- 2024年11月15日
【製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (96)】自社技術がじり貧となる危機打破に必要な技術者育成
技術者を抱える企業にとって、自社技術というのはノウハウの固まりであり最上位に位置する機密情報の一つでもあります。 市場ニーズに応える応用技術の開発や、新しい価値を生み出す基礎技術研究等を行うため、社内での継続的な技術議論はもちろん、学会への参加や技術 […]
技術者を抱える企業にとって、自社技術というのはノウハウの固まりであり最上位に位置する機密情報の一つでもあります。 市場ニーズに応える応用技術の開発や、新しい価値を生み出す基礎技術研究等を行うため、社内での継続的な技術議論はもちろん、学会への参加や技術 […]
ヤマハ発動機は、業界最高水準の塗布性能と扱いやすくコンパクトサイズで面積生産性にも優れた新型高速ディスペンサー「YRM-D」を12月1日に発売する。同製品は、ブラックボックスなくスムーズで高度な装置間連携を行い、実装工程の効率化を実現する次世代型プラ […]
富士電機は、富士電機技報の最新号 第97巻第2号(2024年9月)を公開した。特集は「2023年度の技術成果と展望」とし、エネルギー、インダストリー、半導体、食品流通、基盤・先端技術の研究開発成果を報告している。 https://www.fujiel […]
★1から★4までのラベリング 2025年3月1日から申請受付開始 デジタル社会の進展にともなってサイバーセキュリティに対する脅威が深刻化するなか、IPA(情報処理推進機構)は、IoT製品に対するセキュリティ要件適合基準への適合性を確認・可視化する制度 […]
今日のコラムでは少し切り口を替えて、昨今議論されている義務教育やその後の高等教育について考えてみたいと思います。技術者も、もとをただせば義務教育、そして高校、高専、専門学校、大学、大学院といった高等教育を経て社会人となることを考えればこのテーマも技術 […]
アズビルは、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)が2023年9月に公表した情報開示提言への賛同を表明し、2024年8月、「TNFD Adopter」に登録した。この情報開示提言では、「ガバナンス」「戦略」「リスクとインパクトの管理」「指標と […]
技術報告書における表とグラフ/図のキャプションの違い 技術報告書で必須ともいえる表やグラフ/図の表記。表、グラフ/図の説明文として記載されるのが「キャプション」と呼ばれるものです。技術報告書ではこのキャプションを適切に記載することが求められますが、若 […]
これまで5回、―これからの日本式デジタル化― のサブタイトルで文章を書きました。アナログ人間の私がデジタル化について文章を書くにあたり、私はまずは工場にあるデジタル化にかかわるネタを探しました。しかしその後、改めて自分の身の回りを見てみると、日常生活 […]
企業における技術者の業務は、その多くが顧客要望に応じた製品実現に向け研究開発をする場合が多いのが実情です。当然ながら市場ニーズに応え、必要な製品を生み出すのは企業に勤める技術者の最優先命題であることに異論は多くないと考えます。 ただし、昨今の技術的な […]
安川電機は、お客さま向け広報誌として1955年に創刊し、年4回発行している「YASKAWA NEWS」について、最新号となるNo.347を発刊した。特集は、「2024国際ウエルディングショー」「FOOMA JAPAN 2024」「ROBOT TECH […]
製造現場の最前線でものづくりに奔走する技術者たちのことを、オペレータと呼ぶことがあります。製造現場は、「危険、無理、無駄なく、同じものを不具合なく作り続ける」ということを最上位のミッションとして日々の業務に邁進しています。自動化の波は押し寄せています […]
最近、私自身トラブル対応をする機会が減ってきました。しかし、久しぶりに現場でトラブル対応をしたことで、改めて感じたことを皆さんに共有したいと思います。 設備の担当をしていると、トラブル対応は避けられません。新入社員の頃はトラブルを避けるようにその場か […]
RRI(ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会)は、4月に行われた世界最大級の産業見本市ハノーバーメッセ2024について、同展で実施したドイツPlattform Industire 4.0(PI4.0)との日独連携協力の成果発表、製造関連データ […]
サイバー脅威の状況は悪化しており、日本の規制当局はランサムウェア攻撃の大幅な増加を明らかにしています。警察庁によると、2022年に報告されたランサムウェアの件数は1,000件を超え、例年に比べて大幅に増加しています。この傾向は、テクノロジーに依存して […]
