北陸最大級の機械工業見本市「MEX金沢2026」5/14-16、石川県産業展示館で開催「心躍るテクノロジー 未来がここから動き出す」

石川県鉄工機電協会は、2026年5月14日から16日までの3日間、石川県産業展示館で「MEX金沢2026(第62回機械工業見本市金沢)」を開催する。「心躍るテクノロジー 未来がここから動き出す」をテーマに、最新の工作機械や産業用ロボット、FA関連機器が一堂に会する。
MEX金沢は、北陸最大級の機械工業見本市として知られ、前回(2025年)は、279社・団体が出展し、3万3181名が来場。今回は機械金属電機業界の設備技術者や経営者を中心に4万人を目指している。
主な出展製品・技術は、工作機械、鍛圧機械、産業用ロボット、油圧・空圧機器、切削工具、精密測定機器、通信・情報処理機器など多岐にわたる。近年注目を集める3次元造形システムや環境保全機器、リサイクル装置なども含まれる。また、デジタル化の課題解決を促進する「デジタルマッチング」を併催するほか、「ビジネス創造フェアいしかわ2026」も同時開催される。
また会期中は、製造業の未来を占う多彩な主催者セミナーと、出展社による実務的なワークショップが予定されている。
主催者セミナーでは、脱炭素、ロボット加工、AI自動運転、生成AIといった最先端のテーマが並ぶ。SMCによる「圧縮空気の低圧化と省エネ戦略」や、金沢工業大学の森本教授による「ロボット加工機の開発」、さらに金沢大学発スタートアップのムービーズによる「AI自動運転ロボタク」の最前線など、製造現場の課題解決と地方創生の勝ち筋を提示する内容が目立つ。また、中村留精密工業による高度外国人材の活用や、ヤマザキマザックによるロボット自動化システム、匠技研工業による生成AIの製造業向け活用戦略など、実利的なプログラムが揃う。
出展社ワークショップは、加工改善からDX、GX(グリーントランスフォーメーション)まで20以上の講座が開かれる。住友電気工業の新製品紹介や、池田金属工業による「ねじのゆるみ対策」、ミツトヨのスマートビジョンシステム紹介などが予定されている。また、欧州の法規制に対応する産業用サイバーセキュリティや、自家消費型太陽光発電システムなど、経営課題に直結するテーマも多い。最終日には、金沢大学や金沢工業大学の有識者が登壇する「ヒューマノイド最前線」のパネルディスカッションも開催される。
また学生向けの特別企画として「いしかわUIターン促進モノづくり発信事業」を実施する。県内外に進学した大学生・大学院生・高専生(4年生以上)・短大生・専門学校生を対象に、各社の出展ブースで製品説明と企業PRを行い、将来的にUIターン就職を促す企画となっている。