もう一度「現場改善」に光を当てよう AI×改善は人手不足解消の最強の武器になる

最近、ノーコードやローコードによってプログラミング初心者でもアプリを作れる環境が整い始めた。ものは試しでオートメーション新聞の編集制作業務でも試してみようということになり、AIの助けを得ながら業務改善アプリの制作に取り組み始めた。経験ゼロでのスタートだったが、わずか数時間でいくつかの工程を自動化するアプリができた。あくまでテスト環境のPOCではあるが、自動運転で業務が進み、品質も悪くない。満足のいく結果が出た。知識ゼロでもできてしまう、AIの技術進化にびっくりだ。

なぜ未経験でもすんなりとAIで業務アプリができたのか?その理由として3つ思い当たる。ひとつは、私は業務のすべてを知っていて、現場で色々な作業もやっていること。業務を深く理解していたので、目的も指示も修正も迷うことなくできた。2つ目は「言語化と伝える能力に長けていたこと」。職業柄、文章を書くのを得意としている。だからAIに指示をするための文章を作るのが苦でなく、的確に指示ができた。そして3つ目が「短時間で大量のトライアンドエラーを繰り返せたこと」。完成したらすぐ試し、意見を出して、修正する。AIと繰り返し会話をすることで新たなアイデアや問題点がどんどんと出てきて、それも含めて試して修正する。このPDCAを短期間で繰り返せたのはとても大きかった。

「AIをもっと使えばもっと生産性は上げられる。人手不足の解決になる」しかしこれには条件が一つだけあり、それは現場の作業を理解している人が率先してAIを活用し、主導権を握ることだ。
かつて日本の製造現場はQC活動等の現場改善で生産性を高めてきた。そのロジックをもう一度、今度はAIやデジタル技術で再現するのだ。製造業の現場力、改善力にAIを添加すると、変化のスピード感は暴力的に高まる。「改善」を何十何百と積み重ねれば、それはもう「変革」だ。AIを使えば短期間で容易に改善を繰り返すことができる。いま必要なのはそれなのだ。

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