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産業用イーサネット、市場規模は今後10年で2倍へ 製造業のAX・DXを支える重要インフラ

L1の物理層、OTのネットワークの主役は長年にわたって専用線であるフィールドバスが務めてきたが、イーサネット技術をベースとした産業用イーサネット対応機器の採用が大多数を占めるようになった。近年では「つながる」に求められる質が変化し、そのインフラたる産業用ネットワークにも高速、高信頼性など、より一層の高度化が求められており、今後の市場拡大が期待できる。

主な調査会社による産業用イーサネットの市場規模見通しを見ると、Markets & Marketsによる調査では、産業用通信の2025年の市場規模は204億ドルで、これが2030年には260億ドルまで拡大するとしている。またStratsistics Market Researchでは2025年は134億ドル、2032年には246億ドル、同様にimarcでは2025年は129億ドル、2034年に217億ドル、Market Reseach Futureでは2025年に117億ドル、2035年には276億ドルに成長すると予測。各社によって多少の違いはあるが、おおむね今後10年間で産業用イーサネットの市場は順調な成長が見込まれており、2030年代半ばには現在の市場規模の約2倍まで拡大しそうな勢いだ。
その背景には、インダストリー4.0やスマートマニュファクチャリングなど、世界各国における工場や製造現場のデジタル化、DX投資の継続がある。工場の自動化、自律化は、すでに一過性のブームやトレンドでなく、製造業各社の共通ゴールとなっており、産業用イーサネットはその根幹を為すインフラとして投資優先度は高く、需要増が続くと見られている。
データ利活用促進においてもL1層はデータの宝庫であり、稼働効率や生産性向上の面でも装置自身の制御性能のアップと装置やセル、ラインといった工程間連携の強化のためにはネットワーク機能の強化は必須項目。
また、AIの活用領域がクラウドからエッジ、フィールドへと広がり、さらに製造装置やロボット自身がフィジカルAI化する道が開かれた。これによりAIが環境を正しく認識して判断して実行するには安定して高速な通信環境があってこそ。産業用ネットワーク、特に産業用イーサネットが求められる場と機能は増加・向上の一途を辿ることは確実視されている。
https://www.marketresearchfuture.com/reports/industrial-ethernet-market-4829

https://www.strategymrc.com/report/industrial-ethernet-market

https://www.marketsandmarkets.com/Market-Reports/industrial-communication-market-146536397.html

https://www.imarcgroup.com/industrial-ethernet-market

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