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ピルツジャパン(横浜市港北区)は、新しい安全フィールドバスモジュールとして、小型安全コントロールシステム「PNOZmulti 2」の
販売を開始した。
PNOZmulti 2は、オープン通信システム「EtherCAT」と小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2のソフトウェアバージョン11・3以降でサポートする安全プロトコル「Safety-over-EtherCAT FSoE (Fail-Safe over EtherCAT)」を組み合わせることで、制御と安全関連情報を同時に通信できる。
しかも、ベースユニット「PNOZ m B1」を併用すると、必要に応じて、設備や機械でFSoEマスタ、FSoEスレーブとしてのみならず、EtherCATスレーブとしても使用可能。
また、コンフィグレーションはソフトウェアツール「PNOZmulti Confi gurator」で実行する。
さらに、最大4つのマスタ-マスタ接続と最大60のマスタ-スレーブ接続が可能で、PNOZmulti 2をFSoEマスタとして使用すると、安全関連ネットワークを 安全レーダセンサPSENradarと安全ドライブ技術PMC(両者共FSoE機能搭載)で簡単に実装可能になる。
こうした特徴により、「ワンケーブル・ソリューション」で、省配線とコスト削減を実現できる。