一九五六年はオートメーション元年と言われている。この年に日本で初めて現在のセンサーに相当する繰り返し精度の高いマイクロスイッチの生産が開始された。その後FAマーケットは急速に広がった。 7年後にはメーカーの直販では対応ができなくなり、有数の販売店が […]
オートメーション新聞2024年7月24日号を発行しました。ぜひご覧ください 主な掲載記事 1面 ・HMSインダストリアルネットワークス、産業用ネットワーク市場シェア動向。2024年は7%成長、勢い増すEtherCAT 3強時代へ・RYODEN、福山コ […]
近畿電子部品卸商組合(KEP)は6月5日、大阪市のスイスホテル南海大阪で2024年度定時総会を開催した。2023年度の事業報告、収支報告が行われ、2024年度の役員改選、事業計画、予算計画が承認された。事業計画では広報委員会、教育研修委員会、業界発展 […]
インフォアジャパンは、クラウドで提供する業界特化型ビジネスソフトウェアプラットフォーム「Infor Cloud Suite」について、新機能として業界特化型の生成AI「Infor GenAI」と「ESGレポート機能」の提供を開始した。同社は、AWSな […]
製造業は今、持続可能なものづくりへの大転換期にあるといえる。その中心にあるのが、欧州を発端とする一連の「環境負荷情報の共有化」の動きだ。特に、欧州電池規則やCatena-X、ウラノス・エコシステムなどに代表される動きでは、製造業界におけるサプライチェ […]
東京都電機卸商業協同組合(TEP、屋宮芳高理事長)は、第75回通常総会を上野東天紅で5月10日開催した。 総会に116社の組合員のうち委任状を含め75社が出席した。総会は屋宮理事長を議長に選出して進められ、2023(令和5)年度事業報告、および決算 […]
アズビルは、グループの研究開発、商品開発などを紹介する「azbil Technical Review(テクニカルレビュー)」2024年4月発行号を発行した。特集テーマは「持続可能な社会に貢献するオートメーション技術」とし、生産現場の自律化を促し安定操 […]
横河電機は、年2回発行している横河技報の最新号となるVol.66「技術報告 特集」を公開した。巻頭言として名古屋大学大学院創薬科学研究科 教授の布施 新一郎氏による「名古屋大学時代の大変革期における化成品・医農薬品生産」、横河電機 常務執行役員(CI […]
心理学 において、内的統制と外的統制という言葉があります。ゼロからわかる心理学(ニュートンプレス)にはそれぞれ以下のように書かれています。・内的統制:ある出来事がおきた原因を自分の中にあると考える ・外的統制:ある出来事がおきた原因を自分の外にあると […]
仕事を評価する方法はいろいろありますが、その多くは生産性や品質を基準とした結果指標なのではないでしょうか。もちろんこのような指標を見ながら改善を行って競争力を付けていく活動はとても大切です。しかしこれらの活動はとても管理的です。管理という方法は生産性 […]
エニイワイヤは、1月31日から2月2日まで開催されたIIFES2024の出展報告を公開した。同社は三菱電機グループ内ブースで出展し、「Flexible & Sustainable 省配線システム「AnyWireASLINK」~装置内配線!!革 […]
日本配線資材工業会(JWAA、松本年生会長)は、「第16回定時社員総会」と「賀詞交歓会」を東京・秋葉原UDXで1月26日開催した。 総会には56社の会員が出席し、松本会長を議長にして2023年(令和5年)度事業報告と収支決算報告、24年(6年)度事 […]
歴史上で戦国時代の終了は為政者が他者から奪い取る土地がなくなってしまったことを意味している。この時代の土地とは為政者にとって利益の唯一の源泉であるといってもいい資本であった。一所懸命という言葉ができたように土地持ちの者は命を懸けて土地を守ってきた。し […]
2024年の年頭にあたり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 昨年は本格的にパンデミックからの回復を感じさせた年で、海を越えた人流も活発になり、経済活動もコロナ前の状況に戻ってきました。半導体を中心としたサプライチェーンの問題も緩和されてきましたが、部 […]
新年明けましておめでとうございます。 令和6年の年頭にあたり一言ご挨拶申し上げます。さて、皆様におかれましては、平素より当協会の事業・活動に対し格段のご理解・ご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。 昨年は新型コロナウィルス感染症が5月に2類感染症から […]
作ったものが人によって違うか否か、原料を変えたことによって製品性能に違いがあるか、製造条件を変更したことによる品質への影響は無いか。製造業における技術者はしばしば、「変更前後で違いは無いか」ということを判断することが求められます。このような同等性判断 […]