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儲かるメーカー 改善の急所101項【急所18】モノの数え方

数えるな、形にして見よ。  材料を投入する、生産したモノを容器に移す、完成品を検査する、といった作業を観察していると、「数を数える」という場面に頻繁に出会います。出荷の直前になって数が合わないとか、最終確認とかいって複数の人たちが慌てた様子で何度も数えなおしているということも珍しくありません。  「数を数える」ということは日常生活中にも頻繁にあることです。私は数を数えることがあまり得意でなく、ちゃんと数えて用意したはずのお土産が渡す段になって一個足りない…といったことがときどき起きます。いや、頻繁に起きています。  しかしこれは私だけのことでなく、人間は数を数えるのが得意ではないと思います。ひ…


儲かるメーカー 改善の急所 101項(19)資材の買い方

今週の言葉  ロットで買うな、要るだけ買え。  私はカイゼンを実行して経営を良くすることを皆でやろうとしているコンサルタントです。しかし、モノづくりにおける経営判断は時に分かりにくいのです。そこでいろいろなたとえ話を使ってカイゼンの判断材料にしてもらおうとしています。今回はそのたとえ話を一つご紹介します。  私はノートを一冊買う必要がありました。そこで文房具屋に行き、100円のノートを一冊選びレジに持って行きました。するとレジのご主人が「じつはもうすぐ棚卸しで、在庫を減らしたいので特別割引です。100冊買って下さったら、半額でお売りします!」というオファーがありました。新品のノートが100冊で…


儲かるメーカー 改善の急所 101項 (17)

■急所17 モノの積み方    ↓ 目線より高くモノを積むな。   モノがやたらに高く積み上っていて向こうが見えない工場と、そのような視線をさえぎるモノがなくて反対側までがスキっと見通せる工場、もしお客さまが工場においでになったとしたらどちらの工場をより好ましいと思うでしょうか? 間違いなく後者の工場でしょう。目の前がモノでさえぎられて見えないということからくる圧迫感は嫌だし、何よりも地震が起きたら危ないと感じるようでしたら一時も早く工場から出たいと思われてしまいます。 当たり前のことですが、目線より高くモノが積まれるとモノが人の身長より高くなるので、反対側より奥にあるモノはそこまで…


儲かるメーカー 改善の急所 101項 (16)

■急所16 清掃・清潔の基準    ↓ お客さまを、自信をもってお迎えできるレベルを、 清掃が行き届いた清潔な状態という。   清掃や清潔のレベルは会社によってさまざまです。帰り間際の掃き掃除くらいしかしない工場もあれば、全てのモノをピカピカに磨き上げて鏡のような状態を保つようにしている工場もあります。もちろん業種によっても清掃の必要度合いは大きく違います。生ものを扱う食品メーカーと機械加工メーカーとでは掃除の仕方に大きな違いがあるのは当然です。 その結果、清掃・清潔の基準をどこに置けばいいのかで悩んでいる工場は結構多いようです。 しかし実はこの基準は全く難しくなく、とても簡単なので…


儲かるメーカー 改善の急所 101項 (15)

■急所15 整理整頓の基準    ↓ 理想的な整理整頓された状態とは、必要なモノが一動作で取り出せる状態である。   整理整頓は、モノづくり職場においてはすべての人が知っている重要な専門用語です。しかし同じ製造業であっても業種が違えばその基準はさまざまです。例えば食品と機械加工とでは材料も工程も要求品質も全く違いますから整理整頓の基準には違いがあってもおかしくないでしょう。 しかし、「理想的な整理整頓の状態」を追求すると、そこには業種にかかわらず共通の基準が存在します。それは必要なモノが「一動作で取り出せる」状態であることです。 ご自宅における整理整頓には、当然ですが個人差があります…


儲かるメーカー 改善の急所 101項 (14)

■急所14 キレイな職場とは    ↓ 要るものしかない職場をキレイな職場という。   今、この文章をお読みくださっている皆さまが使っている机の引き出しの中に、全く同じ黒の新品のボールペンが3本入っていたとしてください。さて、ここで皆さまに質問です。 「皆さん、ご自分のボールペンは何本必要ですか?」 一番多い回答は1本でしょう。両手で文字は書きませんから1本あれば十分ですね。次に多いのは2本でしょうか。一本分のスペアがあった方が便利という考え方でしょう。次が3本か0本になります。3本とも自分で使うからとか、鉛筆は使うけれどボールペンは使わないからといった理由でしょうね…。 さて、こう…


儲かるメーカー 改善の急所 101項 (13)

■急所13 絶対に行ってはいけない改善    ↓ 安全が損なわれることと、お客さまに不利益になる改善は、絶対に行ってはならない。   今回から二章に入ります。現場改善の基本の章です。どうぞよろしくお願いします。 改善(カイゼン)は『善く改める』と書きます。悪くするのではなく善くするのですから、やった方がいいに決まっています。でしたら絶対に行ってはいけない改善があるというのはおかしくありませんか? こう思われた方もいらっしゃると思います。 「こうしたら楽になる」とか「ひと手間減らせる」という改善は大変に良い改善です。しかし仕事の中にムリやムダを発見して取り去った改善であればいいのですが…


儲かるメーカー 改善の急所 101項 (12)

■急所12 最も注意すべきムダ    ↓ 無駄には七種類あるが、最も注意すべきは作り過ぎるムダである。   カイゼンにはいくつかのアプローチがあります。その中のひとつがムダ取りです。 「ムダ」という言葉は日常的に使われている誰もが知っている言葉です。私も子供の時は親から「ムダ遣いをしてはいけない」といつも言われていました。今は家内から昔と全く変わらず「無駄遣いをしてはいけない」と言われています。こんな感じですから、誰もが「ムダ」という言葉を知っていて使っていると思います。しかし一般用語としてこの程度のレベルでムダを理解していたのでは、製造の現場で経営に役に立つレベルの「ムダ取り」をす…


儲かるメーカー 改善の急所 101項 (11)

■急所11 訓練の重要さ    ↓ 習うより慣れろ。   皆さんのなかに最近、何かのことで上達するために練習するといったことをされた方はいらっしゃいますか? 私の同年代(アラセブ?)の友人の中にもゴルフのスコアを上げるために(70歳になって!)新しいフォームを身に付けようと練習したり、英会話の上達のために発音練習したり、音楽の発表会に向けて楽器の練習をされている方がけっこうたくさんいらっしゃいます。 私は心身統一合氣道という武道を習っています。頑張っているつもりですが、思うように体は動いてくれず、若い先生にしごかれながら反復練習をして、少しずつ上達をしています。理論的には分かっている…


儲かるメーカー 改善の急所 101項 (10)

■急所10 繰り返しの作業の事前準備    ↓ 繰り返しの作業にこそ、チエのレベルが現れる   先回に引き続き「繰り返し」についてお話しします。 繰り返す、ということは、もし前回にすごく良いやり方ができたとしたら、今回もそのすごく良いやり方を再現すれば、結果はすごく良いということが分かっているということです。すなわち今回のテーマは再現性の追求ということになります。 前にやったことがあるのであれば、その仕事に必要なモノはすべて分かっているのですから、全部を近くに取りやすく準備できるはずです。例えば段取り替え作業で担当作業者が何かを探したり取りに行ったりしたら繰り返すための学習や準備や手…