【制御盤製造のDXの壁とその解決策17】やり慣れた作業を変える難しさの壁 それまで以上のシンプルで簡単さが大事

ペーパーレスと言われているが、製造業の各工程では依然として紙での内容確認や作業の完了確認は印鑑を押しているといったケースが多く残っている。デジタルでデータ入力した方が手軽で効率的であったり、履歴管理や改ざん防止に優れていたりしていても、各現場での慣れや作業者の使いやすさが優先され、昔からずっと習慣的にやってきた非効率作業がなくならず、変えるのが難しい。
そうした壁の解消には、現在よりも簡単で手軽なユーザーインターフェースを用意し、誰でもできる、一瞬でできるといったやり方・システムを用意することが有効だ。

例えば、作業完了の報告・連絡を押しボタンひとつ押すだけでできるようにしたり、データ入力をキーボードで打っていたものをQRコードやRFIDを活用して読み取りだけで自動入力するようにしたり、便利であっても難しい操作、複雑な使い方になるようなものでなく、表向きには使いやすさを重視し、裏では便利な機能が動いているといった風に、したたかなシステムだと現場も受け入れやすい。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG