- 工場・設備投資
- 2023年7月19日
クラレ、米国オハイオ州で再生炭の生産設備を増設 PFAS水処理需要拡大に対応し約1億ドル投資
クラレは、米国子会社カルゴン・カーボン(Calgon Carbon Corporation)が、米国オハイオ州コロンバス工場において再生炭生産設備を増設することを決定した。投資金額は約1億ドルで、2028年第1四半期の稼働開始を予定している。今回の増設により年産1万2300トンの生産能力が追加されることとなる。
活性炭は表面に微細孔を持つ炭素材料で、近年は水や大気の浄化など環境関連用途で広く使用されている。特に米国では、米国環境保護庁(EPA)が2024年4月に飲料水中のPFAS(有機フッ素化合物)に対する法的拘束力のある最大許容濃度(MCL)を公布し、全米の水道事業体に2031年4月までの遵守を求めていることから、水質汚染物質除去のための活性炭需要が急速に拡大している。今回の増設により、米国の水道事業体におけるPFAS処理ニーズへの貢献を目指す。