマイゼージョン)を組み合わせることがこれからの中小製造業 […]
技術者が技術的な業務を進めていると、様々な結果を取得し、またそれに伴う知見が蓄積してきます。これらを系統だててまとめることは、企業における技術の伝承の観点でも重要です。そして「技術的な知見をまとめる」という際には、技術的文章で記載するということが適切 […]
安川電機は、アル ミ材の摩擦撹拌接合(FSW)への適用が可能な産業用ロボット「MOTOMAN- GG250」を発売した。自動車の軽量化にともない、車体フレームや構造部品の素材としてアルミやマグネシウム合金、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の採用が […]
帝人フロンティアは、タイでポリエステル繊維の製造・販売を展開するグループ会社、テイジン・ポリエステル(タイランド)で、コンジュゲート長繊維の需要増に対応するため生産設備を増設する。増設するのは紡糸関連設備のコンジュゲート長繊維用紡糸機、延伸関連設備の […]
今日のコラムでは少し切り口を替えて、昨今議論されている義務教育やその後の高等教育について考えてみたいと思います。技術者も、もとをただせば義務教育、そして高校、高専、専門学校、大学、大学院といった高等教育を経て社会人となることを考えればこのテーマも技術 […]
技術報告書における表とグラフ/図のキャプションの違い 技術報告書で必須ともいえる表やグラフ/図の表記。表、グラフ/図の説明文として記載されるのが「キャプション」と呼ばれるものです。技術報告書ではこのキャプションを適切に記載することが求められますが、若 […]
企業における技術者の業務は、その多くが顧客要望に応じた製品実現に向け研究開発をする場合が多いのが実情です。当然ながら市場ニーズに応え、必要な製品を生み出すのは企業に勤める技術者の最優先命題であることに異論は多くないと考えます。 ただし、昨今の技術的な […]
今やものづくり企業においてもCAE( computer-aided engineering )はごく当たり前になってきています。工場レイアウトを考える際、仮想空間に設備を置き、人や物の導線が適切かを判断することも行われています。ある形状物を設計する際 […]
製造現場の最前線でものづくりに奔走する技術者たちのことを、オペレータと呼ぶことがあります。製造現場は、「危険、無理、無駄なく、同じものを不具合なく作り続ける」ということを最上位のミッションとして日々の業務に邁進しています。自動化の波は押し寄せています […]
東芝インフラシステムズは、オキシデーションディッチ法(OD法)の下水処理施設向けに、回転繊維体を用いた前処理装置「Habuki(はぶき)」を発売した。同製品は、国内約1000か所の下水処理施設に採用されているOD法の既存設備の前段に設置し、回転繊維体 […]
ワゴジャパン「221シリーズ Green Range」は、レバー式のワンタッチコネクター「221シリーズ」の原料の一部にリサイクルプラスチックとバイオマスプラスチックを使用した環境配慮型製品。同製品は、レバーを引き上げて、電線を差し込み、レバーを戻す […]
技術者の作成するプレゼン資料がわかりにくいと感じられることは無いでしょうか。技術者のプレゼンテーションについて、よく見られる傾向として以下のようなものがあります。・字が多い/細かい+情報量が多すぎる・結局何を言いたいのか不明瞭 上記で述べたものが両方 […]
ワゴジャパンは、環境配慮型ワンタッチコネクターをはじめ、配線作業を省力化するコネクタや端子台、環境に優しいファシリティ制御システムなどを展示する。ブース番号3-64。ワンタッチコネクターWFR (22 1)シリーズの新製品「Green Range」は […]
4月からは新しい期が始まると同時に、組織編成が変わる等、変化のある企業も多いかと思います。一番大きいのは新入社員の加入でしょう。私は幅広い地域や業界をすべて網羅しているわけではないのですが、主にみている範囲でいうと、ここ1、2年前の新入社員は技術職は […]
RYODENは、信州大学繊維学部との共催で、5月28日13時からウェビナー「バイオミメティクス加工技術研究会 インタラクティブシンポジウム」を開催する。超短パルスレーザーを用いた最新の微細加工技術、機能的テクスチャの実用化に向けた開発テーマを中心に公 […]
三井化学とマイクロ波化学は、マイクロ波を活用した環境負荷の低い革新的な炭素繊維(CF)製造に関する実証設備を三井化学名古屋工場内(愛知県名古屋市)に完工した。既に2024年1月より試運転を開始しており、両社で量産化技術の確立に向けた検討を進め、202 […]
心理学 において、内的統制と外的統制という言葉があります。ゼロからわかる心理学(ニュートンプレス)にはそれぞれ以下のように書かれています。・内的統制:ある出来事がおきた原因を自分の中にあると考える ・外的統制:ある出来事がおきた原因を自分の外にあると […]
2023年12月期は、売り上げ、売上総利益とも前期比約80%で、特に海外が厳しい1年であった。1年前はまだ受注残も多く、納期問題の解消とともに年度内にはけていくと予測していたが、23年5月頃から受注が大きく減少する一方で、お客さまの在庫過多の状態が続 […]
作ったものが人によって違うか否か、原料を変えたことによって製品性能に違いがあるか、製造条件を変更したことによる品質への影響は無いか。製造業における技術者はしばしば、「変更前後で違いは無いか」ということを判断することが求められます。このような同等性判断 […]
ワゴジャパンは、レバー式のワンタッチコネクター「221シリーズ」について、原料の一部にリサイクルプラスチックとバイオマスプラスチックを使用した環境配慮型の「221シリーズGreen Range」を発売した。同製品は、リサイクル材料とバイオマス原料を利 […]
ニッケ(日本毛織)は、グループ会社のフジコー石岡工場(茨城県石岡市)に、古着からボタン・ジッパー等の異物を人手を使わずに自動で除去する設備を導入する。 本格稼働は2025年2~3月頃を予定している。これまでフジコーでは、岩手県一関市の一関工場で古着を […]
今日のコラムでは技術エキスパートにするにはどのようなスキルが最も必要か、ということについて考えてみたいと思います。専門学校、高専、大学、大学院等で技術的専門性を学んだ技術者の卵は、企業にとっては大変貴重な宝です。若い技術者たちは当然ながら経験値は不足 […]
東レは、フランスの子会社Toray Carbon Fibers Europe S.A. で、中・高弾性率炭素繊維の生産設備を増強する。中・高弾性率炭素繊維は、民間航空機の二次構造材やエンジン、ウラン濃縮回転胴、衛星用途、高級自動車等の用途に使用され、 […]
製造業における技術者を抱える企業にとって、ある程度の売り上げ見込みの立つ量産という仕事は大変重要です。研究開発と異なり、必要な設備投資を行った後は、投資回収というフェーズにうつることができるからです。日本における製造業の企業は、元々このような量産が得 […]
当社のコラムやメールマガジンで繰り返し述べてきている技術者にとって必要な論理的思考力。自らを第三者目線で見ることのできるその力は、技術的真理に迫る、様々な要素の中から必要・重要なものを抽出する、外的・内的要因のバランスを見ながら業務を推進する、といっ […]
東ソーは、ベトナムに現地法人を設立し、ジフェニルメタンジイソシアネート(以下、MDI)中間原料である粗MDIの蒸留分離設備(スプリッター)を建設する。MDIは、スポーツシューズ、フィットネスウェアなどに使用される弾性繊維、リサイクル材を活用した木質ボ […]