分岐点

2013年10月9日

FA制御業界のほとんどの経営者は「まだ、景気回復の実感が湧かない」という。販売最前線の営業からの情報も景気の良い話を聞かないそうである。それは、製造業の国内設備投資の内容に変化が出ていることも一因と思われる。生産能力を高める投資は、話題に明るさを伴うが、現在は維持・補修に向けられているため、景気浮揚感に乏しい。 日本政策投資銀行が6月に調査したレポートによると、今年度の大手製造業の国内設備投資は、前年度比10・6%増であるが、最大の投資動機は設備の維持・補修である。2008年度の調査では、能力増強が40・4%を占めていたのに対し、維持・補修は16・5%であった。が、今年度は維持・補修が25・6…